「排卵障害」を漢方薬で改善して妊娠しやすい身体作りを。

 
中々子宝に恵まれなくて…
 
病院で治療をしているけど中々上手くいかない…
 
漢方薬で「排卵障害」を治す事で妊娠しやすい体質に。
 

排卵障害とは

排卵させるまでの過程に異常がおき「卵が育たない」、また育ってもうまく「排卵出来ていない状態」です。
 
「月経不順」「無月経」が問題となるだけではなく、定期的に生理がきても排卵が起こっていない「無排卵月経」という場合もあります。
 
不妊の原因の「約20%」が排卵障害と言われており、妊娠を希望される女性にとっては深刻な症状です。

「排卵」について

卵胞が破れて成熟した卵が卵巣から排出されることを「排卵」と呼び、子宮から上ってきた精子と「卵管の膨大部(らんかんぼうだいぶ)」という場所で出会う事で「受精」が起こります。
 
基本的な周期としては生理が来てから約14日目に「排卵」が起こりますが、排卵が起きないと精子が上ってきても精子と出会って受精することができません。
 
排卵が起こるしくみとしては「脳」から「卵巣」へとホルモンが伝達するしくみになっていて、
 
「脳視床下部」「脳下垂体前葉」「卵巣」「再び脳視床下部」
 
へと伝わります。
 

排卵が起こるまでの流れ

流れとしては、
 
GnRH:性腺刺激ホルモン放出ホルモン
FSH:卵胞刺激ホルモン
LH:黄体形成ホルモン
E2:エストロゲン(女性ホルモン)
P4:プロゲステロン(黄体ホルモン)
 
などのホルモンにより、体内で排卵がおこるまでの調節してくれています。
 
ざっと排卵までの流れを説明していきますね。
 
①「脳視床下部」から「GnRH」が出ます。(「GnRH」は卵巣を刺激するように指令を出すホルモンです。)
 
②「視床下部」から出てきた「GnRH」により「FSH」「LH」「脳下垂体前葉」から排出。

③血液を介して「FSH」「LH」が「卵巣」に届き、卵巣を直接刺激する事で生理周期をコントロール。

④また「FSH」「LH」により卵巣から「E2」「P4」が出る事で、卵子を育てて「排卵」・排卵した後に着床できるように「子宮」を整えていきます。
 
簡単でしたが「脳」から「卵巣」までのホルモンの動きや流れでした。
 

排卵障害の原因

主な原因としては、
 
・過度なダイエット
・抗プロラクチン血症
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
・甲状腺
・ストレス
・向精神薬の服用
 
などです。
 
上記の「排卵が起こるまでの流れ」と並行して説明していきますね。
 
まず①の「GnRH」が出てこなくなる原因として「ダイエット」があり、急激な体重の増減でホルモンバランスを崩してしまう事により「GnRH」が出てこなくなる原因の1つとなります。
 
次に②や③の「FSH」「LH」のバランスの乱れる原因が「視床下部や卵巣からのホルモン信号の乱れ」「高プロラクチン血症」です。
 
「ホルモン信号の乱れ」としては「ストレス」「向精神薬の服用」が原因になってきます。
 
④の「E2」「P4」のバランスの乱れの原因としては「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」「高プロラクチン血症」です。
 
その他にも「肥満」「食生活」などの普段の生活や体温調節などを行う「甲状腺」・性ホルモンを産生する「副腎皮質」なども「排卵」に関係してきます。

排卵障害の漢方薬

原因によって漢方薬は変わってきます。
 
まず①の場合は脳からの指令が出ていない為、「自律神経を調節する漢方薬」「血虚を改善する漢方薬」を使う事で改善が見られる事が多いです。(血虚とは簡単にいうと血不足の状態になり、ダイエットによる不足を補う事が重要です。)
 
「血虚」のお話をしましたが、血液の流れの悪さを「オ血」と言います。
 
「血虚」「オ血」などの漢方薬を体質により使い分けていく事で改善する事が多いですよ。
 
またその他の原因となる「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」「高プロラクチン血症」はこれらを改善する漢方薬を服用していく必要があります。
 
この2つに関しては別にしっかり説明を書かせて頂いていますので、ご参考にされて下さい。
 
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
 
高プロラクチン血症

 
症例・漢方治療歴に患者様の症例ものっています。 どうぞ参考にされて下さい。
患者さんの声 不妊症 

 

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「担当薬剤師」 前原 信太郎
 
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
 
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学と東洋学、双方の良いところを踏まえたサポートを心掛けています。

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