2018 06/13 非結核性抗酸菌症(肺MAC症)・気管支拡張症[治療終了]

昭和50年生 女性
 
こんにちは。
今日の患者さんは「非結核性抗酸菌症(肺MAC症)」の方になります。
 
2年ほど前に血痰が2度ほど出る事があり病院に行った所、気管支拡張症と非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と診断。
 
症状としては血痰が出る事はないが、1日に数回咳こむ少量の痰が出るなどの症状が気になるそうです。
 
実際ご来店時も咳をされていて、身体が温まると咳が出てしまうとおっしゃっていました。
 
漢方の種類としては、
 
①菌を除去する漢方薬
②免疫を上げる漢方薬
 
の2種類の漢方薬を出させて頂きました。(ご予算の都合で気管支拡張症は後回し)
 
漢方服用開始から2ヶ月、咳が出る事はあるが、痰の大きさが小さくなり咳の回数も減ってきているとの事。

漢方服用開始から6ヶ月、痰が気になるとの事で菌を除去する漢方薬と免疫を上げる漢方薬を1日1回に。気管支拡張症の煎じ薬を1日1回出させて頂きました。

漢方服用開始から11ヶ月、風邪を引く事があると痰が気になるが、風邪を引かなければほとんど症状がなくなったそうです。

漢方服用開始から1年1ヶ月、咳や痰も大分改善しているそうです。
風邪を引く事は度々あるが、すぐに治り悪くなりずらくなっているとおっしゃって頂けました。
 
漢方服用開始から1年11ヶ月、咳や痰が落ち着いてきているとの事。
調子は良くなっているとおっしゃって頂けました。
黄色の痰は多くないので、非結核性抗酸菌症(肺MAC症)は今回で治療終了とさせて頂きました。
 
咳や痰も改善が見られ安心いたしました。
気管支拡張症に関してはもう少し漢方薬を使っていき経過を見ている最中になります。
引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。