アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)とは

知的発達の遅れがないので周りからはわかりずらい病気になります。

・コミュニケーションの問題
・対人関係の問題
・限定されたものへの興味・こだわり

などの症状が特徴です。
女性よりも男性の割合が多く、約4分の3が男性と言われています。
明確な原因はまだわかっていませんが、脳機能の障害と考えられています。

コミュニケーション・対人関係の問題とは

アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)の方は、場の空気が読めない・相手の気持ちを理解する事が苦手など「人付き合いが上手く出来ない」方が多いです。

言葉をそのまま素直に受け取ったり、冗談が通じない事が多く、冗談でも素直に真に受けてしまう事があります。
この様な行動も悪意がありしている訳ではなく「人付き合いが苦手」という部分からきています。

限定されたものへの興味・こだわりとは

自分が好きなもの(車・鉄道・昆虫など)に対しての興味・こだわりが強く過剰なまでに熱中します。
異常なほどの集中力や記憶力、こだわりをみせます。

また、特別なルーティンを大切にする事が多く決まった日常生活や決まった行動をとる事が好きな人も多いです。

何かを考える時に頭にモヤがかかっているような感覚

私自身、アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)の方とお話しをした時に「頭にモヤがかかっているような感覚」という表現をされる方が多いです。

・何かを考える時にモヤが邪魔をして考えがまとまらない
・すっと言葉が出てこない
・興味がないものへの記憶力の低下

この様な言葉を多く聞きます。
このモヤが脳機能の障害かはわかりませんが、このモヤを取り除く事で改善が見られる事が多いです。

アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)の漢方薬

上記でもお書きしました頭のモヤを取り除く為に太陽堂独自の漢方薬を使わせて頂きます。
それに付け加えこだわりが強い部分に「肝経・胆系」と言われている漢方薬を併用する事で効果を上げていきます。

肝経・胆経の漢方薬

・四逆散
・釣藤散
・抑肝散
・柴胡加竜骨牡蠣湯

紹介している漢方薬は、一部になりその方々に合わせて漢方薬をお作り致します。

アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)の症例

平成2年生、男性

何年か前より自分の思考と行動がついてこない、何かを考えようとすると頭にモヤがかかり邪魔をしている感覚があるとの事でご相談に来られました。
病院で診断された訳ではないのですが、「頭にモヤがかかった感覚」というのはアスペルガー症候群の方がおっしゃる事が多いです。

漢方薬の種類としては、
①自律神経を整えてくれる漢方薬
②脳の機能を活性化する太陽堂独自の漢方薬

の2種類を出させて頂きました。

漢方治療開始から1ヶ月、少しずつですが、モヤが取れてきている感覚があるそうです。

漢方治療開始から2ヶ月、頭の回転が速くなってきた感じがあるとの事でした。
考えるのに時間がかかっていたのが、最近は時間をかけずに考えられるようになってきているとの事。

漢方治療開始から7ヶ月、元々本を読んだりする事が苦手とおっしゃっていたのですが、最近は本を読むようになってきているとの事。
外に出る事も増え行動的になっているとおっしゃっていました。

最近では本を読む事も苦ではなくなっているとおっしゃっていました。
この調子で改善が見られてくると何よりですね。引き続き根治に向け漢方治療中です。