2018 01/10 糖尿病性網膜症・黄斑浮腫[治療終了]

昭和23年生 男性
 
こんにちは。
今日の患者さんは「糖尿病性網膜症」・「黄斑浮腫」の方です。
 
10年以上前に「糖尿病」と診断。
最近になり合併症(腎症・網膜症)で症状が酷くなってきた為、こちらにご相談に来られました。
 
症状としては視野の欠損眼のぼやけが気になるようになってきたとの事。
HbA1cは6.7(病院のお薬を飲んで)、病院のお薬を飲む前は8.0前後まで上がってしまっていたとの事でした。
 
漢方薬の種類としては、
 
①膵臓の炎症を取る漢方薬
②血流を良くする漢方薬
③眼の働きを活性化する錠剤
 
の3種類を組み合わせて出させて頂きました。
 
漢方服用開始から3ヵ月、HbA1cが6.5まで改善したとの事。
眼も少し見えやすくなっているとの事でした。
 
漢方服用開始から8ヵ月、HbA1cが6.3まで改善。
ぼやけも少し良くなり、見え方が良くなっているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年1ヵ月、HbA1cも変わらず調子が良いので、病院のお薬が少し減ったとの事。
見え方も変わらず、少し良くなっているとの事でした。
 
漢方服用開始から2年、調子が良いとの事で「膵臓の炎症を取る漢方薬と血流を良くする漢方薬」の量を半分まで落としました。
ぼやけはほとんど気にならないとの事。
 
漢方服用開始から2年6ヶ月、順調に良くなっているので、今回で治療終了とさせて頂きました。
眼の状態も良いとの事。
 
視野狭窄の部分はほとんど変わらないですが、見え方は良くなり血糖コントロールも出来ていました。
引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。