2020 5/15 肝硬変・非アルコール性肝炎(NASH)[減量継続服用中]

昭和35年生、男性
 
10年ほど前に非アルコール性肝炎(NASH)の診断。
ここ数年で非アルコール性肝炎(NASH)から肝硬変まで酷くなり、こちらにご相談に来られました。
 
数値的には血小板が10、AST・ALTは基準値だが、γ-GTPが100を越えてしまっているとの事。
検査結果では腹水はないが、食道静脈瘤が出来てしまっていると診断されたとの事でした。

漢方の種類としては、
 
①肝臓の炎症を改善する漢方薬
②線維化を改善する漢方薬
③血管を強くする漢方薬
 
の3種類を組み合わせて出させて頂きました。

漢方服用開始から3ヶ月、血小板・γ-GTPも少し改善が見られているとの事。
調子も安定しているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年、引き続き血小板・γ-GTPも改善していたとの事。
食道静脈瘤も小さくなることはないが、大きくならずに維持できているとの事でした。
 
漢方服用開始から2年、数値的に安定していたので、漢方薬を減量。
漢方薬を減らしても食道静脈瘤も悪くなっていないとの事でした。
 
調子良く過ごせているとの事で安心いたしました。
漢方薬も減量出来て調子は安定しているので、引き続きこの調子で過ごせると何よりです。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。