昭和34年生 男性
こんにちは。
今日の患者さんは「非結核性抗酸菌症(肺MAC症)」・「気管支拡張症」の方になります。
病院にて10年ほど前に非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と診断。
改善が見られない為3年ほど前から病院のお薬(リファジン・クラリシッド・エプトール)を飲み始めましたが、症状が悪化している為こちらに相談に来られました。
症状としては、黄色の痰や喉の詰まりが気になるとの事。
漢方の種類としては、
①菌を除去する漢方薬
②免疫を上げる漢方薬
③咳や痰の煎じ薬(肺を潤す作用のある漢方)
の3種類を出させて頂きました。
漢方服用開始から1ヶ月、痰の量が一番変化があり、減っている感じがわかるとの事。
病院に行った所、影の改善も見られ先生にびっくりされたそうです。
漢方服用開始から4ヶ月、疲れが出るとまだ痰が気になるが、疲れていない時は調子が良いとの事。
漢方服用開始から8ヶ月、最初に比べると大分調子は良くなっているとの事。
まだ調子の波はあるが少しずつ悪い時が少なくなっているとおっしゃって頂けました。
漢方服用開始から11ヶ月、痰の量も減り、昼間以外はほとんど痰が出ていないとおっしゃって頂けました。
調子が良いとの事で菌を除去する漢方薬と免疫を上げる漢方薬は半分の量まで落としました。
漢方服用開始から1年8ヶ月、体調が悪い日はどうしても痰が出てしまうがそれ以外は痰は出る事なく過ごせているとの事。
波はあるが調子は悪くないとおっしゃって頂けました。
漢方服用開始から1年10ヶ月、先日病院に行った所、調子が良いので病院のお薬を服用中止に出来たそうです。
最近は疲れても症状が出ていなく調子がすごく良いとおっしゃって頂けました。
漢方服用開始から2年、調子が良いとの事で菌を除去する漢方薬と免疫を上げる漢方薬を治療終了とさせて頂きました。
疲れた時以外は痰もなく元気に過ごしているとの事。
気管支拡張症に関しては再発防止の為、少ない量で続けて頂いています。
再び症状が酷くなる事なく過ごせると何よりですね。
