網膜色素変性症は漢方薬で改善が可能です。
視野が狭くなってきている…
視力が落ちてきている…
見えにくくなっている…
「網膜色素変性症」は難病にも指定されている病気になります。
「網膜色素変性症を漢方薬で改善しましょう。」
網膜色素変性症の漢方薬
「網膜の老化」によって症状が出ているのが「網膜色素変性症」です。
東洋学的な考えとしては「老化=腎虚」として捉えていきます。
その為漢方薬の種類としては「腎虚を改善する漢方薬」を中心で出していく事が多いです。
また細胞の働きが低下していく為、「細胞を活性化する漢方薬」を併用して使います。
細胞の老化や細胞の働きをどのように改善していくかが重要です。
(下に症例を載せていますので、ご参考にされて下さい。)
網膜色素変性症とは
網膜(目の中の光を感じる細胞)に異常がみられる病気で「緑内障」・「糖尿病性網膜症」に次いで現在日本での失明原因の第3位です。
難病指定にもされている病気で、日本国内では4000〜8000人に1人がこの病気で苦しんでいると言われています。
「網膜色素変性症」の方の約半数の原因としては「遺伝子異常」です。
ただ親が「網膜色素変性症」だからといって、その子どもが必ず発病するわけでもありません。
網膜色素変性症の症状
主な症状としては、
・暗いところでものが見えにくい。(夜盲)
・見たいものがはっきり見えない。(視力低下)
・視野が狭まる。(視野狭窄)
などになります。
網膜の中の光を感じる細胞としては、
・「錐体(すいたい)細胞」…視力や色覚
・「杆体(かんたい)細胞」…視野や暗い中で光を感じる働き
の2つです。
この2つの細胞が年齢よりも早く老化し機能しなくなってしまうため、視細胞が働かなくなった部分は光を感じとれなくなります。
特に視野や暗い中で光を感じる「杆体(かんたい)細胞」から障害が出る為、症状としては「夜盲」からおこる事が多いです。
網膜色素変性症の症例
症例(治療開始時 39歳 女性)
目の不調を感じ、病院に行った所「網膜色素変性症」と診断。
少しずつ視力が低下してきている為、こちらにご相談に来られました。
症状としては左眼がぼやけるようになり夜盲(視野の暗さ)や視野狭窄が気になるようになってきたとの事。
視界が暗いので歩くのが怖いとの事でした。
漢方薬の種類としては、
①腎虚を改善する漢方薬
②細胞を活性化する漢方薬
の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から1年、視野が少し明るくなり恐怖感は少なくなっているとの事。
少しずつ改善が見られているとの事でした。
漢方服用開始から1年6ヵ月、視力が少し改善しているとの事。
地下街を歩いても恐怖なく歩けるようになっているとの事でした。
漢方服用開始から2年6ヵ月、視力・視野ともに悪化は見られなかったとの事。
病気は進行していないと病院でも言われたそうです。
漢方服用開始から4年、色素沈着の黒い部分が薄くグレーになり、網膜も厚くなっていたとの事。
視野狭窄も少し改善が見られ、0.3だった視力が0.67まで改善していたとの事でした。
時間はかかりましたが難病指定もされ非常に難しい病気になる為、改善が見られホッとしています。
引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。
Q&A(良くある質問)
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします
Q.失明が怖いのですが「網膜色素変性症」で失明される方も多いですか?
A.徐々に進行して目が悪くなっていく病気です。
視野狭窄や視野欠損などが進み最終的に失明という方も多くなっています。
Q.漢方薬で本当に良くなるのですか?
A.難病指定にもなっている病気ですが、良くなっている方も多いです。
まずは「進行を防ぐ」、進行を防ぐ状態が維持できれば「症状の改善」を目指していきたいと思います。
Q.特に暗い所での症状がきついのですが、これも良くなりますか?
A.症状の1つとして「夜盲」がありますが、良くなっている方も多いです。
「明るい感じがしてきた」など徐々に変化を感じる方が多いですよ。
Q.漢方薬のお値段はどのくらいですか?
A.ご希望される生薬や状態によって異なりますが、1週間あたり5000円前後が目安になっております。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
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そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
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お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
「担当薬剤師」 前原 信太郎
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。