真珠腫性中耳炎は漢方薬で改善します。
悪臭を伴った耳垂れが出る…
耳の聞こえが悪い…
耳鳴りがするようになってきた…
悪化すると顔面神経麻痺や味覚障害にも繋がる
「真珠腫性中耳炎」
は漢方薬で改善します。
真珠腫性中耳炎の漢方薬
太陽堂では真珠腫性中耳炎を
・鼻のトラブル(アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎)
・アデノイド肥大や扁桃腺炎
・免疫の低下
これらの原因による「炎症」や「細菌感染」と考えております。
そのため「炎症を鎮める漢方薬」や「菌を除去する漢方薬」を使っていくのがメインになりますが、
鼻のトラブルが考えられる場合は「鼻症状を改善する漢方薬」を。
アデノイド肥大や扁桃腺炎が見られる場合は「扁桃腺の炎症や腫れを鎮める漢方薬」を。
免疫の低下が関係する場合は「免疫を上げる漢方薬」を合わせて使っていきます。
太陽堂では耳の症状だけではなく、その方の全体に潜んだ不調を見ながら漢方を組んでいく事で、症状の進行や悪化防止に努めています。
病院では薬物治療で、抗生物質や消炎剤などが使われますが、対症療法となることが一般的です。
原則は「鼓室形成術」という外科的治療が主流ですが、再発する方もいらっしゃいます。
漢方薬でも重症化になる前であれば改善率が高まりますので、詳しくはご相談ください。
真珠腫性中耳炎とは
主に「鼓膜」の一部である上皮組織や耳垢が「中耳腔(ちゅうじくう):」へ入り込んで溜まっていき、「真珠腫」(真珠のような丸い塊)が形成される病気です。
この「真珠腫」が周囲の骨を破壊して「難聴」や「めまい」など様々な疾患を引き起こします。
年齢に関係なく発症しますが、扁桃腺炎やアレルギー性鼻炎などの呼吸器疾患にかかりやすいお子様の発症も見られます。
真珠腫性中耳炎の症状
主な症状としては、
・難聴
・めまい
・顔面神経麻痺
・髄膜炎
・耳漏(耳垂れ)
などです。
放置すると悪臭を伴う耳垂れが発生し、さらに感染が生じると「顔面神経麻痺」や「髄膜炎」を起こし、より強い症状になってしまいます。
難治性や重症化しやすい中耳炎として「好酸球性中耳炎」についてもご紹介しておりますので、ご覧になってみて下さい。
真珠腫性中耳炎の症例
症例①(平成5年生 女性 服用開始時 20代前半)
1年ほど前に「耳漏(耳垂れ)」が気になり、病院に行った所「真珠腫性中耳炎」と診断。
他の症状も気になるようになってきた為、ご相談に来られました。
症状としては「耳漏(耳垂れ)」・「耳の痛み」・「難聴」が気になるとの事。
最近は「耳鳴り」もするようになってきたとの事でした。
漢方の種類は、
①炎症を改善する漢方薬
②免疫を上げる漢方薬
③菌を除去する漢方薬
の3種類を組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から1ヶ月、耳濡が少なくなり耳の痛みも減ってきているとの事。
少しずつ改善が見られているとの事でした。
漢方服用開始から3ヶ月、耳濡はほとんどなくなっているとの事。
耳の聞こえも少しずつ良くなっているとの事でした。
漢方服用開始から6ヶ月、耳濡・耳鳴りなく順調に改善が見られているとの事。
耳の聞こえも大分良くなり体調も良いとの事でした。
漢方服用開始から9ヶ月、調子が良いので漢方終了とさせて頂きました。
耳漏・耳の痛みなく、耳鳴りもなく調子が良いとの事。
順調に改善が見られ安心いたしました。
引き続きこの調子で悪化することなく過ごせると何よりですね。
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします
Q.何度も再発を繰り返しています、漢方薬で良くなりますか?
A.そのような方でも漢方薬で良くなる方はいらっしゃいますよ。
体質も踏まえて漢方薬をお組みしていきますね。
Q.耳垂れ(耳漏)の症状の他に副鼻腔炎があります、合わせて見てもらえるのでしょうか?
A.太陽堂ではどちらも合わせて見ていくことで、それぞれの漢方薬をご提案いたします。
詳しくはお問い合わせください。
Q.病院のお薬との併用は可能ですか?
A.基本的には時間をずらして服用して頂ければ問題ありません。
Q.漢方薬のお値段はどのくらいですか?
A.その方の症状や使われる漢方によって異なりますが、1週間あたり5000円前後からが目安となっております。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
「担当薬剤師」 前原 信太郎
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。