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好酸球性中耳炎を漢方で|繰り返すドロドロの耳だれ・難聴に

2026 5/26
耳鼻咽喉疾患
2026年5月1日2026年5月26日
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「耳からニカワのようなドロッとした黄色い液(耳だれ)が出て、いつまでも止まらない…」
「耳が詰まった感じ(閉塞感)や難聴があり、ステロイドの点耳薬が手放せない…」
「鼓膜にチューブを入れる手術をしたが、すぐに詰まってしまい再発を繰り返している…」
「耳の不調だけでなく、喘息(ぜんそく)や副鼻腔炎の症状も持っている…」

中耳(鼓膜の奥)に「好酸球(こうさんきゅう)」という白血球の一種が異常に集まり、粘り気の強い液体が溜まってしまう「好酸球性中耳炎」。

40代以降に発症することが多く、一般的な中耳炎のお薬が効きにくいため「難治性」と言われています。何度も再発を繰り返し、不安を抱えながら生活されている方が非常に多いお悩みです。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、ステロイド剤で一時的に炎症を抑え込むだけでなく、「なぜ耳や鼻の奥でアレルギー反応が暴走しているのか」という根本的な『呼吸器の弱さ』と『免疫の乱れ』に着目し、耳だれや耳の詰まりを繰り返しにくい穏やかな体づくりを漢方でサポートいたします。

目次

好酸球性中耳炎とは?西洋医学的な原因と他の中耳炎との違い

好酸球は、本来は寄生虫などから体を守る免疫細胞ですが、何らかの理由で過剰に反応すると、強いアレルギー性の炎症を引き起こします。これが中耳で起こるのが好酸球性中耳炎です。

【特徴的な症状と合併症】

最大の特徴は、「気管支喘息」や「好酸球性副鼻腔炎(鼻茸・ポリープができる鼻炎)」を合併している方が非常に多いことです。耳・鼻・気管支のすべてで、好酸球が暴走している状態と言えます。

他の中耳炎・耳疾患との違い

耳が詰まる、耳だれが出る疾患は他にもありますが、それぞれ特徴や原因が異なります。

疾患名耳だれ・分泌物の特徴合併しやすい疾患・違い
好酸球性中耳炎ニカワ状(非常に粘り気が強い)、ドロドロの黄色い液。気管支喘息、好酸球性副鼻腔炎。
※ステロイド以外のお薬が効きにくい。
一般的な滲出性中耳炎サラサラとした水のような液、または薄い粘液。お子様に多く、鼻風邪などが原因で起こります。喘息の合併は通常ありません。
真珠腫性中耳炎「悪臭」を伴う耳だれ。鼓膜に耳垢が溜まって塊ができる病気です。骨を破壊するため手術が必要です。
▶︎ [真珠腫性中耳炎の漢方詳細へ]

※もし「耳だれ」はなく、景色が回るような激しい「めまい」や耳鳴りが主訴の場合は、別の疾患(メニエール病など)の可能性があります。詳しくは [めまいの漢方] のページをご参照ください。

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

一般的な中耳炎で使われる抗生物質はほとんど効きません。そのため、炎症を強力に抑える「ステロイド剤(点耳薬や内服薬)」や抗アレルギー薬が治療の主体となります。また、耳に溜まったドロドロの液を抜くために「鼓膜切開」や「鼓膜換気チューブ留置術」が行われます。痛みを伴う場合は「ロキソニン」などの鎮痛剤が出されることもあります。

【薬剤師コラム①】ステロイドやチューブでも「再発」してしまう理由

担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)

「鼓膜にチューブを入れたのに、液がドロドロすぎてすぐにチューブが詰まってしまい、何度もやり直しています」というご相談をよくお受けします。

ステロイド剤は免疫の暴走を止めるために有効な手段ですが、長期使用による副作用が心配で減量すると、すぐに耳だれが再発してしまう方が少なくありません。

また、チューブ留置は「溜まった液を物理的に抜く」処置ですが、そもそも「なぜドロドロの液が作られ続けているのか」という体質(免疫の異常な過敏性)が変わっていなければ、イタチごっこになってしまいます。漢方は、この「液を作り出してしまう体内の乱れ」を内側から整え、お薬を減らしても再発しにくい環境を作ることを得意としています。

太陽堂の漢方アプローチ|「呼吸器(肺)」と「水はけ」を整える

東洋医学(漢方)では、ドロドロとした強い粘り気のある耳だれを、体内に溜まった過剰な熱と老廃物「湿熱(しつねつ)・痰濁(たんだく)」と捉え、その根底には呼吸器系(肺や鼻)を司るバリア機能の弱さがあると考えます。

お悩みのタイプ漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
ドロドロの耳だれが続く
耳の奥が炎症を起こしている
熱とドロドロの停滞(湿熱・痰濁)
過剰なアレルギー反応により、耳の奥に熱がこもり、粘り気の強い老廃物がこびりついている状態。
【熱を冷まし、老廃物を流す漢方】
局所にこもったアレルギー性の熱をマイルドに冷まし、ドロドロの液体の排出を促して耳の通りを整えます。
喘息や鼻詰まりを併発している
季節の変わり目に悪化する
呼吸器・バリア機能の低下(肺気虚)
東洋医学でいう「肺(呼吸器全体)」の機能が弱く、アレルゲンなどの刺激に対して過敏に反応してしまう状態。
【肺を潤し、バリア機能を助ける漢方】
肺や気管支、鼻の粘膜の働きを助け、外部からの刺激に負けない「免疫の土台づくり」をサポートします。
耳が詰まって聞こえにくい
慢性化して治らない
血と水の巡りの悪化(瘀血・水滞)
長引く炎症によって耳の周辺の血流やリンパ液の流れが滞り、組織の修復が追いついていない状態。
【血と水の巡りを促す漢方】
滞った「血」と「水」をスムーズに流し、耳の奥まで新鮮な栄養を届けることで、慢性的な閉塞感(詰まり)を和らげます。

【薬剤師コラム②】耳・鼻・肺は「一つのシステム」です

担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)

好酸球性中耳炎の方が「喘息」や「副鼻腔炎」を併発しやすいのには理由があります。東洋医学には「肺は鼻に開竅(かいきょう)する」という言葉があり、呼吸器(肺・気管支)と鼻、そして鼻と繋がっている耳は、すべて一つのシステムとして連動していると考えます。

つまり、耳だけにアプローチしても、鼻や気管支でくすぶっている「好酸球の暴走(アレルギーの火種)」が残っていれば、簡単に耳へと燃え広がってしまうのです。太陽堂では、耳の症状だけを見るのではなく、鼻詰まりや咳、息苦しさがないか等、全身の状態を丁寧にお伺いし、「呼吸器全体」を健やかに保つための漢方をご提案しています。

好酸球性中耳炎・漢方についてのよくある質問(Q&A)

手術をしても何度も再発を繰り返しています。漢方薬で良くなりますか?

はい、漢方での体質づくりで良い方向へ向かわれる方は多くいらっしゃいます。

手術で耳の液を抜いても、「ドロドロの液を作り出してしまう体質(免疫の過敏性)」が変わっていなければ再発してしまいます。漢方でこの根っこの部分を見直すことで、再発を防ぐお手伝いをいたします。

耳だれ(耳漏)の他に、喘息や鼻茸(ポリープ)もあります。合わせて見てもらえるのでしょうか?

もちろんです。

好酸球性中耳炎は、喘息や好酸球性副鼻腔炎と根っこが同じアレルギー性のトラブルです。

太陽堂では「耳・鼻・肺は繋がっている」という考えのもと、全身の免疫バランスをトータルでケアできる漢方薬をご提案いたします。

病院のお薬(ステロイド剤など)との併用は可能ですか?

はい、基本的には併用可能です。

病院のお薬で激しい炎症をコントロールしつつ、漢方薬で「お薬を減らしても再発しにくい体づくり」を並行して行うのは非常に効率的です。飲む時間をずらしていただくなど、適切な飲み方をご案内いたします。

漢方薬のお値段はどのくらいですか?

その方の症状の重さや、合併している疾患の状況によって異なりますが、目安として1週間あたり5,000円前後(1ヶ月で約20,000円程度)からとなっております。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

真珠腫性中耳炎
気管支喘息
めまい・メニエール病
好酸球性副鼻腔炎

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 石川 満理奈

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

より患者さんの体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ入りました。

少しでもお力添えできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

耳鼻咽喉疾患
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