
「血液検査でいつも貧血を指摘される…」
「急に立ち上がると、クラクラして目の前が真っ暗になる…」
「しっかり寝ているはずなのに、常に体がだるくて重い…」
「病院の鉄剤を飲むと、胃がムカムカしたり便秘になったりして辛い…」
女性に非常に多い「貧血」のお悩み。毎月の生理があるため「仕方ない」と諦めていたり、病院で処方される鉄剤の副作用(胃腸障害など)で治療を挫折してしまったりする方が少なくありません。
人間の体において「血(けつ)」は、全身に酸素や栄養を運び、精神を安定させるための大切なエネルギー源です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、ただ外から鉄分を補うだけでなく、「食べたものからしっかりと血を作り出し、体内に保持できる力」を漢方で養います。根本的な体質改善で、めまいやだるさのない、エネルギッシュな毎日を取り戻しましょう。
貧血とは?主な5つの種類と原因
貧血とは、血液中の「赤血球」の数や、「ヘモグロビン(酸素を運ぶ役割)」の濃度が、何らかの原因で基準値より下がってしまった状態を指します。
一口に貧血と言っても、その原因によって大きく5つの種類に分類されます。
| 貧血の種類 | 特徴と主な原因 |
| 鉄欠乏性貧血 (てつけつぼうせい) | 貧血の中で最も多いタイプです。ヘモグロビンの材料となる「鉄分」が不足することで起こります。生理(月経過多)、子宮筋腫、食事の偏りなどが主な原因です。 |
| 腎性貧血 (じんせい) | 腎臓の機能が低下することで、血液を作るよう促すホルモン(エリスロポエチン)が不足して起こる貧血です。 |
| 再生不良性貧血 | 血液を作る工場である「骨髄」の機能が低下し、赤血球・白血球・血小板のすべてが減少してしまう難病指定の貧血です。 |
| 溶血性貧血 (ようけつせい) | 作られた赤血球が、本来の寿命を迎える前に体内で破壊されてしまう(溶血)ことによって起こる貧血です。 |
| 悪性貧血 (ビタミン欠乏性) | 胃の病気などでビタミンB12や葉酸が体内にうまく吸収されず、正常な赤血球を作れなくなることで起こる貧血です。 |
【薬剤師コラム①】女性に多い貧血。しかし「閉経後の女性」や「男性」は要注意!
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
貧血のご相談で圧倒的に多いのは、毎月の生理によって血液を失う女性の「鉄欠乏性貧血」です。特に子宮筋腫や子宮内膜症などがあり、経血量が多い(月経過多)方は、慢性的な貧血状態に陥りやすくなります。
しかし、注意が必要なのは「閉経後の女性」や「高齢の男性」に起こる貧血です。生理による出血がないにも関わらず貧血が進行している場合、胃潰瘍や腸のポリープ、あるいは「胃がん・大腸がん」など、体内の見えない場所(消化管など)で出血が起きている可能性があります。
「ただのだるさだろう」と自己判断せず、健康診断で貧血を指摘された場合は、必ず一度病院で詳しい検査を受けるようにしてください。
貧血が引き起こす辛い症状のサイン
貧血は、初期段階では無症状のことがほとんどです。しかし、血液の不足が進行して体が「酸欠状態」になると、全身に以下のようなSOSサインが現れます。
- 見た目の変化: 顔色が青白い、唇や目の粘膜(あっかんべーをした時の裏側)が白い、爪が割れやすい・反り返る。
- 全身の不調: 強い倦怠感(だるさ)、疲れやすい、眠気、手足の冷え。
- 頭や感覚の不調: 立ちくらみ、めまい、頭痛、耳鳴り、視力低下。
- 心肺機能の不調: 少し動いただけで息切れがする、動悸(胸がドキドキする)。
- 精神的な不調: イライラしやすい、不安感、集中力の低下。
ひどい場合には、脳への酸素不足から「失神」を起こしたり、体をうまく動かせなくなったりすることもあります。
太陽堂の漢方アプローチ|「血」を作り、巡らせる体へ
東洋医学(漢方)では、貧血の原因を単なる「鉄不足」とは考えず、胃腸の働きや生命力の低下など、体全体のバランスの崩れとして捉えます。
主に以下の3つのタイプ(血虚・気虚・腎虚)を見極め、漢方を組み合わせることで根本改善を目指します。
| 体の中で起きていること | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ |
| 血そのものが足りていない (顔色が白い、めまい、乾燥) | 血虚(けっきょ) ※血液・栄養の不足 | 血液の材料をたっぷりと補い、全身に栄養を届ける「補血薬(ほけつやく)」を中心に用います。 |
| 胃腸が弱く、血を作れない (食欲不振、疲れやすい、胃弱) | 気虚(ききょ) ※エネルギー・胃腸機能の低下 | 胃腸の働きを活発にし、食べたものからしっかり血液を作り出す力を高める「補気薬(ほきやく)」を併用します。 |
| 加齢により造血機能が低下 (足腰の冷え、白髪、頻尿) | 腎虚(じんきょ) ※生命力・老化による低下 | 血液を作る根本的な力(骨髄の働き)を底上げするため、生命力を補う「補腎薬(ほじんやく)」を用います。 |
※精神的な不安やイライラが強い方には、「気持ちを落ち着かせる漢方薬(安神薬)」を併せて選別し、心身両面からサポートします。
【薬剤師コラム②】「病院の鉄剤で胃が痛くなる…」という方へ
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
「病院で鉄剤を出されたけれど、飲むと胃がムカムカして吐き気がする」「ひどい便秘になってしまって続けられない」というお悩みを、本当によく伺います。
実は、鉄剤を受け付けない体質の方は、「胃腸が弱っている状態」の傾向にあります。胃腸の働きが弱っているところに、消化の重い鉄剤を入れるため、体が拒否反応を起こしてしまうのです。
漢方では、まず「胃腸を元気にする(気を補う)」ことから始めます。胃腸が元気になれば、毎日の食事から自然と鉄分や栄養を吸収できるようになり、自分の力で血を作り出せる「自給自足の体」へと変わっていきます。
鉄剤が合わなくて困っている方は、ぜひ漢方の力に頼ってみてくださいね。
貧血・めまいの漢方改善症例(患者さんの声)
長期間の貧血状態が続くと、脳も体も「不調な状態」に慣れてしまい、それが当たり前だと錯覚してしまいます。漢方でしっかりと血を補い、元気な毎日を取り戻された患者さんの改善例をご紹介します。
症例① 49歳女性|7〜8年来の鉄欠乏性貧血と、慢性的なダルさが改善
7〜8年前から血液検査で「鉄欠乏性貧血」を指摘され、病院の鉄剤で様子を見ていましたが、漢方で根本から改善したいと太陽堂にご相談に来られました。
- 症状: 常に身体がダルく、フワフワしためまい(ふわつき)、頭痛・頭重感、足の痛み、疲れやすさ、生理の乱れ。
- 漢方薬: ①血虚を改善する煎じ薬(血を補う)、②血流を整える煎じ薬、③活力を補う煎じ薬(胃腸・気を元気にする)の3種類を出させて頂きました。
- 経過: 1ヶ月後: 身体のダルさやふわつきが軽くなってきました。
- 3ヶ月後: 足の痛みもなくなり、身体全体が楽になってきたとのこと。
- 1年8ヶ月後: 病院の血液検査で「貧血なし」との結果に! 調子良く過ごせています。
- 結果: リモートワークによる肩こり等にはストレッチを交えつつ、体調が良い状態が定着したため徐々に漢方薬を減薬。服用開始から3年4ヶ月経過した現在も、最低限の維持量で大きな乱れなく、元気に過ごされています。
症例② 35歳女性|将来の妊娠に向けた体質改善。めまいと冷えが3ヶ月で消失
5年ほど前から貧血を指摘され、運動や食事療法を試すも改善せず、めまいなどの自覚症状も強くなってきました。「ゆくゆくは妊娠も考えているため、漢方で体質改善をしたい」とのご相談でした。
- 症状: めまい、立ちくらみ、全身の強い冷え、疲れやすさ、生理不順。
- 漢方薬: 上記の患者様と同様に、①血虚を改善する煎じ薬、②血流を整える煎じ薬、③活力を補う煎じ薬の3種類を、ご本人の体質に合わせて調合しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 身体がポカポカと温かくなり、疲れやすさが消失。めまいや立ちくらみもなくなり、とても楽に過ごせているとのこと。
- 2ヶ月後: 気になっていた生理の状態も良くなってきました。
- 結果: 服用開始から3ヶ月で、身体の不調がほぼなくなり体調が万全になったため、漢方薬を一旦終了(卒業)となりました。 将来の妊娠に向けた「温かく血の巡る体づくり」が短期間でしっかりとでき、大変喜ばれていました。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 貧血)
どうぞ参考にされて下さい。
貧血・漢方治療についてのよくある質問(Q&A)
病院の鉄剤と漢方薬は一緒に飲んでも大丈夫ですか?
はい、基本的には併用可能です。
鉄剤で即効的に数値を改善させつつ、漢方薬で「胃腸の働きを整えて鉄剤の副作用(胃もたれ等)を和らげる」「自分の力で血を作れるようにする」というアプローチを並行して行うのは非常に効果的です。
子宮筋腫による月経過多で貧血になっています。貧血の漢方だけで良くなりますか?
出血量が多い原因が「子宮筋腫」や「子宮内膜症」にある場合、貧血を補う漢方(補血薬)だけでは穴の空いたバケツに水を入れている状態になってしまいます。
その場合は、原因となっている疾患(瘀血:血の滞り)を改善する漢方薬をしっかりと併用していく必要があります。
漢方薬を飲み始めて、どれくらいでだるさやめまいが良くなりますか?
早い方であれば服用から3ヶ月程度で「朝起きるのが楽になった」「立ちくらみが減った」といった体調の変化を感じられます。
血液の細胞が完全に入れ替わるまでには約120日(約4ヶ月)かかると言われているため、じっくりと体質改善に取り組むことをお勧めします。
漢方薬のお値段はどのくらいですか?
ご希望される生薬や症状によって異なりますが、目安として1週間あたり5,000円前後(1ヶ月で約20,000円程度)となっております。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。





