
「基礎体温がずっと低温のままで、いつ排卵しているのか分からない…」
「生理は来ているのに、病院で『無排卵』だと言われてショックを受けた…」
「排卵誘発剤を使っているけれど、なかなか卵が育ってくれない…」
赤ちゃんを授かるための第一歩である「排卵」。
それが上手くいかない「排卵障害」は、不妊症に悩む女性の約20%を占めると言われており、決して珍しいことではありません。毎朝基礎体温計を見るたびに、ため息をついて焦りを感じている方も多いのではないでしょうか。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、薬で無理やり排卵させるのではなく、「脳と卵巣のコミュニケーション」を整え、ご自身の力で自然に排卵できる体づくりをサポートしています。
ホルモンバランスの乱れを根本から見直し、妊娠しやすい穏やかな体質を目指しましょう。
排卵障害とは?「生理が来ている=排卵している」とは限らない
排卵障害とは、卵巣の中で卵子が正常に育たない、あるいは育ってもうまく卵巣の外へ飛び出せない(排卵できない)状態のことです。
通常、生理から約14日目に排卵が起こり、基礎体温が「低温期」から「高温期」へと移行します。
排卵障害になると「月経不順(生理周期がバラバラ)」や「無月経(生理が来ない)」といった症状が現れやすくなります。しかし、中には「毎月定期的に出血(生理)はあるのに、実は排卵が起きていない(無排卵月経)」というケースも少なくありません。
精子がお腹の中で待っていても、卵子が排卵されなければ受精することはできないため、排卵障害は不妊の大きな原因となります。
なぜ排卵しないの?|ホルモン伝達のリレー
排卵は、卵巣が勝手に行っているわけではありません。実は「脳」からの指令を受けて起こっています。この指令のリレーがどこかで途切れると、排卵障害が起きてしまいます。
- 脳(視床下部)の指令: 脳から「卵を育てなさい!」という指令(GnRH)が出ます。
- ホルモンの分泌: その指令を受けて、脳下垂体から卵巣を刺激するホルモン(FSH・LH)が血液に乗って運ばれます。
- 卵巣の反応: ホルモンを受け取った卵巣が女性ホルモン(エストロゲンなど)を出し、卵子を育てて「排卵」を起こします。
【薬剤師コラム①】病院の排卵誘発剤と、漢方の違い
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
病院(婦人科)では、クロミッドなどの「排卵誘発剤」を使って、卵巣を直接刺激し、強制的に排卵を起こさせる方法が一般的です。これはタイミングを合わせるために非常に有効な手段です。
しかし、長期間使い続けると「子宮内膜が薄くなる」「頸管粘液(おりもの)が減る」といった副作用に悩み、着床しにくくなってしまう方もいらっしゃいます。
漢方では、卵巣をムチで打って働かせるのではなく、「脳からの指令がスムーズに卵巣へ届くように、血流や自律神経(連絡通路)を整え、卵巣自体の働きを元気にする」というアプローチです。遠回りに見えて、実は質の良い卵を育てるための近道になることが多いのです。
排卵障害を引き起こす原因と、太陽堂の漢方アプローチ
排卵障害を引き起こす「指令リレーの妨げ」となる原因は、日々の生活習慣やストレスに隠れていることがほとんどです。太陽堂では、以下の原因・体質に合わせて漢方薬を組み合わせます。
| 排卵を妨げる主な原因 | 漢方的な見立てと体の状態 | 太陽堂の漢方アプローチ |
| 強いストレス・環境の変化 | 気滞(きたい) 脳(視床下部)がストレスでパニックになり、ホルモンの指令が出せなくなっている状態。 | 脳の緊張を解きほぐし、自律神経を整えて正しいホルモン指令を出せるようにする漢方薬 |
| 過度なダイエット・栄養不足 | 血虚(けっきょ) 急激な体重減少などで体が「生命維持」を優先し、生殖機能への栄養(血)をストップした状態。 | 卵巣へたっぷりと栄養を届け、良質な卵子を育てるための「血」を補う漢方薬 |
| 冷え性・骨盤内の血行不良 | 瘀血(おけつ) 血液がドロドロに滞り、脳からのホルモンが卵巣までスムーズに届いていない状態。 | 骨盤内の血流を劇的に改善し、卵巣の働きを活性化させる(古い血を流す)漢方薬 |
※この他にも、「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」や「高プロラクチン血症」「甲状腺機能の異常」といった疾患が排卵障害の原因になっているケースも多々あります。
▶︎ 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の詳しい漢方治療についてはこちらをご覧ください。
【薬剤師コラム②】基礎体温表の「ガタガタ」に一喜一憂しないで
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
排卵障害でお悩みの方は、毎朝の基礎体温測定が「大きなプレッシャー」になっていることがとても多いです。体温が上がらないグラフを見て、朝から泣きたくなるお気持ち、よく分かります。
ですが、強いプレッシャーや不安(ストレス)は、自律神経を乱してさらに排卵を遠ざけてしまう原因になります。基礎体温はあくまで「体のサインの一つ」です。
綺麗な二相性にならなくても、漢方を飲みながら少しずつ体が温かくなったり、生理痛が軽くなったり、必ず良い変化は起きてきます。「体温計の奴隷」にならないよう、肩の力を抜いて、私たちと一緒に焦らず体づくりをしていきましょうね。
この内容以外にも「太陽堂が考える婦人科疾患」についてお話しを書いています。どうぞ参考にされて下さい。
排卵障害の漢方改善症例
太陽堂で漢方薬を服用し、排卵のリズムを取り戻して自然なご妊娠へと繋がった方の実例をご紹介します。
症例① 30代前半女性|ストレスによる無排卵月経を克服し、妊娠へ
仕事のストレスや不規則な生活が続き、生理は毎月来るものの基礎体温がずっと低温のまま(無排卵月経)という状態でお悩みでした。「いつ排卵しているのか分からず、タイミングが取れない」とご相談に来られました。
- 漢方薬: 脳の緊張を和らげる「自律神経を調節する漢方薬」と、骨盤内の血流を良くする漢方薬を併用。
- 経過: 漢方服用開始から2ヶ月目、基礎体温表に久しぶりの「高温期」が現れ、ご自身の力で排卵できたことが確認できました。その後、生理の周期も綺麗に整い、服用から半年で無事に自然妊娠のご報告をいただきました。
症例② 20代後半女性|過去のダイエットによる無月経からの回復
学生時代の過度なダイエットが原因で生理が止まってしまい、その後病院の薬で生理を起こしていましたが、薬をやめるとまた自力で生理・排卵が起こらない状態(無月経)が続いていました。
- 処方: 体の隅々に栄養を届ける「血虚を改善する漢方薬」をお出しし、まずは「体を満たす」ことを最優先にしました。
- 経過: 服用3ヶ月頃から、冷え性が改善し顔色も良くなってきました。服用5ヶ月目で、薬を使わずに数年ぶりの自然な生理が到来!その後、基礎体温も二相性に分かれるようになり、しっかりと排卵のリズムを取り戻されました。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 生理不順・不正出血)
どうぞ参考にされて下さい。
排卵障害・漢方治療についてのQ&A
病院で排卵誘発剤(クロミッドなど)を処方されていますが、漢方と併用できますか?
はい、全く問題ありません。
むしろ併用することで、排卵誘発剤の効き目をサポートし、薬の副作用(子宮内膜が薄くなるなど)を漢方でカバーすることができるため、相乗効果が期待できます。
基礎体温を測っていませんが、相談は可能ですか?
はい、可能です。
基礎体温表は体の状態を知るための大切なツールですが、ストレスになってしまうようであれば無理に測る必要はありません。冷え、のぼせ、生理痛の有無、おりものの状態など、問診を通してしっかりと体質を見極めさせていただきます。
漢方薬を飲み始めて、どのくらいで排卵するようになりますか?
体質や原因によって個人差はありますが、早い方だと服用1〜2ヶ月で基礎体温に変化が現れ、排卵が確認できるケースもあります。
根本的な体質改善(細胞の入れ替わり)には約半年程度を一つの目安としてお考えください。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。。
関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。





