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【開局10年の記録】「もう治らない」と諦めかけているあなたへ。月900名の相談を受ける薬剤師が語る、漢方が「届く」理由

2026 2/07
ブログ
2026年2月6日2026年2月7日
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「病院を何件回っても原因が分からない」
「この薬を、一生飲み続けるしかないと言われた」
「治療法がないから、上手く付き合っていくしかないと諭された」

もし今、あなたがそのような言葉をかけられ、出口のないトンネルの中にいるのなら、少しだけ私の話を聞いてください。

漢方薬局 太陽堂、代表薬剤師の林 泰太郎です。

私はこれまで10年間、延べ数万人以上の方と向き合ってきました。現在も、毎月900名を超える方が、藁をもすがる思いで当薬局の扉を叩かれます。

今日は、なぜ私が西洋医学の現場から漢方の道へ進んだのか、そしてなぜ漢方なら「諦めていた病気」に届くことがあるのか。その理由をお話ししたいと思います。


目次

薬剤師としての「無力感」が原点でした

私は元々、一般的な調剤薬局で働く薬剤師でした。

医師の処方箋に基づき、正確に薬をお渡しし、説明をする。それは医療において非常に重要な役割です。

しかし、3年間現場に立つ中で、私はある「壁」に直面し続けていました。

薬は増えるのに、患者さんは元気にならない

毎月来られる慢性病の方達。

「先生、痛み止めが効かなくなってきたから、強いのに変えてもらったよ」

そう言ってお薬手帳を見ると、種類は増え、量は増えているのに、患者様の顔色は優れないまま。

西洋薬は、症状を「抑える」ことには長けています。しかし、私が本当にやりたかったことは、「その場しのぎの対処」ではなく、「根本から良くする事」でした。

「治療の難しい病気をなんとかしたい」
「ひとりでも多くの方を笑顔にしたい」

その想いから、私は漢方の世界へ飛び込みました。


「異常なし」の正体を見つけるのが漢方の仕事

西洋医学と漢方、どちらが優れているという話ではありません。

「見ているもの」が違うのです。

西洋医学(病院)漢方(東洋医学)
得意分野手術、救急救命、細菌感染
検査数値の異常発見
慢性病、原因不明の不調
自己免疫疾患、体質改善
治療の対象「病気(患部)」を見る
(悪い部分を切る、叩く)
「人(全体)」を見る
(崩れたバランスを整える)
診断の基準検査数値、画像診断体からのサイン
(顔色、声、舌など)

※もちろん漢方でも急性の病気を見る事はありますし、検査数値もしっかり見て状態を把握します。

検査機器には映らない「不調の種」

病院で「異常なし」と言われるのは、「機械で測定できる範囲には、目に見える傷がない」という意味に過ぎません。

しかし、漢方の視点で見ると、体は悲鳴を上げていることが多々あります。

  • 血がドロドロで巡っていない(瘀血)
  • 余分な水が溜まり、冷えている(水滞)
  • ストレスで気が張り詰めている(気滞)

これらはレントゲンには映りませんが、確実に「痛み」や「辛さ」の原因となります。

漢方は、この「数値化できない不調」を言語化し、整えることができる唯一の医学です。

木を見る西洋医学、森を見る東洋医学。

900人の方がいれば、900通りの「正解」がある

私が3年間の修行を経て、2015年に太陽堂を立ち上げてから10年。

自己免疫疾患、原因不明の皮膚病、不妊、心の病……。実に様々な悩みを持つ方と出会ってきました。

そんな悩みを抱えていた方々の中から何人かをご紹介させてもらえたらと思います。

【事例①】病院の薬でも止まらなかった発作が消失。杖なしで歩ける日常を取り戻すまで

40代女性・難治性てんかん(癲癇)

■ ご相談までの経緯 20年ほど前から症状が出始め、病院で「てんかん」と診断。抗てんかん薬(デパケン・テグレトールなど)を服用していましたが、それでも「右手の痛みを伴う強直」や「気を失うほどの全身痙攣」といった発作が続いていました。 特に就寝時の症状が酷く、歩行には杖が必要な状態でした。

■ 漢方のアプローチ てんかんの発作は、漢方では「気の乱れ」や「血の滞り」、そして筋肉の過度な緊張が関係していると考えます。今回は以下の2点を重視しました。

  1. 血流を良くする漢方薬(脳や全身の巡りを整える)
  2. 筋肉を緩める漢方薬(強直や痙攣を和らげる)

■ 改善の記録

  • 1ヶ月目: 痛みを伴う強直はあるが、回数が減少。気を失うことはなくなった。
  • 2ヶ月目: 軽い発作が数回あった程度。杖を使わずに歩けるようになる。
  • 4ヶ月目: この1ヶ月間、発作はゼロ。歩けるようになったため、散歩を始める。
  • 8ヶ月目: 寒さで少し調子を崩すことはあったが、発作はなく外出もできている。
  • 1年後: 症状が安定しているため、漢方薬を半分の量に減薬。
  • 2年後: 発作もほとんどなく、体調が良い状態を維持できているため、ご本人の希望により服用終了(卒業)。

【事例②】「落ち着きがない」と悩んでいた日々から、成績アップ・友達との笑顔が増えるまで

10代女性・ADHD(注意欠如多動性障害)

■ ご相談までの経緯 5年ほど前から「人の話を聞いていない」「やったことを覚えていない」などの症状が顕著になり、病院でADHD・多動性障害と診断。「少しでも改善が見られれば」と、お母様とご一緒に相談に来られました。

■ 漢方のアプローチ 成長期のお子様の場合、脳の興奮を鎮めつつ、成長に必要なエネルギーを補うことが大切です。

  1. 脳の働きを活性化する漢方薬(集中力・思考力)
  2. 筋肉をつきやすくする漢方薬(体の土台を作り、気を安定させる)

■ 改善の記録

  • 1ヶ月目: 早口でどもるような話し方が、落ち着いてゆっくり話せるように変化。
  • 10ヶ月目: 自分の意思がはっきりし、自分で考えられるように。学校の成績も伸びてきた。
  • 1年4ヶ月目: コミュニケーション能力が高まり、友達と楽しそうに会話ができている。通知表も平均点まで到達。
  • 1年8ヶ月目: 中学生になり環境が変わったが、問題なく自然に過ごせている。
  • 2年6ヶ月目: 調子が良く飲み忘れも増えたため、1日1回に減薬しても好調を維持。反抗期はあるが問題なし。
  • 3年後: 最初とは見違えるほど落ち着き、元気に過ごせているため服用終了(卒業)。

【事例③】3つの肺疾患を併発し、強い薬も効かなかった状態から。炎症数値(CRP)が正常化するまで

昭和40年生まれ 女性・非結核性抗酸菌症(肺MAC症)/肺アスペルギルス症/気管支拡張症

■ ご相談までの経緯 20年ほど前に「気管支拡張症」「非結核性抗酸菌症」と診断。長年経過観察をしていましたが、半年前に急激に悪化。「肺アスペルギルス症」も併発していると診断されました。 病院からは強い抗真菌薬(ブイフェンドなど)を処方されましたが症状は変わらず、朝方や横になった時に酷くなる咳と、緑色の痰に苦しんでおられました。

■ 漢方のアプローチ 複数の菌と炎症が肺を蝕んでいる状態でした。菌と戦う力(攻撃)と、肺を守る力(防御)の両方が必要です。

  1. 菌を除去する漢方薬(抗真菌・抗酸菌作用のあるものを2種)
  2. 免疫を上げる漢方薬(自己治癒力の向上)
  3. 肺を潤す煎じ薬(炎症で乾いた肺の修復)

■ 改善の記録

  • 1ヶ月目: 効いている実感あり。痰の量、咳の回数が半分ほどに減少。
  • 6ヶ月目: 咳・痰ともに当初の1/5程度まで減少。呼吸がだいぶ楽になる。
  • 9ヶ月目: 「ここ1年で一番調子が良い」とのこと。咳・痰はほとんど出ていない。
  • 1年半後: 無理をして高熱が出たこともあったが、すぐに治まり悪化せず。基礎体力がついていることを確認。
  • 2年2ヶ月目: 漢方の配合を微調整したところ、さらに改善。 【検査数値の改善】 治療前は4.0以上あったCRP(炎症反応)が、0.8(基準値内付近)まで低下。
  • 3年5ヶ月目: 長期間、良い状態を維持できているため、服用終了(卒業)。 「ここ数年で一番調子が良い」と笑顔で卒業されました。

救えなかった命。今も心に刻まれている「悔しさ」

ここまで、漢方によって劇的に回復された事例をご紹介しました。

しかし、すべての方を魔法のように良く出来たわけではありません。 私の力及ばず、救うことができなかった命もあります。

その中でも、私が今も片時も忘れることができない、ある方をご紹介させて頂きます。

「家に帰れた」という、最期の奇跡

その方は、重篤な肺疾患で入院されており、現代医学ではもう手の施しようがない状態でした。 ご家族様からの「少しでも楽になれば」という切実なご相談を受け、漢方服用を開始。

服用を始めてから、奇跡的に体調が持ち直し、なんと一時退院ができるまでに回復されました。 病院のベッドではなく、住み慣れた我が家で、愛するご家族と過ごす時間。 その穏やかな日々が戻ってきたのです。

しかしその後、体調が急変。

その言葉が、今の私を動かしている

「もっと早く出会えていれば」 「あの時、別の漢方を選んでいれば」 そんな後悔ばかりが頭を巡りました。

しかし、ご家族様は私にこう仰ってくださいました。

「先生のおかげで、家で過ごす『家族の時間』を作れました。本当に感謝しています」

救えなかった私に対して、感謝の言葉をくださったのです。 その言葉は、私の胸に深く突き刺さりました。

良く仕切れなかった悔しさと、漢方が最期に与えられた安らぎ。 この経験は、今も私の心に深く刻まれています。

だからこそ、私は学び続けるのをやめません。 もう二度と、目の前の方を諦めたくないから。 一人でも多くの方に、一日でも長く、笑顔の時間を届けたいから。

それが、私が漢方薬剤師として現場に立ち続ける、一番の理由です。

一人一人に合う漢方薬を。

同じ病名でも、その人の体質、性格、生活環境によって、必要な漢方薬は異なります。

だからこそ、私たちは「対話」を何よりも大切にします。

病院では話せなかった些細なこと、昔の怪我、最近の悩み……。すべてお話しください。その雑談の中にこそ、治癒へのヒントが隠されているのです。


最後に:ここはあなたの「最後の砦」でありたい

今、このページを読んでいるあなたは、きっとたくさんの治療を試され、それでも良くならずに傷ついているのかもしれません。

「もう治らない」と諦める前に、あと一度だけ、私たちにチャンスをいただけませんか?

太陽堂には私を含め、想いを共にする4人の薬剤師がいます。

それぞれが違うバックグラウンドを持ち、西洋医学の知識も持った上で、「漢方」という武器を選んだプロフェッショナルです。

「病気」を見るのではなく、「あなた」を見ます。

あなたがもう一度、笑顔で毎日を過ごせるようになるまで、私たちは絶対に諦めません。

どんなに重い悩みでも、複雑な症状でも構いません。

太陽堂の扉は、いつでもあなたのために開いています。


次に読んでほしい記事(春は自律神経と花粉の時期です。)

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太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

記事作成者 薬剤師 林 泰太郎

実績:伝統漢方研究会 2015~2017年・2019年・2020年・2022年・2025年 学術発表

調剤薬局で3年間勤め、西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁に直面。

・「治療の難しい病気をなんとか治したい。」
・「ひとりでも多くの患者さんを笑顔にしたい。」

という想いから漢方の道へ。
漢方薬局で3年間修業をして、2015年 『漢方薬局 太陽堂』を立ち上げ。
開局10年を迎えた今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。

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