
「落ち着きがなく、じっとしていられない・話を最後まで聞けない…」
「忘れ物やケアレスミスが多く、どうしても集中が続かない…」
「病院のお薬(コンサータ・ストラテラなど)は、食欲不振や不眠などの副作用が心配…」
「大人になってからADHDと言われ、仕事や家事が回らない…」
ADHD(注意欠如・多動症)は、「不注意」「多動性」「衝動性」を特徴とする発達の特性で、お子さんだけでなく大人にも見られます。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、精神科・児童精神科での診断や治療と併用しながら、集中しにくさや落ち着きのなさを大きくしている「脳の働きの疲れ」「体の成長・体力の不足」「神経の高ぶり」を体の内側から整えるお手伝いをいたします。
【この記事の結論:「ADHD(注意欠如・多動症)」に対する漢方の考え方】
- 不調の正体(原因):西洋医学では「脳の前頭葉などの働きと、ドパミン・ノルアドレナリンといった神経伝達物質の働きの偏り」が関わるとされます。漢方では、脳に届く栄養と血流の不足(気血の不足)、成長・発育の力の不足(腎の弱り)、神経の高ぶり(肝の高ぶり)が重なって、不注意や落ち着きのなさを強めているととらえます。
- 漢方の考え方:太陽堂では、ADHDの方に多い「脳の働きの疲れ」と「体の成長・体力の不足」の2つに目を向けます。脳に栄養と血を届け、成長と体力の土台を養い、高ぶった神経を落ち着かせることで、集中しやすく落ち着きやすい体の状態を目指します。病院の治療とは併用が基本です。
- 対象となる主なお悩み:不注意・ミス・忘れ物、落ち着きのなさ、衝動的な言動、病院のお薬の副作用が心配、大人のADHDで仕事や家事が回らない、二次的な不安・落ち込み。
ADHD(注意欠如・多動症)とは?西洋医学の原因と病院での治療
ADHD(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder:注意欠如・多動症)は、「不注意」「多動性」「衝動性」の3つを特徴とする発達の特性です。小児期の病気と思われがちですが、大人の100人に2人程度は何らかのADHDの症状を持つと言われ、子どもの頃に診断された方の3〜5割は、大人になっても何らかの症状に困っているとされています。男性に多い傾向があります。
主な症状
- 不注意:物事に集中できない、忘れ物・なくし物が多い、ケアレスミス、整理整頓や段取りが苦手。
- 多動性:落ち着きがない、じっとしていられない、そわそわする、しゃべりすぎる。
- 衝動性:順番を待てない、思いついたらすぐ行動してしまう、話をさえぎる。
- 合併しやすい不調:不安症・うつ病・不眠・チック症などを合併することが多く、注意が必要です。
主な原因
はっきりした原因は分かっていませんが、脳の前頭葉や尾状核など、注意力・行動・判断力の調節に関わる部分の働きの偏りと、ドパミンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の働きが不足気味になることが関わると考えられています。育て方や本人の努力不足が原因ではありません。
病院での検査とお薬の分類
精神科・児童精神科・発達外来で、問診・行動の評価尺度・生育歴などをもとに診断されます。
治療は、環境調整(周囲の理解・工夫)や行動療法を土台に、必要に応じてお薬が使われます。お薬には、コンサータ(メチルフェニデート)、ストラテラ(アトモキセチン)、インチュニブ(グアンファシン)、ビバンセ(リスデキサンフェタミン)などがあり、集中力や衝動性の改善に効果がある一方、食欲低下・不眠・頭痛・眠気・血圧の変化などの副作用が出ることがあります。
一方で、「副作用が心配でお薬に踏み切れない」「お薬を飲んでいてもうまくいかない」と悩む方も多くいらっしゃいます。お薬の変更や中止は、必ず主治医とご相談ください。病院の治療で集中力や衝動性を支えながら、漢方で脳の疲れ・体の成長・神経の高ぶりといった体の側を整えていく併用をおすすめしています。
漢方での考え方|「脳の働き」と「体の成長・体力」を整え、集中しやすい土台へ
漢方では、集中力や落ち着きは、脳に十分な気(エネルギー)と血(栄養)が届き、神経の高ぶりが抑えられていることで保たれると考えます。太陽堂がADHDのご相談で目を向けるのは、「脳の働きの疲れ」と「体の成長・体力の不足」の2つです。
「体の成長が関係しているの?」と驚かれる方も多いのですが、携わってきた方の中には「運動が苦手」「そもそも動くのが好きではない」という方がとても多いという印象があります。体力と筋肉の土台が弱いと、脳に届く栄養も足りなくなり、集中が続きにくくなります。
| 漢方の見立て | 主な自覚症状と体質 | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 脳に届く栄養と血流の不足 「気血の不足」 | 集中が続かない、ぼんやりする、忘れ物が多い、疲れやすい、顔色が悪い。 | 【脳の働きを助け、栄養と血を届ける漢方薬】 脳に気血を補って働きを支え、集中しやすい状態を目指します。その方に合わせた選び方が大切です。 |
| 体の成長・体力の不足 「腎(じん)の弱り」 | 運動が苦手、動くのが好きではない、体が小さい・細い、疲れやすい、食が細い。 | 【体の成長と体力の土台を養う漢方薬】 成長・発育の力と消化吸収の力を補い、筋肉がつきやすく疲れにくい体を作ります。 |
| 神経の高ぶり 「肝(かん)の高ぶり」 | 落ち着きがない、イライラ、かんしゃく、衝動的、寝つきが悪い。 | 【高ぶった神経を鎮め、気の巡りを整える漢方薬】 興奮しやすい神経を落ち着かせ、衝動や多動の波を穏やかにします。 |
※漢方薬はお一人おひとりの体質に合わせてお作りします。病院でのお薬の内容をうかがったうえで、最適な組み合わせをご提案いたします。
【薬剤師コラム①】「お薬の副作用が心配」で踏み切れないご家族へ
担当薬剤師:前原(調剤薬局での勤務経験あり)
「病院でお薬をすすめられたけれど、食欲が落ちる・眠れなくなると聞いて迷っています」——ADHDのご相談で、ご家族からよく伺うお話です。
病院のお薬は、集中力や衝動性に対して効果がはっきりしている一方、副作用で続けにくい方がいるのも事実です。太陽堂では、お薬を始めるかどうかは主治医と決めていただき、その土台として「脳の働きを助ける」「体の成長を支える」漢方を並走させるご提案をしています。
実例でも、小学生の女の子が、脳の働きを助ける漢方薬と成長を助ける漢方薬で「ゆっくり話せるようになった」「成績が伸びた」「友達と楽しく話せている」と変化していきました(下の実例をご覧ください)。
お薬を飲んでいる方も、副作用をやわらげたり、お薬が効きやすい体を作ったりする目的でご相談いただけます。
【改善実例】太陽堂での体質改善エピソード
ここでは、ADHDの特性による不注意や落ち着きのなさに悩まれていた方が、漢方で体質から見直された実例をご紹介します。
小学生・女の子|「人の話を聞いていない」と言われるADHD、成績と会話の変化
- ご相談時の状態:5年ほど前から「人の話を聞いていない」「やったことを覚えていない」などが気になり、病院でADHDと診断。少しでも変わればと、ご家族がご相談に来られました。
- 漢方薬によるアプローチ:脳の働きを助ける漢方薬、体の成長を助ける漢方薬、脳の働きを助ける錠剤の3種類をご提案しました。
経過:
- 服用開始から1ヶ月:もともと早口で少しどもる感じがあったのが、ゆっくり話すようになってきたとのことでした。
- 服用開始から10ヶ月:勉強の成績が伸び、良い意味で自分の意思がはっきりして、自分で考えられるようになってきたとのことでした。
- 服用開始から1年4ヶ月:コミュニケーションの力が高まり、周りの友達と楽しそうに話せているとのこと。通知表も平均点まで取れるようになってきたとのことでした。
- 服用開始から1年8ヶ月:中学生になり、周りの友達が変わる心配がありましたが、自然に過ごせているとのことでした。
- 服用開始から2年3ヶ月〜2年6ヶ月:調子が良く飲み忘れが増えたため、どちらも1日1回に減量。それでも調子の良い状態が続き、反抗期はあるものの問題なく過ごせているとのこと。治療終了に向けて継続中です。
▼ 最近の実例(症例ページ:7ヶ月/ADHD・ASDを併せ持つ方)
※効果には個人差があります。早い方で1〜3ヶ月程度で、落ち着き・寝つき・疲れやすさなどの変化を感じ始めることが多いです。
【薬剤師コラム②】大人のADHD——「回らない」の裏にある脳の疲れ
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
大人になってからADHDと診断された方のご相談も増えています。「仕事のミスが減らない」「家事が回らない」「先延ばしが止まらない」——共通しているのは、常に気を張って頑張り続けた結果の「脳の疲れ」と、それに伴う不眠・不安・落ち込みです。
大人の場合、太陽堂では脳の働きを助ける組み立てに、消耗した気血を補い、高ぶった神経を鎮める働きを合わせることが多いです。まず眠りと疲れが整い、そのあとで集中の続きやすさが変わってくる、という順番が一般的です。
お薬(コンサータ・ストラテラなど)を飲んでいる方は、副作用の食欲低下や不眠をやわらげる目的でも並走できます。
「特性だから」と自分を責めないでください。体のコンディションが整うと、できることは少しずつ増えていきます。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 ADHD・自閉症)どうぞ参考にされて下さい。
自宅でできるセルフケア・食養生
漢方薬の服用と併せて、脳を疲れさせず、集中しやすい環境を作りましょう。
- 睡眠のリズムを固定する:寝不足は不注意と多動を強めます。寝る時間・起きる時間を決め、夜のスマホ・ゲームを減らしましょう。
- 朝食にたんぱく質を:脳のエネルギーと神経伝達物質の材料になります。卵・魚・大豆・乳製品を朝に。
- 体を動かす習慣:苦手意識の少ない運動(散歩・水泳・トランポリンなど)から。体力と筋肉は集中力の土台です。
- 「やること」を目に見える形に:紙に書く・チェックリスト・タイマー。頭の中だけで管理しないことが、ミスと先延ばしを減らします。
- 刺激を減らす:作業中は机の上を片付け、通知を切る。一度に一つの作業に。
- 一人で抱え込まない:学校・職場・支援機関・家族と困りごとを共有し、環境の工夫を一緒に考えましょう。
よくあるご質問(FAQ)
病院でコンサータやストラテラを処方されていますが、漢方薬は併用できますか?
はい、病院のお薬と併用して問題ありません。
病院のお薬で集中力や衝動性を支えながら、漢方で脳の疲れ・体の成長・神経の高ぶりといった体の側を整えていく、という役割分担です。副作用の食欲低下や不眠をやわらげる目的でも並走できます。お薬手帳など現在の治療内容がわかるものをご持参ください。お薬の減量や中止は、必ず主治医の先生にご相談ください。
子どもでも漢方薬を飲めますか?
はい。お子さんの体格と体質に合わせて、飲みやすい形(粉・錠剤・煎じ薬の少量)と量を調整します。上の実例のように小学生の方のご相談も多く、保護者の方と一緒にご来店ください。
大人になってから診断されました。今からでも変わりますか?
はい、ご相談いただけます。大人の方は、長く頑張り続けた結果の脳の疲れや、不眠・不安が重なっていることが多く、まずそこを整えます。年齢に関係なく、体のコンディションは整えられます。
病院のお薬は副作用が心配で、まだ飲んでいません。漢方だけでも相談できますか?
はい。お薬を始めるかどうかは主治医と決めていただき、その土台として漢方で脳の働きと体の成長を支える、というご提案ができます。ただし、漢方は病院の治療の代わりではありません。生活に大きな支障が出ている場合は、主治医の判断を優先してください。
漢方薬を飲み始めてから、どのくらいの期間で変化を感じられますか?
落ち着き・寝つき・疲れやすさなどの変化は、早い方で1〜3ヶ月程度で感じられることがあります。集中の続きやすさや、学習・仕事の変化は、3〜6ヶ月の単位でじっくり見ていきます。
費用はどのくらいかかりますか?
目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。
体質や組み合わせる漢方の内容によって変わるため、お作りする前に必ず金額をはっきりお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。ご予算のご希望も遠慮なくお聞かせください。
まとめ|集中しやすく、落ち着きやすい「体の土台」から
ADHDは特性そのものを変えるものではなく、脳の疲れや体の土台の弱さが困りごとを大きくしていることが少なくありません。
病院の診断と治療を土台にしながら、漢方で脳に栄養と血を届け、体の成長と体力を養い、高ぶった神経を落ち着かせる。
この両面からのアプローチで、お子さんも大人の方も、持っている力を発揮しやすい毎日を目指しましょう。
一人で悩まず、新宿の漢方薬局「太陽堂」へどうぞお気軽にご相談ください。

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太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。





