
「「小さいうちは『経過観察』と言われていたのに、気づけば手術が必要なサイズに…」
「レルミナを飲んでいるけれど、更年期のような副作用が辛くて耐えられない」
「出血量が尋常じゃなく、貧血でフラフラ。でも子宮の全摘手術はどうしても避けたい」
健康診断や婦人科のエコー検査で、多くの女性が見つかる「子宮筋腫」。
最初は「まだ小さいから経過観察で大丈夫ですよ」と言われ、定期検診だけを受けていたのに、数年後に突然「大きくなってきたから、そろそろ手術(全摘)を考えましょうか」と宣告され、頭を真っ白にしている方が多くいらっしゃいます。
巨大化した筋腫による過多月経(異常な出血量)や、それに伴う重度の貧血。さらに、筋腫が膀胱を圧迫することによる頻尿や、外見からも分かるほどのお腹ぽっこりなど、日常生活を脅かす症状に一人で耐えていませんか?
今回は、「経過観察」という名のもとに筋腫が育ってしまった方、そしてレルミナなどのホルモン剤の副作用や手術への恐怖で板挟みになっている方へ向けて、漢方で筋腫の成長を止め、メスを入れずに穏やかな日常を取り戻すアプローチをお話しします。
「経過観察」の落とし穴と、病院治療の限界
子宮筋腫は、子宮の筋肉にできる良性の腫瘍(コブ)です。良性であるため、命に直結するわけではありませんが、西洋医学(病院)では根本的に「薬で完全に消す」ことはできず、以下のような対症療法が中心となります。
1. 経過観察(何もしない)
筋腫が小さく、症状が軽い場合は「半年に一度エコーで見ましょう」と経過観察になります。
しかし、これは「手術が必要な大きさになるまで待っている状態」に過ぎず、その間に筋腫が育つ原因(体質)を治しているわけではありません。
2. レルミナなどのホルモン療法(偽閉経療法)
筋腫が大きくなり、過多月経や貧血がひどくなると、女性ホルモンの分泌を止めて筋腫を一時的に小さくする「レルミナ」などの強力な薬が処方されます。
【病気の壁】
薬を飲んでいる間は出血が止まり、筋腫も縮小しますが、体が強制的に「閉経状態」になるため、激しいほてり、滝のような汗、気分の落ち込み、骨密度の低下といった重い副作用が現れます。また、原則として半年しか連続使用できず、服用をやめると再び元のサイズにリバウンドしてしまいます。
3. 手術(筋腫のみ摘出・子宮全摘出手術)
薬が使えなくなった場合や、筋腫が巨大化して多臓器を圧迫している場合の最終手段です。
「筋腫だけを取る手術(核出術)」は再発のリスクが高く、再発を防ぐためには「子宮全摘出手術」が提案されますが、女性としての喪失感や、体にメスを入れる恐怖から決断できない方が非常に多いです。
【薬剤師 石川先生の視点】
「全摘しかない」と言われても、諦めないでください
「夜用ナプキンが1時間もたない」「ズボンを汚してしまうのが怖くて外出できない」という過多月経の恐怖や、常にふらふらする貧血の辛さは、本当に心細いですよね。
病院で「もうレルミナも限界だし、年齢的にも子宮を全摘しましょう」と事務的に言われ、泣きながらご相談に来られる方も…
でも、どうしても手術をしたくないというあなたの想いは、決してワガママではありません。漢方には、体に負担をかけず、今の辛い症状をコントロールしながら「閉経まで逃げ切る(軟着陸する)」という、第3の選択肢があります。
※有茎巨大漿膜下筋腫は予後を悪化させないために手術を優先した方が良い時もあります。
漢方で紐解く、子宮筋腫が大きくなる正体
なぜ、あなたの子宮筋腫は育ってしまったのでしょうか?
東洋医学(漢方)では、子宮筋腫の正体を、骨盤内に溜まり、固まってしまった古い血=「瘀血(おけつ)」の塊だと考えます。
1. 筋腫は「ドロドロ血(瘀血)」をエサにして育つ
冷えやストレス、胃腸の弱りなどで骨盤内の血流が滞ると、排出されなかった古い血が子宮内に居座ります。筋腫は、この滞ったドロドロ血(瘀血)から栄養を吸い取って、どんどん巨大化していくのです。
2. 「血が足りない(血虚)」から、さらに冷えて固まる
過多月経で大量の血を失うと、体は慢性的な栄養不足=「血虚(けっきょ)」に陥ります。血が足りないと体を温めることができず、骨盤内がさらに冷え、瘀血がより強固なコブ(筋腫)としてカチカチに固まってしまう…という悪循環が起きています。

【薬剤師 前原先生の視点】
「経過観察」の間に、漢方でエサ(瘀血)を断つ!
病院の「経過観察」は、私たち漢方家から見ると非常にもったいない時間です。
ただ大きくなるのを待つのではなく、その期間に漢方で「瘀血(ドロドロ血)」を掃除してしまえば、筋腫への栄養供給(エサ)が断たれ、これ以上成長できない状態を作ることができます。
巨大化してカチカチになった筋腫を「完全にゼロ」にすることは難しいですが、漢方で血流を良くしてコブを柔らかくし、少しずつ小さく縮小させることは十分に可能です。
エサを断ち、柔らかくすることで、過多月経や周囲への圧迫(頻尿・痛み)といった辛い症状は劇的に改善していきます。
●子宮筋腫の説明はこちらからご覧ください。

比較表:病院の治療(西洋薬)と漢方のアプローチの違い
| 治療の目的・特徴 | 病院での一般的なお薬・治療 | 太陽堂の漢方アプローチ |
| 筋腫の成長に対して | 経過観察(定期検診) 大きくなるまで様子を見る | 「血(瘀血)」を流す漢方 筋腫のエサとなるドロドロ血を掃除し、成長を止める・縮小させる |
| 過多月経・貧血 | 鉄剤、止血剤、ピル 対症療法で血を補い、ホルモンで生理を軽くする | 「血虚」を補い、子宮を整える 出血で失った栄養を良質な血で補い、子宮の過剰な熱を冷まして出血を止める |
| 縮小のアプローチ | レルミナ(偽閉経療法) 女性ホルモンを止め、強制的に萎縮させる(半年が限度、副作用強) | 「しこり」を柔らかくする生薬 カチカチのコブを物理的に柔らかく解きほぐし、体に負担なく吸収・排出を促す |
| 最終的な手段 | 手術(全摘出など) メスを入れて物理的に切り取る | 閉経への軟着陸(逃げ切り) 手術を回避し、症状のない穏やかな状態で自然な閉経を迎えさせる |
【改善実例】レルミナの副作用に限界。手術を回避し縮小した子宮筋腫
「夜用ナプキンの恐怖から解放され、全摘手術もキャンセルできました!」
昭和53年生 女性
●ご相談内容
40代に入ってから生理の経血量が異常に増え、レバー状の巨大な塊が出るように。婦人科のエコー検査で「8cmの多発性子宮筋腫」が見つかりました。
手術に向けて筋腫を小さくするため「レルミナ」を処方されましたが、服用直後から激しい動悸、ほてり、不眠、うつ状態といった更年期障害の副作用に襲われ、日常生活が困難に。
「これ以上薬は飲めない、でも子宮の全摘手術はどうしても避けたい」と、切羽詰まった状態で太陽堂にご相談に来られました。
●漢方服用の経過
- 漢方薬: 筋腫のドロドロ血(瘀血)を流す漢方薬、しこりを柔らかくする漢方薬と、大量出血で失われた血(血虚)を補う漢方薬を組み合わせて処方。
- 2ヶ月後: 主治医と相談し、副作用の辛かったレルミナを中止。漢方のみに切り替えました。心配していた生理が来ましたが、以前のような「ボコボコと出る巨大な血の塊」が減り、夜用ナプキンを変える頻度が減りました。
- 6ヶ月後: 出血量が完全に正常の範囲内に落ち着き、ひどかった貧血(ふらつきや動悸)も改善。顔色もパッと明るくなりました。
- 10ヶ月後: 病院の定期検診のエコーで、8cmあった最大の筋腫が「6cm」に縮小、他の小さな筋腫も成長が止まっていることが確認されました。
- 1年2ヶ月後: 出血や痛みの症状が全くなくなり、筋腫も悪さをしていないため、主治医から「これなら全摘手術はしなくて大丈夫。このまま閉経まで様子を見ましょう」と言われました!無事に手術を回避できたため、漢方治療も良い状態を維持するフェーズへ移行しました。
Q&A(よくある質問)
今、病院で「レルミナ」や「ピル」を飲んでいますが、漢方と一緒に飲めますか?
はい、併用していただけます。
すでにレルミナ等を服用されている場合、急にやめるとリバウンドで出血が増えることがあります。
まずは併用しながら漢方で「瘀血を流す体づくり」を始め、レルミナの副作用(ほてりや気分の落ち込み)を漢方で和らげます。
その後、体調が整ってきたのを確認しながら、主治医と相談の上で少しずつ西洋薬を減らしていくステップをご提案しています。
お腹の上から触っても分かるくらい大きいです(お腹ぽっこり)。漢方で完全に消えますか?
完全にゼロ(消滅)にするのは難しいですが、縮小させて「悪さをしない状態」にすることは可能です。
こぶし大以上に大きく硬くなった筋腫を、跡形もなく消すことは漢方でも困難です。
しかし、漢方の力で筋腫を柔らかくし、サイズを少しずつ縮小させることで、「周囲の臓器への圧迫(頻尿やお腹の張り)」や「過多月経」といった辛い症状を取り除くことは十分に可能です。
「症状が出ない状態」を保ったまま、手術をせずに自然な閉経へと導く(逃げ切る)ことが漢方治療の最大のゴールです。
「経過観察」と言われていますが、今から漢方を飲んだほうがいいですか?
はい!経過観察の「今」こそ、漢方を始めるベストタイミングです。
病院の経過観察は「放置」です。
筋腫が小さく症状が軽いうちに漢方で「瘀血(ドロドロ血)」の体質を改善してしまえば、筋腫が巨大化するのを未然に防ぎ、将来の手術リスクを大幅に下げることができます。
まとめ:手術台に上がる前に、あなたの「血流」を見直しませんか
「レルミナの副作用が辛い。でも、やめたら手術しかない…」
「全摘出だけは絶対に避けたい」
先の見えない治療方針と、毎月のように襲ってくる大量出血の恐怖。
その不安を抱えたまま、ただ病院の言う通りにメスを入れる必要はありません。
「経過観察」と言われている方も、「手術」を迫られている方も、まずは「筋腫の栄養源であるドロドロ血を掃除し、これ以上育てない」という東洋医学のアプローチに目を向けてみませんか?
「体にメスを入れたくない」「副作用のない穏やかな日常を取り戻したい」と強く願う方は、ぜひ一度、新宿の漢方薬局「太陽堂」にご相談ください。
同じ女性としての痛みが分かる石川先生や、女性系の疾患に詳しい前原先生をはじめ、私たち薬剤師があなたの体にしっかり寄り添い、全力でサポートいたします。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
記事作成者 薬剤師 石川 満理奈

得意な疾患:胃腸疾患・耳鼻咽喉疾患・不妊症・婦人科・肝臓・腎臓
開業医だった父の影響で小さい頃から医療は身近に。
薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。
自分自身の胃腸の不調も漢方薬により改善。
よりご来局頂いた方の体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ。
記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表
沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。
調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。










