平成20年生 女性
 
こんにちは。
今日の患者さんは、鼠径(そけい)ヘルニア・脱腸の患者さんになります。
 
鼠径(そけい)ヘルニア・脱腸は、子供に多くそんなに珍しい病気ではありません。
太ももや足のつけね(鼠径部)に何か出てくる感じがあり、それがお腹の中から腸が脱出してくるので「脱腸」と呼ばれています。次第に小腸などの臓器が出てくるので不快感や痛みを伴ってきます。
 
今回の患者さんも鼠径(そけい)部にでっぱりがあり手術を予定しています。
その前に漢方で少しでもという事でご相談に来られました。
 
鼠径(そけい)ヘルニアって治るものなの?と思われる方も多いと思います。
実際私も改善するかはわからないけどやってみましょうとの事で、漢方薬を出させて頂きました。
 
漢方の種類としては、
 
①お腹の筋肉を強めてあげる煎じ薬(体質改善の漢方薬)
②排尿の回数が気になるとの事でストレスを除く漢方薬
 
の2種類を出させて頂きました。
 
漢方治療開始から1ヶ月半、お腹のでっぱりが少しへこんできたそうです。
身体の体質もがっしりしてきている感じがあり、食欲も増えているとの事。
 
漢方治療開始から8ヶ月、手術をしましたがその後も体質改善の為、服用を継続して頂きました。
最近は腹筋も少し割れているような気がするとの事で体質改善も治療終了とさせて頂きました。
 
今回の患者さんでは、私自身もびっくりしました。
残念ながら手術が決まっていたので結果はわかりませんが、続けてたら鼠径(そけい)ヘルニア・脱腸も治っていたのではないかと思います。
体質改善も上手くいき、逆上がりや側転なども出来る様になったとの事、筋肉がついてきたのかと思います。
やはり漢方薬は、難治性の疾患にも効果が高いですね。