
「脳ドックで脳動脈瘤と診断され、いつ破裂するかとこの先が不安…」
「経過観察と言われたけれど、少しずつ大きくなっているので心配…」
「一度くも膜下出血で倒れてしまい、その後の後遺症(ふらつきなど)に悩んでいる…」
「血圧の薬を飲んでいるけれど、これ以上悪くならないために自分でできることはないか…」
脳の血管の一部が風船のように膨らんでしまう状態が「脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)」です。
破裂すれば「くも膜下出血」という命に関わる重大な病気を引き起こすため、診断を受けると強い不安を感じる方が多くいらっしゃいます。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、脳神経外科での定期的な検査と治療を前提として、血管への負担を減らし、これ以上進行させないための「血管と血流の土台づくり」を漢方でお手伝いいたします。
【この記事の結論:「脳動脈瘤・脳出血」に対する漢方の考え方】
- 不調の正体(原因):西洋医学では「加齢、高血圧、喫煙、動脈硬化により血管の壁が弱くなり、血流の負担で膨らむこと」とされます。漢方では、ドロドロした血の滞り(瘀血)や、血管を硬くする熱、自律神経の乱れによる血管への圧力が背景にあるととらえます。
- 漢方の考え方:手術による治療や血圧のコントロールは病院が担います。漢方は、滞った血流を整え、血管にかかるストレス(気の滞り)を和らげることで、動脈瘤が大きくなりにくい・出血しにくい体の土台を養います。
- 対象となる主なお悩み:未破裂脳動脈瘤が大きくなる不安、脳出血・くも膜下出血後のふらつきや後遺症、高血圧や動脈硬化の進行への不安。
脳動脈瘤・脳出血とは?西洋医学の原因と病院での治療
脳の動脈に血流などの負担がかかり続けることで、血管の壁の一部が弱くなり、風船状に膨らんだ状態を「脳動脈瘤」と呼びます。大きさは2mm程度の小さなものから25mm以上のものまで様々ですが、大部分は10mm未満です。
近年は脳ドックの普及により、偶然発見されるケースが増えており、成人の約3%が保有していると言われています。
脳動脈瘤は、破裂していない「未破裂脳動脈瘤」と、破裂した「破裂脳動脈瘤」に分けられます。
破裂して「くも膜下出血」を起こすと、約半数が死に至り、残りの多くの方にも重篤な後遺症が残ってしまう、大変重い病気です。そのため、破裂しないように予防していくことが何よりも重要になります。
主な症状と原因
未破裂の段階では「ほとんどが無症状」です。
稀に、大きくなった動脈瘤が周囲の神経を圧迫し、「物が二重に見える」「まぶたが開かなくなる」などの目の症状が現れることがあります。
一方、破裂してくも膜下出血を起こすと、突然バットで殴られたような「今までに経験したことのない激しい頭痛」「吐き気」「嘔吐」「意識障害」が現れます。
動脈瘤ができる原因は完全には解明されていませんが、以下のような要因が複雑に絡み合っていると考えられています。
- 加齢
- 高血圧(血管への強い圧力)
- 喫煙(血管の収縮と壁の破壊)
- 動脈硬化
- 家族歴(遺伝的要因)
※突然の激しい頭痛、吐き気、顔の半分が動かない、ろれつが回らないといった症状が現れた場合は、くも膜下出血や脳出血・脳梗塞の発作の疑いがあります。すぐに救急車を呼び、専門の医療機関を受診してください。
病院での検査とお薬の分類
脳神経外科などで、MRI(MRA検査)やCT、脳血管造影検査を行い、動脈瘤の大きさや形、場所を確認します。
治療方針は、動脈瘤の大きさと破裂リスクに応じて決定されます。
リスクが低いと判断された場合は、高血圧の治療(降圧薬)と禁煙を続けながら「経過観察」となります。
破裂のリスクが高い、あるいは少しずつ大きくなっている場合は、動脈瘤の根元をクリップで挟む「開頭クリッピング術」や、血管の内側からコイルを詰める「血管内コイル塞栓術」といった外科的手術が行われます。
病院の治療は、手術で破裂を防ぐことや、薬で血圧の数値を下げることに優れています。漢方は、病院の治療と並走しながら「血管が傷みやすい・血圧が上がりやすい体質」の側を整える役割を受け持ちます。
漢方での考え方|「血管への圧力」と「血の滞り」を整える
漢方では、脳動脈瘤や脳出血の背景には、ドロドロとした血の巡りの悪さ(瘀血)や、ストレスによる自律神経の乱れ(気の滞り)が、血管に過剰な圧力をかけ続けている状態があると考えます。
| 漢方の見立て | 主な自覚症状と体質 | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 血流の滞りと血管の硬さ 「瘀血(おけつ)」 | 高血圧、高脂血症、糖尿病がある。肩こりがひどい、舌の裏の静脈が太く黒く目立つ。 | 【血の巡りを促し、血管を労わる漢方薬】 滞った古い血の巡りをスムーズにし、血管への負担を減らして動脈硬化が進みにくい環境を作ります。 |
| ストレスによる血管への圧力 「気滞(きたい)」「肝陽上亢」 | イライラしやすい、緊張すると血圧が上がる。怒りっぽい、のぼせ、顔が赤い。 | 【気の巡りを整え、高ぶりを鎮める漢方薬】 ストレスで張り詰めた自律神経の過緊張を解きほぐし、血管にかかる不必要な圧力を穏やかに和らげます。 |
| 出血後の後遺症と水分の滞り 「水毒(すいどく)」 | くも膜下出血や脳出血の後に、めまいやふらつきが残っている。頭が重い、雨の日に体調が悪い。 | 【余分な水をさばき、巡りを整える漢方薬】 脳内の微小な循環を助け、余分な水分の滞りをさばくことで、後遺症のふらつきや頭重感を和らげます。 |
※漢方薬はお一人おひとりの体質と、現在の病院での治療内容に合わせてお作りします。生活習慣病(高血圧・高脂血症など)がベースにある場合は、血液検査の数値を参考にしながら、合う組み合わせをご提案いたします。
【薬剤師コラム①】「経過観察」の期間にできることがあります
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
脳ドックで「未破裂脳動脈瘤があります。今の大きさなら手術は必要ないので、半年に一度経過観察をしましょう」と言われたとき、多くの方は「手術しなくてよかった」と安心する半面、「いつ破裂するかわからない爆弾を抱えたまま、ただ大きくなるのを待つだけなんて怖い」という強いストレスを感じられます。
漢方のご相談において最も優先すべき目標は、「今ある血管の瘤(こぶ)を、これ以上大きくさせないこと」「破裂(出血)を防ぐこと」です。
一度できてしまった瘤を漢方薬で完全に消し去ることは困難ですが、血流を整え、血管の炎症を鎮め、ストレスによる血圧の乱高下を防ぐことで、「大きくなりにくい体の土台」を作ることは可能です。
ただ不安に怯えながら過ごすのではなく、経過観察の期間だからこそできる「体質からの予防」を一緒に始めてみませんか。
【改善実例】太陽堂での体質改善エピソード
ここでは、病院の定期検査を受けながら、漢方で体質を整えている方の実例をご紹介します。
50代・女性|5mmの未破裂脳動脈瘤・大きくなる不安からの変化
- ご相談時の状態: 病院で「脳動脈瘤」と診断され、少しずつ大きくなっているので、これ以上大きくならないようにとご相談に来られました。症状は今のところ出ておらず、大きさは「5mm」とのことでした。
- 漢方薬によるアプローチ: 血管を強くする漢方薬と、出血を予防する漢方薬の2種類を併用してお出ししました。
- 経過:
- 服用開始から1年: 病院の検査で、動脈瘤の大きさは特に変わっていないとのことでした。調子も悪くないとのことでした。
- 服用開始から3年: 病院の検査で大きさは変わらないとのことでした。量を減らし、最低限の量で服用を続けています。
60代・男性|脳出血後のふらつきと、動脈瘤への不安からの変化
- ご相談時の状態: 一度急に倒れて病院に運ばれた際に、「軽い脳出血」と「脳動脈瘤」と診断されました。これ以上ひどくならないようにできれば、とご相談に来られました。症状としては、たまにある「ふらつき」「めまい」が気になるとのこと。これまでに2度ほど倒れた経験があるとのことでした。
- 漢方薬によるアプローチ: 血管を強くする漢方薬、出血を予防する漢方薬に加えて、めまいに対する漢方薬の3種類を併用してお出ししました。
- 経過:
- 服用開始から2ヶ月: めまいやふらつきが出なくなっているとのことでした。調子の良い日が増えているとのことでした。
- 服用開始から1年: 病院の検査で大きさも変わらないとのこと。めまい・ふらつきもなく、調子は安定しているとのことでした。
- 服用開始から2年: 引き続き検査も問題ないとのこと。めまいの漢方薬は休止し、最低限の量で様子を見ています。
※効果には個人差があります。早い方で1〜3ヶ月程度で、めまいなどの自覚症状に変化を感じる方もいらっしゃいます。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 脳卒中(脳梗塞・脳動脈瘤)) どうぞ参考にされて下さい。
【薬剤師コラム②】血圧の管理と禁煙が、最大の防御です
担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)
脳動脈瘤の破裂を防ぐために、私たちが患者さんに何度もお伝えしていることがあります。それが「血圧のコントロール」と「禁煙」です。
タバコは血管を強力に収縮させ、血管の壁を直接傷つけます。また、血圧の急激な上昇は、風船のように薄くなった動脈瘤の壁に圧力をかけ、破裂の引き金になります。
漢方薬で血流を整えても、タバコを吸い続け、血圧を放置していては効果が半減してしまいます。病院で処方されている降圧薬は必ず指示通りに飲み、ご家庭でも毎日決まった時間に血圧を測る習慣をつけてください。
病院のお薬で血圧の「数値」を抑え、漢方薬で血管の「質」を整える。この両面からのケアが大切です。
自宅でできるセルフケア・食養生
漢方薬の服用と併せて、次の生活習慣を続けることが進行予防のかぎになります。
- 禁煙: 喫煙は脳動脈瘤の大きな悪化要因です。必ず禁煙してください。
- 血圧の管理: 病院で処方された降圧薬は自己判断でやめず、毎日家庭で血圧を測定して記録しましょう。
- 塩分・脂質を控えた食事: 高血圧と動脈硬化を防ぐため、塩分は控えめにし、青魚や野菜を中心にバランスよく食べましょう。
- 急激な温度変化(ヒートショック)を避ける: 冬場の脱衣所や浴室、熱すぎるお風呂は血圧を急上昇させます。脱衣所を暖め、ぬるめのお湯に浸かる工夫をしてください。
- いきみ・急な力みを避ける: トイレで強くいきんだり、重い物を急に持ち上げたりする動作は血圧を急上昇させるため注意が必要です。便秘は漢方や食事で早めに解消しましょう。
よくあるご質問(FAQ)
病院の血圧の薬や血液をサラサラにする薬を飲んでいますが、漢方薬は併用できますか?
はい、併用していただけます。
ただし、血液をサラサラにするお薬(抗血小板薬・抗凝固薬)を服用中の場合、血流を良くする漢方との飲み合わせには専門的な確認が必要です。必ずお薬手帳をご持参いただき、専門の薬剤師が安全を確認したうえでご提案します。また、病院のお薬を自己判断で減らしたり、やめたりしないでください。
脳動脈瘤は治らないと聞いたのですが、漢方で本当に良くなりますか?
すでにできてしまった脳動脈瘤(血管の膨らみ)を漢方薬で小さくして消すことは、難しいと考えています。
ただ、「血管の壁に負担をかけない血流」を作り、破裂やこれ以上の拡大を防ぐ土台づくりは可能です。また、めまいやふらつきなど、今出ている症状に対しては、その方に合わせて漢方薬を組んでいきます。
このまま放っておくとどうなるのですか?
動脈瘤が少しずつ大きくなると、ある日突然破裂して「くも膜下出血」を引き起こす危険性が高まります。
命の危険や重篤な後遺症(麻痺や認知機能障害など)に直結する病気ですので、放置せず、病院での定期的な検査を受けながら、体質の面からも何かしらの予防をしておくことをおすすめします。
費用はどのくらいかかりますか?
目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。
体質や組み合わせる漢方の内容によって変わるため、お作りする前に必ず金額をはっきりお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。ご予算のご希望も遠慮なくお聞かせください。
まとめ|「いつか破裂するかも」という不安を和らげるために
「定期検査のたびに、大きくなっていないかビクビクしている」
脳動脈瘤を抱えて生きることは、常に目に見えない不安との闘いです。
手術が必要な状態になるのをただ待つのではなく、血圧を管理し、漢方で血の巡りや血管の炎症を整えていく。
「今の自分にできる予防策をしっかりやっている」という実感が、ストレスや自律神経の乱れを和らげ、結果として血管への負担を減らすことにつながります。
「これ以上悪くしたくない」「後遺症のふらつきを何とかしたい」とお悩みの方は、どうぞ新宿の漢方薬局「太陽堂」へご相談ください。

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太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。



