ストレスと関連がある「緊張型頭痛」とはどんな頭痛?
病院での診断では「緊張型頭痛」という診断。
ストレスは確かにあるけど…
一定の体制をすると痛みが増える…
「頭痛」に悩まれている方は多いです。
「頭痛薬」などの対処療法ではなく「根本から」治しませんか?
「体質改善」が出来る漢方薬、試してみましょう。
「緊張型頭痛」とは
繰り返し起こる頭痛、「一次性頭痛」の一つになります。(「脳出血」・「脳腫瘍」・「精神疾患」などの病気が元におこる頭痛を「二次性頭痛」と言います。)
他の一次性頭痛と言われる「片頭痛」や「群発頭痛」と比較されますが、「一次性頭痛」の中で最も多くの割合を占めるのが「緊張型頭痛」です。(一次性頭痛の7割が「緊張型頭痛」と言われています。)
男性よりも「女性に多い頭痛」になり、男性は20〜30歳代、女性は30〜40歳代に多くなっています。
「片頭痛」や「群発頭痛」については別に書いています。
ぜひ参考にされてみて下さい。
「緊張型頭痛」の原因
色々な原因が考えられますが、
・ストレス
・筋肉の緊張
・冷え
などが原因です。
「緊張型頭痛」はストレスの頭痛とも言われ「身体的ストレス」と「精神的ストレス」が関係してきます。
「身体的ストレス」とは
「肩の筋肉」や「首の筋肉」の緊張になります。
近年ではパソコンやスマホを使う事も多くなり「上半身を前かがみにした姿勢」をする場面が多いです。
「上半身を前かがみにした姿勢」は筋肉の過緊張に繋がり頭痛の誘発に繋がってしまいます。
筋肉の過緊張からくる「緊張型頭痛」は多くなっている為、「肩こり頭痛」・「筋収縮性頭痛」とも呼ばれているそうです。
「精神的ストレス」とは
言葉の通り「精神的」なストレスです。
「精神的なストレス」は筋肉の過緊張にも繋がりますし脳にもダメージを与えてしまいます。
脳にダメージが与えられると「痛みのコントロール機能」がきちんと働かなくなり痛みの誘発に繋がってしまいます。
「緊張型頭痛」の症状
「頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛み」がおこる事が多いです。
持続する頭痛になり酷い時は1週間持続する事もあります。
「片頭痛」と違い吐き気があっても実際に吐く事は少ない頭痛と言われています。
「頭痛」以外では「筋肉の過緊張」や「ストレス」が原因の為、
・肩こり
・めまい
などの症状が併発すると言われています。
「緊張型頭痛」の漢方薬
「身体的ストレス」・「精神的なストレス」どちらからきているのか原因により使う漢方薬は変わってきます。
「身体的ストレス」の漢方薬
筋肉の過緊張が原因の事が多い為、「筋肉の緊張を緩和する漢方薬」を使っていきます。
また筋肉の過緊張がおこると頸椎に影響が出る事も多いです。
その場合は「頸椎の炎症を取る漢方薬」・「頸椎の損傷を治す漢方薬」を使っていきます。
「精神的ストレス」の漢方薬
ストレスを緩和する事が重要の為、「ストレスを緩和する漢方薬」を使っていきます。
他には「気持ちを和らげる作用の漢方薬」などその方に合った漢方薬を飲んでいく事が大事になってきます。
また「緊張型頭痛」と言われても上記の原因以外で出てきている可能性もあります。
その他の原因ごとに使う漢方薬や原因についても「頭痛」のページに書いていますのでぜひ参考にされてみて下さい。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。