2019 06/14 非結核性抗酸菌症(肺MAC症)[治療終了]

昭和29年生 女性
 
こんにちは。
今日の患者さんは、非結核性抗酸菌症(肺MAC症)の方になります。
 
昨年の夏に肺炎を起こし病院に行った所、非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と診断。
その頃の咳や痰がまだ続いていて苦しいとの事でご相談に来られました。
 
症状としては乾いた咳になり空咳との事。
痰は毎回絡んでいるわけではなく、痰がらみの咳と痰が絡まない咳の2パターンがあるとおっしゃっていました。
 
漢方の種類としては、
 
①菌を除去する漢方薬
②免疫を上げる漢方薬
③肺を潤す煎じ薬
 
の3種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から3ヶ月、むせるような咳が治まり、咳が減ってきているとの事。
痰に関してはまだ大きく変わっていないとの事でした。
 
漢方服用開始から9ヶ月、一時期良くなった状態から変化が見られない為、煎じ薬を「気管支の炎症を取る漢方薬」を入れ組み替えた所、咳が減ってきているとおっしゃって頂けました。
 
漢方服用開始から1年2ヶ月、咳や痰は調子が良いとの事で「菌を除去する漢方薬と免疫を上げる漢方薬」を1日1回に落とさせて頂きました。
喉枯れだけが少し気になるが、全体的には調子が良いとの事。
 
漢方服用開始から2年1ヶ月、寒い時期に少し咳が増えたが、今は少なくなり調子が良いとの事。
順調に良くなっているとの事でした。
 
漢方服用開始から2年3ヶ月、咳もほとんど出なくなり調子が良いとの事。
調子良く過ごせているとのことで、今回で治療終了とさせて頂きました。
 
順調に改善が見られ安心いたしました。
治療終了しても今の調子が維持できると何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。