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メニエール病を漢方で|繰り返すめまい・耳鳴り・難聴の不安に

2026 5/15
耳鼻咽喉疾患
2026年5月1日2026年5月15日
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  3. メニエール病を漢方で|繰り返すめまい・耳鳴り・難聴の不安に

「メニエール病と診断されてお薬を飲んでいるが、めまいがなかなか良くならない…」
「またいつ景色がぐるぐる回る発作が起きるかと思うと、不安で外出できない…」
「めまいだけでなく、耳鳴りや耳が詰まった感じ(難聴)が続いて辛い…」
「頭痛も伴うためロキソニンをよく飲むが、めまい自体はスッキリしない…」

突然、立っていられないほどの激しい回転性のめまいに襲われ、同時に耳鳴りや難聴を伴う「メニエール病」。発作への恐怖から常に不安を抱えて生活し、日常生活に大きな支障をきたしてしまう方が多くいらっしゃいます。年間10万人に15〜20人ほどが発症すると言われています。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、めまい止めなどで一時的に症状を抑えるだけでなく、「なぜ耳の奥に水が溜まり、再発を繰り返してしまうのか」という根本的な『水(水分)』の巡りや自律神経の乱れに着目し、発作に怯えない穏やかな日常を取り戻すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。


目次

メニエール病とは?西洋医学的な原因と治療

メニエール病は、耳の奥にある「内耳(ないじ)」にリンパ液が過剰に溜まって水ぶくれ状態になる「内リンパ水腫(ないりんぱすいしゅ)」が原因で起こります。この水ぶくれが、バランスを感じる器官(前庭や三半規管)や音を感じる器官(蝸牛:かぎゅう)を圧迫することで、様々な症状を引き起こします。

メニエール病の主な症状詳細
めまい(眩暈)景色がぐるぐる回る「回転性のめまい」が特徴です。30分から数時間続くことが多く、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。
耳の症状(蝸牛症状)めまいの発作と前後して、「耳鳴り」「低音の難聴(低い音が聞こえにくい)」「耳が詰まった感じ(耳閉感)」が現れます。
その他の症状激しいめまいによる自律神経の乱れから、立ちくらみ、頭痛、フワフワとした浮遊感を伴うこともあります。

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

病院(耳鼻咽喉科)では、内耳に溜まった水を抜くための浸透圧利尿薬(イソバイドシロップなど)や、めまいを抑える抗めまい薬(メリスロンなど)、血流改善薬が処方されます。また、頭痛を伴う場合には「ロキソニン」などの鎮痛剤が使われることもありますが、これらは痛みを抑えるだけであり、耳の奥の水ぶくれ(根本原因)を解決するものではありません。


【薬剤師コラム①】良かれと思った「水分補給」が裏目に?

担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)

「健康のために、毎日お水をたくさん飲むようにしています」という方は多いのですが、メニエール病の方にはこれが逆効果になるケースがあります。

漢方の世界には、体内の水分がうまく巡らずに停滞して悪影響を及ぼす「水滞(すいたい・水毒)」という考え方があります。

肉体労働で汗をかく方なら問題ありませんが、一日中クーラーの効いた室内でデスクワークをしている方が過剰に水分を摂取すると、汗や尿として排泄しきれず、体内に水が溜まってしまいます。

これが耳の奥に溜まると「内リンパ水腫」を引き起こしやすくなるのです。漢方では、この「余分な水」をスムーズに外へ出すお手伝いをいたします。


太陽堂の漢方アプローチ|「水はけ」と「自律神経」を整える

太陽堂では、メニエール病の原因を「内耳の水滞(水はけの悪さ)」と、それを引き起こす「自律神経の乱れ(ストレス)」にあると考え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。

お悩みのタイプ漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
ぐるぐる回るめまい
耳が詰まって聞こえにくい
水の停滞(水毒・水滞)
内耳に余分な水分が停滞し、水ぶくれ(内リンパ水腫)を起こして神経を圧迫している状態。
【水はけを良くし、巡りを整える漢方】
体内の水分代謝を上げ、耳の奥に溜まった余分な「水(リンパ液)」を排泄させることで、めまいや耳の詰まりを和らげます。
ストレスや疲労で発作が起きる
いつ起きるか不安でたまらない
自律神経の乱れ(気滞:きたい)
過労や精神的ストレスにより自律神経が緊張し、血流や水分の代謝機能が低下している状態。
【気を巡らせ、自律神経を整える漢方】
高ぶった神経を穏やかに鎮め、ストレスによる体のこわばりを解きほぐすことで、発作を引き起こしにくい土台を作ります。
立ちくらみ・フワフワ感がある
車酔いしやすい
血と水分のバランスの崩れ
激しい発作の後や、元々胃腸が弱く、脳への血流や水分調整がうまくいっていない状態。
【胃腸を整え、血流を促す漢方】
胃腸の働きを助けて栄養の吸収を良くし、首から上の血流を改善して、フワフワとした浮遊感をマイルドに鎮めます。

【薬剤師コラム②】一番の原因は「ストレス」にあり

担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)

メニエール病の発症や再発の引き金として最も多いのが、精神的な「ストレス」や「過労・睡眠不足」です。

人間は強いストレスを感じると、自律神経(交感神経)が優位になって血管が収縮し、耳の奥の血流が極端に悪くなります。その結果、リンパ液の吸収が滞り、水ぶくれを起こしてしまうのです。

つまり、お薬で一時的に水を抜いても、ストレスで自律神経が乱れたままだと、またすぐに水が溜まってしまいます。太陽堂の漢方相談では、耳の症状に対するケアと同時に「自律神経を調節する漢方薬」を併用することが多いのはこのためです。

心と体の両面からリラックスできる状態を作ることが、再発防止の最大の近道です。


メニエール病を和らげる漢方の症例

病院のお薬ではスッキリせず、長年めまいや耳鳴りに悩まされていた方が、漢方を取り入れることで穏やかな日常を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 70代男性|長年の「回転性めまい」と「フワフワ感」が穏やかに

何年か前からめまいに苦しみ、病院でメニエール病と診断されました。ぐるぐると回る回転性のめまいと、フワフワとぼーっとしてしまうめまいが混在しており、ご相談に来られました。

  • サポート内容: 水の巡りの悪さとストレスが原因と見立て、①自律神経のストレスを軽減する漢方薬、②水の流れを良くする漢方薬(水毒のケア)の2種類をご提案しました。
  • 経過:
    • 4ヶ月後: めまいがほとんどしなくなってきており、「順調だ」とおっしゃっていただけました。
    • 1年後: たまにめまいがすることがありましたが、今は全くなくなりました。漢方薬の分量を減らすことができました。
    • 2年後: めまいはほとんどしない状態が定着したため、一度服用を終了(卒業)することに。しっかりと体質が改善された素晴らしいケースです。

事例② ご高齢の女性|車酔い・立ちくらみを伴うめまいと吐き気

何年か前からめまいに悩みご来局されました。元々車酔いしやすく、立った時にクラッとする立ちくらみもありました。発作時は天井がぐるぐる回り、頭痛はないものの吐き気を伴う状態でした。

  • サポート内容: 胃腸の弱さによる水分の停滞と見立て、①回転性のめまいに対応する煎じ薬、②不安を取り除き自律神経を安定させる粉薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: めまいがなくなり、中々眠れなかった睡眠も安定してきました。
    • 6ヶ月後: 漢方を飲み始めてからめまいの発作が一度も起きなくなりました。ご本人の希望により服用を終了。早期での改善が見られた事例です。

事例③ 70代男性|疲れた時の「聴力低下」と「金属音の耳鳴り」

3年前に突然めまいに襲われ、病院でメニエール病と診断されました。疲れた時にぐるぐる回る回転性のめまいが起き、さらに右耳の聴力低下(低音域)と、金属音のような耳鳴りが気になるとのことでした。

  • サポート内容: ストレスがかかると頻発することから、①耳の詰まり(水滞)を取り、聴力低下をケアする漢方薬、②自律神経を整える漢方薬を組み合わせてご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 服用開始からの1ヶ月間は、一度もめまいが起きませんでした。耳鳴りも改善の兆しが見え始めました。
    • 3ヶ月後: 飲み始めてからめまいを感じたのはたった1度だけ。耳鳴りも順調で、ほとんど気にならなくなってきたとのこと。
  • 結果: めまい・耳鳴りともに順調に改善が見られています。引き続き、根本的な体質づくりに向けて漢方を継続中です。

メニエール病・漢方についてのよくある質問(Q&A)

病院のお薬(イソバイドやメリスロン)と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?

はい、基本的には併用可能です。

病院のお薬で急激な症状を抑えつつ、漢方薬で「耳の奥に水が溜まりにくい体質づくり」や「自律神経のケア」を並行して行うのは非常に効率的なアプローチです。

お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。

イソバイドシロップの味が苦手で飲めません。漢方薬は飲みやすいですか?

イソバイド独特の味が苦手でご相談に来られる方はとても多いです。

漢方薬(煎じ薬など)にも独特の香りや味はありますが、「自然の草根木皮の味なので意外と飲める」「体質に合っていると美味しく感じる」とおっしゃる方が多いです。無理なく続けられるようサポートいたします。

漢方薬はどれくらいで変化がみられるのですか?

水分代謝や自律神経の状態によって個人差はありますが、早い方であれば1~3ヶ月程度で「めまいの頻度が減った」「耳の詰まり感がマシになった」といった変化を感じられる方が多いです。

根本的な体質改善と再発防止には、数ヶ月単位でじっくりと取り組むことをお勧めしています。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

めまい・メニエール病
外リンパ瘻(がいりんぱろう)
良性発作性頭位めまい症(BPPV)
前庭神経炎

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 石川 満理奈

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

より患者さんの体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ入りました。

少しでもお力添えできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

耳鼻咽喉疾患
めまい(眩暈) 耳鳴り・難聴
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