昭和22年生 女性
こんにちは。
今日の患者さんは「非結核性抗酸菌症」・「気管支拡張症」の方になります。
13年ほど前に病院にて「非結核性抗酸菌症」・「気管支拡張症」と診断。
病院のお薬(クラリス、リファンピシン、エブトール、イスコチンなど)を飲んでいたが改善がみられない為、こちらにご相談に来られました。
症状としては「咳」・「痰」・「微熱」・「食欲不振」などになります。
炎症反応であるCRPも2.5と高値を示し、息切れもしてしまっているとおっしゃっていました。
漢方の種類としては、
①菌を除去する漢方薬
②免疫を上げる漢方薬
③膿を取る煎じ薬
④炎症を取る煎じ薬
の4種類を組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から4ヶ月、横になった時や寝た時に痰や咳は出てしまうが、身体は大分楽になっているとの事。
CRP(炎症反応)も2.5→0.8まで下がり身体の中の熱も取れてきているとおっしゃっていました。
漢方服用開始から9ヶ月、まだ痰や咳は出るが、引き続き身体は楽になっているとの事。
CRP(炎症反応)も0.53まで下がり調子の改善が見られているとの事でした。
漢方服用開始から1年1ヶ月、煎じ薬を組み替え「気管支の炎症を取る煎じ薬と肺を潤す煎じ薬」にした所、咳や痰の回数は少し減っているとの事。
楽になっているとの事で安心いたしました。
漢方服用開始から2年、症状もなく元気に過ごせているとの事で服用終了。
咳も痰も出なくなったとの事でした。
調子の改善が見られているようで安心いたしました。
引き続きこの調子で改善が見られていくと何よりですね。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。