
「痛い口内炎が治ったと思ったら、またすぐに新しいのができて食事が辛い…」
「陰部にも潰瘍ができ、誰にも相談できずに一人で悩んでいる…」
「皮膚に赤いしこり(結節性紅斑)ができたり、眼が充血したりと全身に症状が出る…」
「病院の薬(コルヒチンやステロイドなど)で抑えても、良くなったり悪くなったりを繰り返す…」
「再発するたびに薬が増えるのではないか、将来眼が見えなくなるのではないかと不安だ…」
全身の至る所に繰り返し炎症や潰瘍が生じ、良くなったり悪くなったり(寛解と再燃)を繰り返す指定難病「ベーチェット病」。
主に30〜50代の方に多く、日本では特に女性の発症率がやや高いとされています。
病院では、炎症を抑えるためのステロイドや免疫抑制剤、コルヒチンなどが処方されますが、「薬を飲んで一時的に治まっても、またすぐに再発してしまう」「長期的な薬の副作用が心配」という現実に直面し、終わりの見えない痛みの連鎖に孤独に悩まれている方が非常に多い領域です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、単に今ある炎症を上から押さえつけるのではなく、「なぜ体の中で何度も火事(炎症)が起きるのか」という根本的な『体にこもった過剰な熱(胃熱・血熱)』や『免疫バランスの乱れ』に着目し、体の内側から熱を冷まして血を養い、お薬に依存しすぎずとも再発しにくい体内環境を取り戻すための体づくりを漢方でサポートいたします。
ベーチェット病とは?西洋医学の限界と他疾患との違い
【太陽堂におけるベーチェット病の漢方サポートまとめ】
- 原因: 西洋医学では「遺伝素因と環境要因が合わさった自己免疫の異常」とされるが、漢方では根本原因を、体内にこもった過剰な熱「胃熱・肺熱・血熱(いねつ・はいねつ・けつねつ)」や、血液が不足して組織を修復できない「血虚(けっきょ)」と捉える。
- アプローチ: 体内にこもった不自然な熱(炎症の火種)を強力に冷まして免疫バランスを整え、不足した「血」を補う生薬を用いた煎じ薬で、根本的な体質改善を目指す。
- 目安期間: 症状の頻度や罹患期間によるが、早い方で1〜3ヶ月で「口内炎ができる頻度が減った」「潰瘍の治りが早くなった」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと、再発の波が穏やかになる状態を育てていくケースが多い。
ベーチェット病は、自己免疫の異常によって全身の血管に炎症が起こる病気です。
「口腔粘膜のアフタ性潰瘍(口内炎)」「外陰部潰瘍」「皮膚症状(結節性紅斑や毛嚢炎など)」「眼症状(ぶどう膜炎)」の4つが主症状として知られており、これらが同時期にあるいは時期をずらして現れます。
「他の膠原病」や「単なる口内炎」との違い
口内炎や関節痛、発疹を伴う疾患は他にもありますが、特徴やアプローチが異なります。
| 疾患名 | 主な症状と特徴 | ベーチェット病との違い・関係性 |
| ベーチェット病 | 繰り返す口内炎、陰部潰瘍、眼の炎症、皮膚のしこり。 | 症状が出たり消えたりを**繰り返す(再発性)**のが特徴です。(※このページで解説しています) |
| 全身性エリテマトーデス (SLE) | 蝶形紅斑(顔の赤い発疹)、関節痛、発熱。 | 口内炎ができることもありますが、陰部潰瘍は稀です。自己抗体が原因です。 ▶︎ [全身性エリテマトーデス(SLE)の漢方サポートへ](※内部リンク) |
| シェーグレン症候群 | 目や口の極度な「乾き」。 | 口内炎よりも「唾液や涙が出ないことによる乾燥と痛み」が主体です。 ▶︎ [シェーグレン症候群の漢方サポート詳細へ](※内部リンク) |
| 単純性口内炎・ ヘルペス | 疲れた時などに一時的に口内炎や水ぶくれができる。 | 数日で自然に治り、陰部や眼など全身に症状が広がることはありません。 |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
病院では、症状が軽い場合は「ステロイドの軟膏」や「うがい薬」、発作を予防するために「コルヒチン」というお薬が使われます。眼の症状や内臓の病変が重い場合は、全身性の「ステロイド薬」や「免疫抑制剤(シクロスポリンなど)」、さらに強力に炎症を抑える「生物学的製剤(インフリキシマブ/レミケードなど)」が導入されます。
これらは視力低下などを防ぐために非常に重要な治療です。しかし、「薬を減らすとまた口内炎ができてしまう」「長期間免疫を抑えることへの不安がある」というジレンマに直面し、自分自身の「免疫バランス」を根本から整えたいと漢方薬局へとご相談に来られる方が後を絶ちません。
【薬剤師コラム①】西洋薬の「鎮火」と漢方薬の「防火」
担当薬剤師:前原(調剤薬局での勤務経験あり)
「コルヒチンを飲んでいれば少しマシですが、一生飲み続けるしかないのでしょうか?」というご相談をよくお受けします。
病院のお薬(コルヒチンやステロイドなど)は、体内で燃え盛る火事(炎症)に直接水をかけて強力に「鎮火」するお薬です。これは、激しい痛みを和らげ、組織の破壊を防ぐために絶対に欠かせません。
しかし、東洋医学(漢方)の視点で見ると、西洋薬は「火を消す」ことはできても、「なぜ体に火種ができやすいのか」という体質(燃えやすい森の環境)そのものを変えることはできません。
漢方の役割は、西洋薬と並走しながら「体内にこもった過剰な熱を冷まし、血を補って『火事が起きにくい平和な体内環境(防火)』を作っておくこと」です。漢方でこの土台ができれば、医師の指導のもとでお薬を減らしていった際にも、再発(リバウンド)しにくい状態を目指すことができるのです。
太陽堂の漢方アプローチ|過剰な「熱」を冷まし、「血」を補う
現代医学でも原因ははっきりと分かっていませんが、「HLA-B51という遺伝による免疫バランス」が「環境要因(ストレスや感染症など)」と絡まることで発症すると考えられています。
東洋医学的な観点から、太陽堂ではベーチェット病の根本原因を、体内にこもり暴走する激しい熱「胃熱・肺熱・血熱(いねつ・はいねつ・けつねつ)」と、熱によって血液や栄養が枯渇した「血虚(けっきょ)」と捉え、お一人おひとりの症状に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 口内炎が何度もできる 皮膚に赤く痛むしこりがある | 上半身と胃腸の熱の暴走(胃熱・肺熱) ストレスや食生活の乱れから、胃腸や呼吸器に不自然な熱(火)がこもり、それが口内や皮膚に吹き出して炎症を起こしている状態。 | 【熱を強力に冷まし、炎症を鎮める漢方】 体内にこもった過剰な熱を冷まし(清熱解毒)、免疫の過剰反応を穏やかに鎮めて口内炎や発疹を防ぎます。 |
| 陰部に潰瘍ができて痛む 眼が充血する、イライラする | 血液にこもった激しい熱(血熱) 免疫の暴走が血液にまで及び、血液中に異常な熱(炎症の元)が発生し、それが下半身(陰部)や眼に集中している状態。 | 【血液の熱を冷まし、巡りを整える漢方】 血液中の過剰な熱をマイルドに冷まし(涼血)、体内に滞った老廃物を尿としてスッキリと排泄させます。 |
| 潰瘍の治りが遅い、跡が残る 疲れやすい、顔色が優れない | 組織を修復する栄養の不足(血虚) 長期間の炎症によって体を潤す栄養(血)が干上がり、粘膜や皮膚を正常に修復・再生することができなくなっている状態。 | 【血をたっぷりと補い、修復を助ける漢方】 熱を冷ますだけでなく、「血」を補う漢方薬を併用し、傷ついた粘膜や皮膚に栄養を届けて治癒力を高めます。 |
【薬剤師コラム②】再発を防ぐには「熱」のコントロールが鍵
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
ベーチェット病の患者様が最も苦しまれるのは、「良くなったと思ったら、また繰り返す」という再発への恐怖です。
東洋医学では、この再発のサイクルを「体に潜んだ『熱』が、ストレスや疲労をきっかけに再び燃え上がる現象」と考えます。分かりやすく言えば、胃熱や肺熱、血熱といった「血液や内臓の熱」です。この熱が体内にこもると、口内炎や潰瘍として表面に現れます。
太陽堂の漢方サポートでは、今ある炎症を抑えるだけでなく、「熱を生み出しやすい体質(ストレスの蓄積や胃腸の負担)をどう整えるか」を重視します。「漢方を飲んでから、口内炎ができてもすぐに治るようになった」「疲れにくくなり、再発の波が小さくなった」と実感されるのは、体内で火種(熱)をコントロールする力が育ってきた証拠なのです。
ベーチェット病のお悩みを和らげる漢方の症例
「いくつ病院に行っても再発する」「症状が辛くて気持ちも落ち込む」という方が、漢方を取り入れることで「炎症が落ち着き、穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。
症例(80代女性)|繰り返す口内炎と化膿、軽いうつ症状
数年前より身体の所々に症状が出ていたため、病院で診察を受けた所「ベーチェット病」との診断。病院の治療で様子を見ていましたが、症状が続いていたため、太陽堂にご相談に来られました。
症状は「口内炎」や「肋骨、足首の化膿や炎症」が気になるとのこと。長引く症状へのストレスから軽いうつを患っていたこともあり、より症状が辛く感じるとのことでした。
- お悩み: 繰り返す口内炎、足首などの化膿・炎症、精神的な落ち込み。
- サポート内容: 体内にこもった強い熱(胃熱・血熱)と、免疫バランスの乱れと見立て、①免疫を整える漢方薬、②炎症を抑える(熱を鎮める)漢方薬を出させて頂きました。
- 経過:
- 4ヶ月後: 炎症はまだあるものの、化膿する頻度が少なくなってきたとのこと。
- 10ヶ月後: 漢方服用当初に比べて、全身の炎症が明らかに少なくなってきたと実感されました。
- 2年後: 口内炎や化膿の症状がほぼ出なくなったとのこと。状態が安定しているため、漢方量を減らして様子をみていく段階に入りました。
悩まれていた症状に改善が見られてなによりです。この調子で鎮静状態(寛解)を維持していくと良いですね。
※効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。その他の症例は太陽堂の症例・漢方治療歴もご覧ください。
ベーチェット病・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
特にお問い合わせの多い内容を、担当薬剤師の前原がお答えいたします。
Q. 病院の治療(コルヒチンなど)を続けていますが、なかなか良くなりません。漢方薬で変化はありますか?
A. はい、病院の治療と併用しながら、漢方薬にて症状の穏やかな改善が見られている方は多くいらっしゃいます。西洋薬で過剰な炎症を抑えつつ、漢方薬で「体内に熱をこもらせない体質」を整えていくことで、再発の予防(波を小さくする)を目指せますよ。病院のお薬は自己判断で中止しないでください。
Q. 遺伝的なもの(HLA-B51など)と言われて原因がはっきりしませんが、それでも漢方で対処できますか?
A. はい、大丈夫です。東洋医学では、遺伝的な背景があっても、今現在お身体に起きている「熱の偏り」や「血の不足」という『結果(体質)』に着目してアプローチします。お身体の状態やヒアリングシートの内容から、お一人おひとりの症状に合いそうな漢方薬をしっかりと選定しますので、安心してください。
Q. 良くなっても漢方薬をやめることで、再発してしまいますか?
A. 体質改善も踏まえてじっくりと漢方薬を服用していくことで、中止後(あるいは減量後)も再発を防いで、穏やかな状態を維持されている方もいらっしゃいます。症状が落ち着いたからといって急にやめるのではなく、少しずつ量を減らしながら様子を見ていくのが理想的です。詳しくはご相談ください。
Q. 漢方薬のお値段はどのくらいですか?
A. ご希望される生薬や状態によって異なりますが、1週間あたり5000円前後が目安になっております。
その他にも疑問に思ったことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。



