
「眼圧は正常なのに緑内障と言われて、意味が分からず不安…」
「視野が狭まる前に対処していきたい…」
「少しずつ視野が欠けてきている気がする…」
「この先の見え方がどうなっていくのか心配…」
「点眼以外に決め手となる治療法が少ないと言われた…」
眼圧は正常範囲(10~21mmHg)に収まっているのに、目の奥の視神経が傷み、視野が少しずつ欠けていく——それが「正常眼圧緑内障」です。
日本では40歳以上の緑内障患者の約70%以上がこのタイプと言われ、非常に多くの方が「眼圧は正常なのになぜ?」という戸惑いや、見えない進行への不安を抱えながら生活されています。
決め手となる治療法が少ないと言われる病気ですが、新宿の漢方薬局「太陽堂」では、漢方の体質ケアを取り入れることで生活の質の維持に手応えを感じられている方が多くいらっしゃいます。
眼科での点眼治療と並走しながら、「眼圧が正常なのに、なぜ視神経が傷むのか」という根本的な『眼房水(水の巡り)の滞り』や『ストレス・気の滞り』に着目し、視神経を守れる丈夫な身体づくりを漢方で優しくサポートいたします。
正常眼圧緑内障とは?原因と西洋医学の対応
【太陽堂における正常眼圧緑内障の漢方サポートまとめ】
- 原因: 西洋医学では「視神経の脆弱性や血流障害などが関与する」とされるが、漢方では根本原因を「水毒(すいどく)」「気滞(きたい)」の乱れ——特に眼房水の流れの悪さや、ストレス、目の酷使による負担と捉える。
- アプローチ: 「水の流れを良くする漢方薬」を中心に、体質により「目の熱を取る漢方薬」「発散作用のある漢方薬」「自律神経を整える漢方薬」を用いたオーダーメイドの煎じ薬で、根本的な体質改善を目指す。
- 目安期間: 症状や進行度によるが、早い方で1〜3ヶ月で「眼の痛みや疲れ」「眼圧の数値」に変化を感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと「視野の欠けを進めない」ための穏やかな状態を育てていくケースが多い。
正常眼圧緑内障とは
眼圧は正常(10~21mmHg)でも、眼底の「視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)」に陥凹(へこみ)が生じ、「視神経線維」の数が減ってくる状態です。
40歳頃より発症の可能性が高まり、40歳以上の日本人の20人に1人が緑内障と言われています。そのうちの70%以上が「正常眼圧緑内障」であり、近年のOCT(光干渉断層計)などの検査機器の発達によって、早期に発見される方が増えています。
「眼圧上昇型緑内障」や「白内障」との違い
目の見え方に不安を覚える疾患は他にもありますが、その特徴とアプローチが異なります。
| 疾患名 | 眼圧の数値 | 主な症状と特徴(違い) |
| 正常眼圧緑内障 | 正常範囲内 (10〜21mmHg) | 視神経が傷み、少しずつ視野が欠ける。初期は無症状。(※このページで解説しています) |
| 眼圧上昇型緑内障 | 高い (21mmHg超) | 房水の排出が滞るなどして眼圧が上がり、視神経を圧迫する。 ▶ 緑内障(眼圧上昇型)の専門ページへ |
| 白内障 | 正常 | 目の中のレンズ(水晶体)が白く濁り、全体がかすんで見える。手術での回復が見込める。 |
太陽堂が考える正常眼圧緑内障の原因
西洋医学では「なぜ正常な眼圧でも視神経が傷むのか」の完全な原因は不明とされていますが、視神経自体の弱さや、目の奥の血流障害などが疑われています。
太陽堂が考える東洋医学的な原因としては、
- 眼房水(がんぼうすい)の流れの悪さ
- ストレス(自律神経の乱れ)
- 食生活の変化や冷えによる血行不良
- パソコン・スマホなど目を酷使する事
などが考えられます。
正常眼圧緑内障の症状
初期の状態では、片目の視野が少し欠けても、もう片方の目がカバーしたり脳が映像を補正したりするため、「ほとんどの方が無症状」で暮らしています。
緩やかに進行していくため、「見え方がおかしい」と感じて受診したときには、かなり進行している場合が多いのが特徴です。
進行していくと、視野の一部が欠けて見えにくくなり、さらに広がると生活に大きな支障が出ます。視神経は一度障害されると元には戻らないので、進行する前のケアが何より大事になってきます。
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
「眼圧が正常なのになぜ治療が必要なの?」と疑問に思う方も多いですが、西洋医学では「今のその正常な眼圧であっても、あなたの視神経にとっては負担になっている」と考えます。そのため、現在の眼圧からさらに20〜30%下げる(ターゲット眼圧)ことで、進行が遅くなることが分かっています。
病院での治療の柱は、プロスタグランジン関連薬(キサラタン、タプロスなど)やβ遮断薬といった「眼圧を下げる点眼薬」です。そして数ヶ月ごとの「視野検査」で、前回の結果と比べて視野の欠けが進んでいないかを確認していきます。
ただ、「眼圧は正常と言われたのに、眼圧を下げる目薬をさす」ことに戸惑いを感じたまま、点眼を続けている方が少なくありません。
【薬剤師コラム①】「眼圧は正常なのに、なぜ緑内障?」——鍵は水の巡り
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
「眼圧は正常ですと言われたのに、なぜ緑内障なんですか?」——店頭で一番多くいただくご質問です。
数値としての眼圧は正常でも、その方の視神経にとっては負担になっている——つまり「数値」と「その方の目の受け止める力(耐性)」は別もの、と私たちは考えています。
そして東洋医学の見立てでは、正常眼圧のタイプで特に大事なのが「眼房水=目の中の水の巡り」です。目の中の水の流れが滞り、ドロドロとして水はけが悪くなると、数値に表れない形で視神経に負担がかかり続けます。
だからこそ太陽堂では、正常眼圧緑内障の方には「水の流れを良くする漢方薬」を軸に、体質に合わせて熱や気の滞りのケアを重ねるご提案をしています。眼圧の数値だけでなく、目を取り巻く「流れ」から整えていきましょう。
太陽堂の漢方アプローチ|「水の巡り」を軸に、熱と気も整える
正常眼圧緑内障は「眼房水の流れの悪さ」や「ストレス」などが原因と考えられます。お一人おひとりの体質に合わせて、主に以下の3つのタイプからアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| むくみやすい 雨の日や低気圧で不調が出やすい | 水の巡りの滞り(眼房水・水毒) 目の中の水(眼房水)の流れが滞り、数値に表れない形で視神経に負担がかかっている状態。正常眼圧緑内障で最も基本となるタイプです。 | 【水の流れを良くする漢方】 身体全体の水はけを整え、目の中の水が滞りにくい環境を作ります。 |
| 目が熱っぽい・充血しやすい イライラしやすい | 気の滞り・目の熱ごもり(気滞・湿熱) 東洋医学的に言う「気の滞り」や「目に熱がこもっている」状態。こもった熱が目の負担になっています。 | 【目の熱を取る漢方・発散作用のある漢方】 こもった熱を冷まし、滞った気を発散させて目を軽くします。 |
| 眼圧が正常範囲内でも高め ストレスが多い | ストレスによる眼圧の押し上げ 正常値内におさまっているが「眼圧が18〜20など高めの方」は、ストレス(自律神経の過緊張)により眼圧が押し上げられている可能性もあります。 | 【自律神経を整える漢方】 自律神経を整える漢方薬を使い、ストレスを発散しやすい身体にしていきます。 |
この中の何種類かを併用して出す事が多いです。その方々の体質に合わせて、最適な漢方薬をお作り致します。
【薬剤師コラム②】無症状で進む病気だからこそ、「検査」と「維持」を味方に
担当薬剤師:林 泰太郎(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
目のご相談で、私がすべての患者さまに共通してお伝えしている鉄則があります。
「目は『良くする』ことよりも、『これ以上悪化させない』ことが何より大事」——正常眼圧緑内障は、初期はほとんど無症状で進む病気だからこそ、この考え方と「定期的な視野検査」が何よりの味方になります。
そして、不安をやわらげる大切なお話を一つ。「最近、前より見えにくくなっている気がする」という自覚と、緑内障の進行は、必ずしもイコールではありません。見えにくさの自覚には年齢による白内障や老眼、疲れ目などの変化も混ざるため、視野検査で「前回と変わっていない」のであれば、緑内障そのものは悪化していない可能性が高いのです。
視野検査や眼圧の結果用紙は捨てずに保管して、「前回との比較」をご自身でも追えるようにしておきましょう。ご相談の際にお持ちいただければ、漢方を組み立てる大切な手がかりにもなります。
この内容以外にも「太陽堂が考える眼科疾患」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。
正常眼圧緑内障の症例
症例 女性(昭和55年生)|眼圧が下がり、8ヶ月で服用終了
- 【ご相談時の状態】目が見えづらくなってきたため病院に行ったところ「正常眼圧緑内障」と診断。これ以上視野が狭くならないようにとご相談に来られました。右眼のみが「正常眼圧緑内障」となり、視野の欠損がおこってきているとのこと。眼圧はどちらも正常範囲ですが少し高めで「右16、左17」でした。
- 【太陽堂の提案】①水を巡らせる漢方薬、②目の熱を取る漢方薬、③発散作用のある漢方薬、④自律神経を整える煎じ薬の4種類を組み合わせて出させて頂きました。
- 【経過】
- 1ヶ月後: 飲み始めた次の日から調子が良く、ぐっすり眠れた感じがしているとのこと。また目に関しても眼痛が和らぎ、調子良くなっているとのことでした。
- 3ヶ月後: 先日病院に行って検査をしたところ「右15・左14」と眼圧が低下していたとのこと。眼圧の変化が見られ安心いたしました。
- 8ヶ月後: 眼圧も安定して調子が良いので、ご本人の希望により今回で服用を終了とさせて頂きました。体質改善のためにはもう少し漢方薬を飲んで頂きたかったですが、順調に落ち着いてきて安心いたしました。引き続き悪くなる事なく過ごせると何よりですね。
※効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 高眼圧症・緑内障)
どうぞ参考にされて下さい。
正常眼圧緑内障・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
眼科の点眼薬と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
はい、もちろん併用可能です。というより、点眼と定期検査を続けることが大前提です。
点眼薬が眼圧を下げて目を直接守り、漢方薬が「水の巡り・ストレス」といった身体の側を内側から整える役割分担で並走します。点眼を自己判断でやめたり減らしたりすることは、絶対にしないでください。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。
このまま視野が欠けていかないか怖いです。放っておくとどうなりますか?
緑内障は進行すると「視野狭窄」や「視野欠損」が広がり、日常生活に大きな支障が出る可能性のある病気です。
一度障害された視神経は元に戻りません。初期は無症状で進む病気だからこそ、「これ以上進行させない」ための早めのケア——点眼と定期検査の継続、そして身体の側の土台づくり——が何より大事になります。
漢方薬が目に効くイメージが持てないのですが…
漢方薬は症状を外から抑え込むのではなく、内側から治す土台を作っていくものになります。
特に「正常眼圧緑内障」は水の巡りやストレスが関与していることが多いため、体質から整えていくという事が大事です。実際の症例のように、眼の痛みやかすみ、眼圧の数値の変化として現れてくる方もいらっしゃいます。
漢方薬のお値段はどのくらいですか?
ご希望される生薬や状態によって異なりますが、1週間あたり5000円前後が目安になっております。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。





