
「声を出そうとする自分の意志とは無関係に、声帯が異常な動きをしてしまう…。」
「電話に出るのが怖い…。」
「特定の発音がしにくい…。」
このような症状でお悩みの場合、それは「痙攣性発声障害(けいれんせいはっせいしょうがい)」かもしれません。特に20代~40代の女性に多く見られるお悩みです。
このページでは、痙攣性発声障害の種類や原因、そして太陽堂での漢方を用いた体質からのアプローチについて詳しく解説します。
痙攣性発声障害とは?3つの種類と特徴
痙攣性発声障害は、声帯の筋肉が不随意に収縮してしまう状態を指します。
症状の現れ方によって、大きく以下の3つの種類に分けられます。ほとんどの方が「内転型」に該当します。
【痙攣性発声障害の分類表】
| 種類(割合) | 特徴と主な症状 |
| 内転型(全体の約9割) | 声帯を閉じる動きが強すぎる状態。 ・声が詰まる、声が震える ・苦しく絞り出すような声になる ・電話で話す時や、大声を出す時に悪化しやすい ・特定の言葉や文章が言いにくい |
| 外転型(少ない) | 声帯を開く動きが強すぎる状態。 ・声がかすれる ・息漏れしたような声になり、長く話せない |
| 混合型(稀) | 内転型と外転型の両方の症状が混在する状態。 |
痙攣性発声障害の原因と、西洋医学での対処法
痙攣性発声障害の根本的な原因は、現在でもはっきりとは分かっていません。
しかし、以下の3つの要因が引き金になると考えられています。
- 上気道感染症(風邪などの喉の炎症)
- 声の過度の使用(販売職、アナウンサーなど声を使うお仕事)
- ストレスや自律神経の乱れ
■ 西洋医学(病院)での一般的なアプローチ
耳鼻咽喉科などでは、声帯の筋肉の過緊張を和らげるための「ボツリヌス療法(ボトックス注射)」や「音声訓練(リハビリ)」が行われるのが一般的です。また、風邪や声の酷使により喉に強い炎症や痛みがある場合は、ロキソニンなどの消炎鎮痛剤が処方されることもあります。
これらは一時的な症状の緩和には適していますが、自律神経の乱れや「声が出しにくい体質」そのものを見直したい場合、漢方をご検討される方が多くいらっしゃいます。
【薬剤師コラム①】自律神経と喉の深い関係
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
接客業やアナウンサーなど、声を使うお仕事の方から「少し話しただけで声が詰まる」というご相談を多くいただきます。
実は、喉や声帯という器官は「自律神経」の影響を非常に受けやすいという特徴があります。漢方の考え方(中医学)では、ストレスや緊張によって体内の「気(エネルギー)」の巡りが滞ると、喉の周りの筋肉が過剰に緊張しやすくなると捉えます。病院のボトックス注射などで局所的なケアをしつつ、漢方で「ストレスに負けない土台作り」を並行して行うことは、スムーズな発声を取り戻すための大きな助けとなります。
【薬剤師コラム②】漢方が得意とする「喉の炎症」へのアプローチ
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
声の出しにくさを抱えている方の多くは、喉の使いすぎによる「慢性的な負担」も抱えていらっしゃいます。西洋医学では急な痛みにロキソニンなどの鎮痛剤が使われますが、漢方では「喉の熱を穏やかに鎮め、潤いを与える」ことで、声帯のコンディションを整えていきます。
「声が出ない」という不安は、さらに自律神経を乱す悪循環を生みます。
私たちは、お客様お一人おひとりの体質を見極め、喉の炎症と心の緊張、その両面からバランスを整えるお手伝いをしております。一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。
太陽堂の漢方アプローチ
太陽堂では、痙攣性発声障害の背景には「ストレス」「自律神経の乱れ」「声の使い過ぎ」の3つが深く関わっていると考えます。以下の視点から、あなたに合った漢方薬を選んでいきます。
- 自律神経を整えるアプローチ
喉はストレスの影響を受けやすい臓器です。
自律神経の乱れからくる喉の緊張を和らげるため、「自律神経を整える漢方薬」を使用し、心身をリラックスさせるサポートをします。 - 喉の炎症を取るアプローチ
声を使うご職業の方に多いことから、「声の使い過ぎ」による局所の負担も原因と捉えます。
「喉の熱や炎症を穏やかに鎮める漢方薬」を使用し、声帯の環境を整えます。
漢方で体質を整えられたお客様の症例
太陽堂にご相談いただき、体質改善に取り組まれた方の例をご紹介します。
【症例①】声の詰まり・かすれ声でお悩みだった方(昭和50年生 女性)
- ご相談時の状況: 3年ほど前から調子が崩れ、病院で「痙攣性発声障害」と診断。少し話すだけで声が出しにくく、声の詰まりや震え、かすれ声が気になるとご相談に来られました。
- お渡しした漢方: ①自律神経を整える漢方薬 + ②自律神経を整える補助剤
- 経過:
- 2ヶ月経過: 声の詰まりやかすれ声が良くなってきており、調子良い日が増えているとのこと。
- 4ヶ月経過: かすれ声はまだあるものの、声の詰まりはほとんどなくなったとのこと。
- 1年経過: 症状もほとんど出なくなり、順調に改善が見られたとのことで今回で服用終了となりました。
【症例②】声を出そうとしても上手く出ない方(昭和55年生 女性)
- ご相談時の状況: 1年ほど前から症状が気になり、病院で「痙攣性発声障害」と診断。最近になり「かすれ声」が強くなり、声を出そうとしても上手く出ないとのことでご相談に来られました。
- お渡しした漢方: ①自律神経を整える漢方薬 + ②喉の炎症を取る漢方薬
- 経過:
- 2ヶ月経過: かすれ声も少し良くなり、声も出しやすくなっているとのこと。
- 6ヶ月経過: 声はほとんどかすれなくなり、調子の良い日が増えているとのこと。
- 1年2ヶ月経過: 声のかすれはほとんどなくなり、声の出しにくさもなくなったとのこと。調子良く過ごせているとのお声をいただきました。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 痙攣性発声障害)
どうぞ参考にされて下さい。
痙攣性発声障害に関するよくある質問(FAQ)
病院のお薬(ロキソニンやボトックス等)と漢方薬は併用できますか?
基本的には併用可能です。病院の治療で局所の症状を抑えつつ、漢方で自律神経や体質そのもののバランスを整えるという形をおすすめしています。ご相談時に現在服用中のお薬をお知らせください。
漢方薬を飲むにあたって、日常生活で気をつけることはありますか?
声の使いすぎを防ぐための保湿(加湿器の使用やこまめな水分補給)はもちろんですが、喉の緊張を取るためには、自律神経を休ませるための睡眠とリラックスタイムが非常に大切です。
どのくらいで変化を感じられますか?
体質や症状によりますが、早い方で1〜2ヶ月頃から「話しやすくなった」「喉の詰まりが減った」といった変化を感じられる方が多いです。焦らず、まずはじっくり体質と向き合うことが大切です。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
※関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。





