2019 02/23 非結核性抗酸菌症・気管支拡張症・血痰[治療終了]

昭和22年生 男性
 
こんにちは。
今日の患者さんは「非結核性抗酸菌症(肺MAC症)」・「気管支拡張症」の方になります。
 
2~3年前に病院で「非結核性抗酸菌症」・「気管支拡張症」と診断。
3ヶ月ほど前に喀血して入院、そこから症状が酷くなった為、こちらにご相談に来られました。
 
症状としては「咳」「痰」「血痰」「喉のイガイガ」「息切れ」が気になるとの事。
痰の色としては黄色~緑色、時には赤茶色になってしまうとおっしゃっていました。(炎症反応となるCRP=1.27という高値になります。)
 
漢方の種類としては、
 
①菌を除去する漢方薬
②免疫を上げる漢方薬
③炎症を取る煎じ薬
④膿を取る煎じ薬
 
の4種類を組み合わせて出させて頂きました。
 
漢方服用開始から1ヶ月、痰はほとんど出なくなり出血もしていないとの事。
喉のイガイガも改善したが息切れはまだ残っているとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から3ヶ月、咳・痰共に順調に改善しているとの事。
血痰も出る事なく炎症反応となるCRPが0.24まで改善していました。
 
漢方服用開始から6ヶ月、引き続き咳・痰どちらも出る事なく順調に過ごしているとの事。
レントゲンの影も消えて調子が良いとの事で、「煎じ薬」をご本人様の希望で休止させて頂きました。
 
漢方服用開始から9ヶ月、先日病院に行った所、更にレントゲンの改善が見られたとの事。
痰も少し出る時はあるが、体調良く過ごせているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年、痰もなく調子が良いのでご本人の希望により治療終了。
この冬は順調に乗り切れたとの事でした。
 
本来であれば2年間は飲んで頂きたかったのですが、ご本人の調子のよさにより今回で治療終了とさせて頂きました。
順調に改善が見られた為、この調子で酷くなる事なく過ごせると何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。