2017/02/01 流産(習慣性流産・不育症)[治療終了]

昭和52年生 女性 当時 30歳後半

こんにちは。
今日ご紹介する患者さんは「習慣性流産・不育症」の方になります。

1人目のお子さんを出産後、2人目をご希望になりご相談に来られました。
妊娠はするが流産してしまうという状態が続き、病院で「不育症」と診断。

1人目の時に帝王切開をしたが毎回切った場所に着床して出血、流産までつながってしまうとの事。
ご相談に来られた時は7回目の流産後でした。

漢方の種類としては、

①ホルモンを整えてくれる煎じ薬。
②流産防止の煎じ薬。

の2種類を出させて頂きました。

漢方服用開始から6ヶ月、体外受精にて妊娠を確認。
出血がある為に「出血を止める漢方薬」「流産防止の漢方薬」に切り替えさせて頂きました。

漢方服用開始から9ヵ月、出血をする事はあるが前みたいに大量に出血する事はないとの事。
今の所、胎児は順調に成長しているとおっしゃって頂けました。

漢方服用開始から1年6ヵ月、無事に出産しましたとご連絡を頂きました。
ある程度の期間で出血も落ち着いたので漢方薬を休止、出産をして落ち着いた頃にご連絡を頂けました。
母子ともにお元気との事で安心致しました。

7回流産との事で「習慣性流産」があり、慎重な漢方薬服用が必要な方になります。
無事に出産でしたのでこちらも一安心です。
このまま元気に育ってくれると何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。