
「いざという時に性交渉ができない…」
「昔のように活力が湧いてこない…」
「子供を望んでいるが、パートナーとタイミングを取ることが難しい…」
デリケートな悩みであるため一人で抱え込んでしまう方も多いですが、決して珍しい症状ではありません。
東洋医学(漢方)と西洋医学の両面から原因を見つめ、ご自身の身体に合った対策を立てていくことが大切です。
ED(勃起不全)とは
性交渉を行うための勃起が十分に得られない、または勃起の維持ができず、満足な性交渉ができない状態を指します。
近年では「Erectile Dysfunction」の略称であるEDとして広く知られ、男性不妊の原因の一つとしても認知度が高まっています。
ED(勃起不全)の主な原因
EDの背景には、心因性(精神的なもの)と器質性(身体的なもの)、そしてその両方が組み合わさった混合性が存在します。
| 主な原因 | 詳細 |
|---|---|
| 加齢と生活習慣 | 加齢に伴う血管の老化に加え、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病が血流を悪化させ、EDを引き起こす要因となります。 また、喫煙や過度なアルコール摂取も悪影響を及ぼします。 |
| 精神的ストレス(心因性) | 仕事のプレッシャー、疲労、または「また失敗するのではないか」という予期不安やプレッシャーが自律神経を乱し、勃起を妨げます。 |
| 身体的疾患・外傷(器質性) | 前立腺の炎症や肥大、神経伝達の障害のほか、骨盤や脊髄の損傷などが原因となる場合があります。 |
| 男性不妊との関連 | 精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)などの陰嚢内の血流障害が、精子の質の低下だけでなく陰部周辺の血流悪化を招き、不調の一因となることも指摘されています。 |
また、「精索静脈瘤」や「乏精子症(精子減少症)」などの併発や可能性のある方は、下記もご参照ください。
他にも女性不妊に関わることの多い疾患を載せていますので、合わせてご覧になってみてください。
西洋医学におけるED治療薬と注意点
西洋医学では不妊治療やED治療において、一時的に血流を促すPDE5阻害薬(勃起不全治療薬)が処方されることが一般的です。
即効性が期待できる一方で、副作用や根本的な体質改善とは異なる点に注意が必要です。
【代表的なED治療薬と特徴】
| 治療薬名 | 特徴と主な用途 | 考えられる副作用・注意点 |
| バイアグラ | 世界初のED治療薬。 知名度が高く、服用後約1時間で効果が現れる。 | 頭痛、ほてり、消化不良、視覚異常など。 食事の影響を受けやすい。 |
| レビトラ | 即効性に優れ、食事の影響を比較的受けにくい。 | ほてり、頭痛、鼻づまりなど。一部の不整脈の薬とは併用禁忌。 |
| シアリス | 効果の持続時間が長く(最長36時間)、焦らずに性交渉に臨める。 | 頭痛、消化不良、背部痛、筋肉痛など。効果がマイルドに続く。 |
※精索静脈瘤などによる血流低下が疑われる場合、西洋医学では手術や血流改善薬が検討されます。
ED治療薬はあくまで「その場の機能を補助するもの」であり、根本的な血流の巡りや疲労を回復させるものではないため、体質そのものを見直すことが重要です。
太陽堂が考えるED(勃起不全)と漢方でのアプローチ
漢方ではEDを単なる「機能の低下」と捉えるのではなく、身体全体のバランスの乱れ(体質)が局所に現れたものと考えます。
太陽堂ではお一人おひとりの状態を丁寧に紐解き、その方に合わせた漢方薬をご提案いたします。
| 漢方薬 | 詳細 |
|---|---|
| 生命力を補う(腎虚をカバーする)漢方薬 | 体力的な衰えと生殖機能の低下(腎虚:じんきょ)にアプローチして、勃起を促すサポートに働く。 |
| 血流の巡りを整える漢方薬 | 加齢や生活習慣による血流の悪さ(瘀血:おけつ)を整えて、勃起と共に体質も整える。 |
| 自律神経の緊張を和らげる漢方薬 | 勃起の妨げとなるストレス・緊張・不安による自律神経の乱れ(気滞:きたい)に向けてアプローチする |
※薬機法やヘルスケアポリシーの観点からも、漢方薬は特定の病気を一瞬で鎮めていくものではなく、「人間が本来持っている身体の働きを正常な状態に整える(体質改善)」ことを目的としています。
焦らずに養生(生活習慣の改善)と併せて取り組むことで、心身の自信を取り戻すサポートをいたします。
【薬剤師コラム】前原先生が解説!心と体の繋がりを大切にして、自信を取り戻すために
前原先生(調剤薬局経験有)
男性不妊やEDのご相談を受ける中で痛感するのは、皆様が抱える「孤独感とプレッシャー」の大きさです。
特にタイミング法などプレッシャーがかかる場面では、「うまくできなかったらどうしよう」という不安が交感神経を過剰に刺激し、さらに機能が低下してしまうという悪循環に陥りやすくなります。
西洋薬(バイアグラなど)は確かに強力な手助けとなりますが、根本的な疲れやストレスを取り除くわけではありません。
漢方の素晴らしいところは、「血流を良くして体を温める」「精神的な高ぶりを鎮める」といったアプローチで、無理なく自然な形で本来の力を引き出せる点にあります。
パートナーの理解と協力、そしてご自身の考え方を少しだけリラックスさせること。
それに漢方の力をプラスすることで、克服への道のりを手助けいたします。
一人で悩まず、まずはそのお気持ちをお話ししてみませんか?
ED(勃起不全)の漢方サポートの事例
漢方薬で穏やかな日常を取り戻された事例をご紹介します。
事例:パートナーとの性行為でお悩みになられた男性【30代】
- お悩み:数ヶ月後に結婚を控えている方からのご相談。
「勃起はするけれど持続力がなく、朝立ちはここ半年以上記憶がない」とのこと。
結婚後の性生活に対する不安からか、特にここ1ヶ月は状態が思わしくないと悩んでおられました。
- 漢方のアプローチ: 「不安や緊張を和らげ、神経を落ち着かせる漢方薬」と「身体のベースを整え、活力を補う牡蠣肉製剤」の2種類をご提案しました。
- 経過: 服用1ヶ月で、2日に1回ほど、朝立ちが見られるようになってきたとのこと。
5ヶ月後には無事に結婚式を終え、新婚旅行に行かれた際も非常に調子が良かったとご報告をいただきました。
服用から7ヶ月後、奥様が無事に妊娠されたとのこと。
ご夫婦ともに大変喜んでおられました。
10ヶ月後には精神的な不安も機能的な問題もなくなったため、ここで服用終了とさせていただきました。
EDは機能的な問題だけでなく、「精神的要因」が非常に大きく関わります。
漢方で心身の緊張を解きほぐすことで、両方の良い変化が見られた事例になります。
▶︎ [ED(勃起不全)のその他の改善事例(患者さんの声)はこちら]
ED(勃起不全)に関するよくあるご質問(FAQ)
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします。
病院で心因性と言われ、ED治療薬が合いませんでした。漢方で対応できますか?
はい、対応可能です。
心因性の場合はストレスやプレッシャーで自律神経が乱れていることが多いです。
漢方薬には緊張を和らげてリラックスを促すものがあり、心身のバランスを整えることで自然な回復をサポートします。
漢方薬を飲むと、すぐに効果が出ますか?
西洋薬のような即効性(飲んで数時間で効く等)はありません。
漢方は体質そのものを整えていくため、まずは1~3ヶ月ほどで「朝立ちが戻ってきた」「疲れにくくなった」といったお体の変化を感じられる方が多いです。
糖尿病や高血圧の薬を飲んでいますが、漢方薬は併用できますか?
基本的には併用可能です。
お薬の飲み合わせなどを確認いたしますので、おくすり手帳などをご相談時にお知らせください。
漢方薬の費用の目安はどのくらいですか?
お選びする生薬の種類や状態によって異なりますが、目安として1週間5,000円前後(1ヶ月で2万円〜2万5千円程度)からお組みするケースが多いです。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。



