女性ホルモンと関連がある「片頭痛」とはどんな頭痛?
頭痛がすると吐き気も出てきて辛い…
痛みが辛くて動けない時もある…
突然痛みが出てくるのでいつ起こるのかビクビクしている…
「頭痛」に悩まれている方は多いです。
「頭痛薬」などの対処療法ではなく「根本から」治しませんか?
「体質改善」が出来る漢方薬、試してみましょう。
「片頭痛」とは
日本人の約800万人が「片頭痛」に悩まされているといわれています。
「女性に最も多いと言われている頭痛」になり、「一次性頭痛(繰り返し起こる頭痛)」の一つです。(「脳出血」・「脳腫瘍」・「精神疾患」などの病気が元におこる頭痛を「二次性頭痛」と言います。)
女性ホルモンと関連している為、20~40歳代女性に起こりやすく30歳代の女性では5人に1人が「片頭痛」をもっているといわれています。
「片頭痛」以外の一次性頭痛(「緊張型頭痛」・「群発頭痛」)は別に書いていますのでぜひ参考にされてみて下さい。
「片頭痛」の原因
色々な原因が考えられますが、
・女性ホルモン
・ストレス
・飲酒や食べ物
などが主な原因です。
食べ物の中に入っている物質がきっかけで頭痛がおこる事もありますが、「女性ホルモン」と「ストレス」が一番の原因です。
原因別に説明させて頂きますね。
「女性ホルモン」からくる頭痛
「女性ホルモン」が関係している場合、女性ホルモンの「エストロゲン」が変動する「生理」や「排卵」の時期に頭痛が起こりやすいです。
「生理」に連動する方は「生理前(1.2日前~)」や「生理の終わりかけ」などに頭痛がおこります。
「ストレス」からくる頭痛
「片頭痛」の方で多いのが「休みの時に頭痛がする」、「仕事終わりに頭痛がする」という方です。
毎日緊張している中で仕事をされている方が、休日や仕事終わりで緊張が緩みます。
緊張が緩む事で収縮していた血管が広がり、頭痛に繋がると言われています。
せっかくの休日に痛みで動けないのも辛いですね…
「片頭痛」の症状
「片側あるいは両側がズキンズキンと激しく痛む頭痛」がおこる事が多いです。
持続する頭痛になり酷い時は3日ほど持続する事もあります。
「吐き気」や「嘔吐」なども伴いやすい頭痛になり、「嘔吐」まで伴う頭痛は「片頭痛」だけです。
また「片頭痛」の特徴的な症状としては「閃輝暗点(せんきあんてん)」です。
「閃輝暗点(せんきあんてん)」とは頭痛に先立つ症状として「目がチカチカ」して「ギザギザした光」が見えたりする症状になります。
これは「片頭痛」の起こる前兆で「閃輝暗点(せんきあんてん)」がおき頭痛に繋がりますが、「閃輝暗点(せんきあんてん)」は「片頭痛」をお持ちの方が必ずもっている症状ではありません。
「片頭痛」の漢方薬
様々な原因がありましたが、原因や症状などによって使う漢方薬は変わってきます。
「女性ホルモン」・「ストレス」に分けてご説明させて頂きますね。
「女性ホルモン」の漢方薬
原因の所でも書きましたが「生理」に連動する事が多いです。
東洋学では「生理前~初めの方」を「オ血」、「生理の終わりかけ」を「血虚」として捉えます。
「オ血」は簡単にいうと「血の滞り」です。
「生理前」になると排出する為の血が溜まってくる為「血の滞り」がおきます。
「血の滞り」を取る「駆オ血剤」を使う事で改善されることが多いです。
また「血虚」は「血不足」です。
「生理」により血が出る事で「貧血状態」になり「血不足」が起こります。
「血虚を補う漢方薬」を使う事で改善されることが多いですよ。
その他にも「ホルモンを整える漢方薬」もあるのでその方の症状や出る時期によって漢方薬は変わってきます。
「ストレス」の漢方薬
ストレスを緩和する事が重要の為、「ストレスを緩和する漢方薬」を使っていきます。
他には「気持ちを和らげる効果のある漢方薬」などその方に合った漢方薬を飲んでいく事が大事になってきます。
その他の原因ごとに使う漢方薬や原因についても「頭痛」のページに書いていますのでぜひ参考にされてみて下さい。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。