服用開始時 40才 女性
こんにちは。
今日の患者さんは「多発性子宮筋腫」・「生理痛」の方になります。
2年ほど前に病院で検診を受けた所、「子宮筋腫」と診断。
最近になり筋腫の個数も増え、症状も出てきているとの事でご相談に来られました。
一番最近の検査では子宮筋腫として「8㎝」が1個に「2~4㎝」が2~3個見つかったとの事。
症状としては「お腹の張り」・「下半身の冷え」・「激しい腹痛」と「膀胱の圧迫による痛み」などが気になるとの事。
痛みも徐々に強くなり、毎回痛み止めを飲んでいるとの事でした。
漢方薬の種類として
①筋腫を改善する煎じ薬と錠剤
②痛みを緩和する煎じ薬
の3種類を組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から1ヶ月、生理痛やお腹の張りがほとんどなく、痛み止めを飲まなかったとのこと。
膀胱の圧迫感や冷えも軽減して楽に過ごせているとのことでした。
漢方服用開始から3ヶ月、生理中も痛みなく体調良く過ごせたとのこと。
漢方服用開始から5ヶ月、病院での検査で筋腫の大きさが「8→7㎝」になっていたとのこと。
小さい筋腫のサイズは変わらずでしたが、痛みもなく過ごせているとのことでした。
漢方服用開始から8ヶ月、排卵期に少し痛みを感じたが生理痛はないとのこと。
不摂生も続いたので改めてお食事や生活を気を付けているとのことでした。
漢方服用開始から1年、病院の検査では筋腫の大きさは前回と同じで進行していないとのこと。
調子も良いとのことでしたので、漢方量を減らして様子をみることになりました。
漢方服用開始から1年3ヶ月、生理の状態は良いが逆流性食道炎になってしまったとのこと。
「逆流性食道炎」の漢方薬を追加して様子を見ることになりました。
漢方服用開始から1年6ヶ月、胃や食道のムカムカが治まって食欲が上がっているとのこと。
漢方服用開始から1年9ヶ月、生理も落ち着いていて逆流性食道炎も出ていないとのこと。
今回からさらに漢方量を減らして様子を見ることになりました。
漢方服用開始から2年2ヶ月、さらに漢方薬を減量したが大きな乱れはなく過ごせているとのこと。
漢方服用開始から2年4ヶ月、調子よく過ごせているので逆流性食道炎の漢方量も減らして様子を見ることになりました。
漢方服用開始から2年11ヶ月、漢方を減量しても調子よく過ごせているとのことでした。
調子良く過ごされているようで安心しました。
多発性子宮筋腫は経験上進行が速いイメージがありますが、4ヶ月での縮小に驚いています。
何よりも大切なのは進行抑制と症状・体質改善ですので、この調子で良い方向に進むとなによりですね。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。