「習慣性流産」・「不育症」は漢方薬で改善可能です。

 
妊娠はするけど流産を繰り返してしまう…
 
次もまた流産してしまわないか不安…
 
不育症と言われてしまった…
 
「習慣性流産」「不育症」は予防する事が出来ます。
 
ぜひ一度ご相談下さい。
 

流産について

「妊娠22週以内」に妊娠が終わってしまう事を「流産」と呼び、流産する方の約80%が「妊娠12週以内」に起きています。
 
流産は珍しいものではなく「妊娠した方の15%」は流産になると言われ「約7人に1人」は流産をしてしまう可能性があるのです。
 
年齢により確率が変わり「30歳前までが10~15%」「30代後半以降は20~40%」まで高くなると言われています。
 
流産の種類としては、
 
・切迫流産
・進行流産
・完全流産
・不全流産
・化学流産
 
などがあります。
 

習慣性流産・不育症とは

流産が3回以上連続して起きることが「習慣性流産」です。
 
また自然流産が2回連続して起きることを「反復流産」と呼び、反復流産が起きると次に流産する確率は「23%」だと言われています。(「習慣性流産」までいくと次の流産の可能性は「32%」まで上がってしまいます。)
 
「習慣性流産」「反復流産」の総称が「不育症」です。
 

習慣性流産・不育症の原因

原因としては
 
・染色体異常
・子宮形態異常
・黄体機能不全
・内分泌異常
・低体温症
抗リン脂質抗体症候群などの自己免疫疾患
・ストレス
 
などになります。
 
特に問題となるのは「自己免疫疾患」になり、通常は攻撃対象にならない自分自身の組織を異物と判断して攻撃してしまう疾患です。
 
そのため妊娠したときに「胎児を異物と認識してしまい」攻撃する可能性があります。
 
同じように自分自身の組織を異物として認識して「自己抗体」を血液中に作りだすのが「抗リン脂質抗体症候群」です。
 
「抗リン脂質抗体症候群」は胎盤にある血管のなかで「血栓が出来る事」で血管を詰まらせ胎児への酸素が運ばれなくなり流産に繋がります。
 
その為病院では「バイアスピリン」「バファリン」などの抗血栓薬を出される事が多いです。
 
また「ストレス」は緊張した時の神経の交感神経に作用する事で
 
・ホルモンの分泌
・免疫組織
・血管を収縮して血流の悪化
 
などに繋がります。
 
どの病気もそうですが「ストレス」は要注意ですね…
 

習慣性流産・不育症の漢方薬

症状や状況が大事になり、
 
・妊娠後何週目で流産したか
・胎児がしっかり成長しているか
・下腹部痛が強いかどうか
 
などが重要になってきます。

なぜ妊娠後何週目で流産したかが重要なのか

妊娠後早期での流産は「子宮の筋肉の収縮が強い」事で起こる事が多いです。
 
元々筋肉が少ない方が多く胎児を守ろうと筋収縮をして流産に繋がる為、「筋肉を緩める漢方薬」を使います。
 
下腹部痛が強い方に関しても同じく筋収縮が起きている為、「筋肉を緩める漢方薬」を使う事が多いです。
 
逆に時間が経ってからの流産は「抗リン脂質抗体症候群などの自己免疫疾患」が原因の事が多く、胎児が大きくなる事で自分自身の身体が「異物として捉え」てしまいます。
 
自己免疫が働いた時は「清熱作用のある漢方薬」を使い、異常に働いた免疫反応を抑える事で流産を防止する事が多いです。

胎児の成長が遅い場合は

「低体温症」が原因で胎児の成長が遅くなる場合があります。
 
血流が悪い方に「低体温症」の方が多く、血流が悪い事で胎児に上手く栄養が運ばれません。
 
その場合は「血流を良くする(体温を高くする)漢方薬」を使い胎児の成長を助けてあげます。
 

もしも出血してしまったら…

妊娠確定後、出血してしまったら流産の確率は非常に高くなってしまいます。
 
特に赤い出血は注意が必要で「出血を抑える漢方薬」を頓服で使い出血を止める事で、流産の確率はグッと減る場合が多いです。
 

流産(習慣性流産・不育症)の症例

症例(昭和52年生 女性) 当時 30歳後半

1人目のお子さんを出産後、2人目をご希望になりご相談に来られました。
妊娠はするが流産してしまうという状態が続き、病院で「不育症」と診断。
 
1人目の時に帝王切開をしたが毎回切った場所に着床して出血、流産までつながってしまうとの事。
ご相談に来られた時は7回目の流産後でした。
 
漢方の種類としては、
 
①ホルモンを整えてくれる煎じ薬。
②流産防止の煎じ薬。
 
の2種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から6ヶ月、体外受精にて妊娠を確認。
出血がある為に「出血を止める漢方薬」「流産防止の漢方薬」に切り替えさせて頂きました。
 
漢方服用開始から9ヵ月、出血をする事はあるが前みたいに大量に出血する事はないとの事。
今の所、胎児は順調に成長しているとおっしゃって頂けました。
 
漢方服用開始から1年6ヵ月、無事に出産しましたとご連絡を頂きました。
ある程度の期間で出血も落ち着いたので漢方薬を休止、出産をして落ち着いた頃にご連絡を頂けました。
母子ともにお元気との事で安心致しました。
 
7回流産との事で「習慣性流産」があり、慎重な漢方薬服用が必要な方になります。
無事に出産でしたのでこちらも一安心です。
このまま元気に育ってくれると何よりですね。

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「担当薬剤師」 前原 信太郎
 
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
 
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学と東洋学、双方の良いところを踏まえたサポートを心掛けています。

お客様から「ツライ生理痛が改善されたよ」「無事に赤ちゃんに会えました」というお言葉をいただくことが、毎日の励みになっています。

二人三脚でお悩みを解決できればと思います。
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