シェーグレン症候群は漢方薬で改善が可能です。
目の乾きもあって目ヤニが溜まる…
口臭や虫歯も気になってきて…
涙腺や唾液腺に障害を起こす「シェーグレン症候群」。
「シェーグレン症候群」は漢方薬で改善します。
シェーグレン症候群の漢方薬
太陽堂では以下の3つをシェーグレン症候群の原因として考えています。
・自己免疫による患部への攻撃
・ウイルス・細菌感染
・ホルモンバランスの乱れ(主に女性)
この中でも主に「自己免疫」が原因によるものが多く、その場合は「過剰な自己免疫を鎮める漢方薬」を使っていきます。
「ウイルスや細菌などの感染」が見られる場合は「ウイルス・細菌を除去する漢方薬」を。
女性に多い「ホルモンバランスの乱れ」が見られる方は「ホルモンバランスを整える漢方薬」を使っていきます。
この他にも血液やリンパ液の流れが滞ると症状を助長するため、「血流や体液の流れを整える漢方薬」も合わせていくことがあります。
シェーグレン症候群とは
唾液や涙を産生する「唾液腺」や「涙腺」が何らかの原因で攻撃されることで発生する諸症状を指します。
数種類の特定の抗体活性が関係していると言われていますが、なぜ活性が出てきてしまうのかはハッキリと分かっていません。
・口や眼の渇き
・渇きによる機能低下(飲み込みの低下や瞬きのしづらさ)
・渇きによるしびれや痛み
などの症状が見られます。
その他にも「更年期の女性(ホルモンバランスの乱れ)」や「喫煙」などの要因が絡み合って発症します。
シェーグレン症候群をきっかけに過剰になった免疫が、他の臓器も攻撃することがあります。
そのため長く放置すると「間質性肺炎」や「自己免疫性肝炎」などの「様々な自己免疫性疾患」に繋がってしまいます。
「間質性肺炎」については別のページでご紹介しておりますので、ご覧になって見て下さい。
シェーグレン症候群の症例
症例(昭和14年生 女性)
10年以上前から渇きが気になり病院に行った所、「シェーグレン症候群」と診断。
病院のお薬(サリベートエアゾール®)で様子を見ていたが症状がひどくなったため、こちらにご相談に来られました。
症状は「口の渇き」・「口内の痛み」が気になるとのこと。
ひどい時は一日中痛みがあり、寝れない日もあったとのことでした。
漢方の種類は、
①過剰な免疫を鎮める煎じ薬
②口内の潤い保持に働くカプセル剤
を出させて頂きました。
漢方服用開始から2ヶ月、痛みや口の渇きが減っているとのこと。
漢方服用開始から4ヶ月、渇きがさらに無くなっているとのこと。
食事時も口内が痛くないとのことでした。
漢方服用開始から8ヶ月、痛みがなく落ち着いているとのこと。
潤いを保つカプセル剤のみで様子を見ることになりました。
漢方服用開始から1年2カ月、症状はほぼ出ていないとのこと。
調子も良いので今回で終了となりました。
症状に鎮静が見られて安心いたしました。
この調子で過ごせると良いですね。
Q&A(良くある質問)
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の前原」がお答えいたします
Q.自己免疫疾患でも漢方薬で改善しますか?
A.その方に合わせた漢方薬にて症状の改善が見られている方が多いですよ。
しっかりヒアリングを行ってから漢方薬を考えていきます。
Q.口や眼以外にも気になる患部がありますが、漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
A.漢方薬は病名だけでなく、その方の症状に合わせてお組みいたします。
詳しくはご相談ください。
Q.漢方薬のお値段はどのくらいですか?
A.ご希望される生薬や状態によって異なりますが、1週間あたり5000円前後が目安になっております。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
「担当薬剤師」 前原 信太郎
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。