
「健康診断のレントゲンで肺の影を指摘され、サルコイドーシスと診断されて戸惑っている…」
「病院では『今は軽症だから経過観察』と言われたが、なんとなく体がだるく、空咳が続いて不安だ…」
「眼(ぶどう膜炎)や皮膚にも症状が出てきて、ステロイド(プレドニン)の治療が始まった…」
「ステロイドを飲み続けることによる副作用(ムーンフェイス、感染症、骨粗鬆症など)が怖い…」
「数値は悪くないと言われるのに、鉛のような『抜けない疲労感』があり、周囲に理解されず辛い…」
肺、眼、皮膚、心臓、神経など、全身のあらゆる臓器に「肉芽腫(にくげしゅ)」というしこりのような炎症の塊ができる指定難病「サルコイドーシス」。
健康診断などをきっかけに偶然発見されることが多く、初期は自覚症状がない方もいますが、進行すると咳や息切れ、視力低下、不整脈、そして外からは分かりにくい「強烈な全身の倦怠感」に悩まされる病気です。
病院では、症状が軽ければ「無治療で経過観察」となりますが、眼や心臓、神経に病変が及んだり、肺の症状が悪化したりすると、ステロイド薬などによる免疫を抑える治療が必要になります。
しかし、「経過観察と言われても、ただ悪化を待っているようで怖い」「ステロイドを始めたが、減薬すると再燃しそうで一生手放せないのでは」というジレンマに直面し、ご自身の自然治癒力を高める根本的な体質改善を求めてご来局される方が非常に多い領域です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、単に炎症を抑え込むのではなく、「なぜ全身にドロドロとした肉芽腫(しこり)ができ、エネルギーが枯渇しているのか」という根本的な『老廃物の蓄積(痰湿・瘀血)』や『潤いと活力の低下(気陰両虚)』に着目し、体の内側から巡りを整え、お薬に依存しすぎない穏やかな体内環境を取り戻すための体づくりを漢方でサポートいたします。
サルコイドーシスとは?西洋医学の限界と他疾患との違い
【太陽堂におけるサルコイドーシスの漢方治療まとめ】
- 原因: 西洋医学では「原因不明の免疫異常による全身の肉芽腫形成」とされるが、漢方では根本原因を、体内に滞ったドロドロの老廃物「痰湿・瘀血(たんしつ・おけつ)」や、病気によるエネルギーと潤いの枯渇「気陰両虚(きいんりょうきょ)」と捉える。
- アプローチ: 組織にこびりついた老廃物と熱を穏やかに流し出し、不足している潤いと活力を補う生薬を用いた煎じ薬で、根本的な体質改善を目指す。
- 目安期間: 症状の出ている臓器やステロイドの有無によるが、早い方で1~3ヶ月程度で「異常なだるさが抜けた」「空咳が減った」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと、炎症が再燃しにくい(免疫が落ち着いた)状態を育てていくケースが多い。
サルコイドーシスは、免疫細胞が過剰に反応し、本来なら不要な「肉芽腫」という塊を全身に作ってしまう病気です。
「結核」や「非結核性抗酸菌症(NTM)」などとの違い
肺に影ができる、あるいは全身に炎症が起きる疾患は他にもありますが、アプローチが明確に異なります。
| 疾患名 | 主な症状と特徴 | サルコイドーシスとの違い・関係性 |
| サルコイドーシス | 肺のリンパ節の腫れ、眼の症状(ぶどう膜炎)、皮膚の発疹、強い倦怠感。 | 「肉芽腫」が全身にできる自己免疫の異常(非感染症)です。 |
| 結核 | 長引く咳、痰、発熱、寝汗、体重減少。 | 結核菌という「細菌感染」による病気です。肉芽腫ができますが、他人にうつります。 |
| 非結核性抗酸菌症 (NTM) | 長引く咳、血痰、だるさ。中高年の女性に多い。 | NTMという「菌」の感染による肺の炎症です。全身の臓器には広がりません。 |
| 全身性エリテマトーデス (SLE) | 蝶形紅斑、関節痛、発熱、強い倦怠感。若い女性に多い。 | 同じく全身の自己免疫疾患ですが、肉芽腫ではなく自己抗体が組織を攻撃します。 |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
サルコイドーシスは、自然に治癒(肉芽腫が縮小)する方も多くいらっしゃるため、症状が乏しい場合は「無治療で経過観察」となります。
しかし、眼(ぶどう膜炎など)や心臓、神経に病変が出た場合や、肺の症状(咳や息切れ)が強い場合は、炎症を強力に抑える「ステロイド(プレドニゾロン等)」が使用されます。難治性の場合は「メトトレキサート」などの免疫抑制剤が使われることもあります。
ステロイドは失明や心不全を防ぐために絶対に必要な治療ですが、長期間の使用による副作用リスクが大きく、また「薬を減らすと再燃してしまう」というジレンマがあります。「薬に頼り続けるのが不安」「経過観察中でだるいのに治療法がない」というお悩みを抱え、漢方薬局へご相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
【薬剤師コラム①】「経過観察=何もしなくて良い」ではありません
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
「病院では『今は薬を飲むほどではないから、半年後にまた来てください』と言われましたが、空咳も出るし、何より体がだるくて仕事に支障が出ています」というご相談を非常によくお受けします。
西洋医学における「経過観察」は、「今は強い副作用のあるステロイドを使うメリットよりも、デメリットの方が大きい」という冷静な判断です。
しかし、「悪化するまでただ指をくわえて待っている」ように感じられ、強い不安を覚えるものです。 東洋医学(漢方)の強みは、まさにこの「未病(まだ西洋薬を使う段階ではないが、確かに不調がある状態)」にあります。
漢方では、経過観察の期間を「ただ待つ期間」ではなく、「ご自身の治癒力を底上げし、肉芽腫(老廃物)を自然に吸収・排泄しやすい体内環境を作るための準備期間」と捉えます。漢方で体を整えることは、不安な経過観察期を「前向きな体質改善の期間」へと変えてくれます。
太陽堂の漢方アプローチ|「老廃物」を流し、「活力」を補う
東洋医学(漢方)では、サルコイドーシスの根本原因を
体内に処理しきれずに溜まったドロドロの老廃物(肉芽腫の元)である「痰湿・瘀血(たんしつ・おけつ)」
長期の炎症による潤いの枯渇と微熱「陰虚熱盛(いんきょねつせい)」
著しい疲労感をもたらすエネルギー不足「気虚(ききょ)」
と捉え、お一人おひとりの症状に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 健康診断で肺の影を指摘された 空咳が出る、胸に違和感がある | ドロドロとした老廃物の蓄積(痰湿・瘀血) 免疫の異常により、本来は不要な塊(肉芽腫)が肺やリンパ節に「痰湿(ドロドロの水)」や「瘀血(古い血)」として滞っている状態。 | 【老廃物を分解し、巡りを良くする漢方】 体内にこびりついた不要な老廃物を穏やかにほぐし(化痰軟堅)、血流を促して自然な吸収と排泄をサポートします。 |
| 眼がかすむ、皮膚に発疹がある 微熱が続く、口や喉が渇く | 潤いの枯渇とこもった熱(陰虚内熱・血熱) 全身の炎症やステロイドの影響で、体を潤す冷却水(陰)が干上がり、不自然な熱が眼や皮膚に吹き出している状態。 | 【たっぷりと潤いを補い、熱を冷ます漢方】 体に「陰(潤い)」をしっかりと補給して過剰な熱をマイルドに冷まし、眼の不快感や皮膚の赤み、微熱を和らげます。 |
| 鉛のように体が重く、だるい 少し動くと息切れする、無気力 | 生命力とエネルギーの枯渇(肺脾気虚) 慢性的な病気のストレスと、免疫異常によって全身のエネルギー(気)が激しく消耗し、細胞が栄養失調に陥っている状態。 | 【胃腸を温め、活力をチャージする漢方】 疲弊した胃腸(脾)と呼吸器(肺)を優しく立て直し、全身にたっぷりと「気」を補給することで、日々の活力を取り戻します。 |
【薬剤師コラム②】ステロイドの「減薬」を成功させるための土台づくり
担当薬剤師:椙田(漢方専門薬局での勤務経験あり)
眼や心臓、肺の急激な悪化を防ぐため、すでにステロイド(プレドニン)を服用されている方も多くご相談に来られます。「先生の指示通りに薬を減らしているのに、5mgを切るとまた咳が出たり眼が霞んだりして、薬を元に戻されてしまいます」と、減薬の壁に苦しむケースです。
ステロイドは、燃え盛る火事(炎症)を一気に鎮火させる強力な放水車のようなお薬です。しかし、火を消している間に「火種そのものができにくい体質」に変わっていなければ、薬(放水)を減らした途端にまた炎症が吹き出してしまいます。
東洋医学の役割は、西洋薬が火事を抑え込んでくれている間に、「内側に溜まった老廃物を掃除し、過剰な熱を冷まして『火事が起きにくい平和な体内環境(土台)』を作っておくこと」です。
漢方でこの土台がしっかりと出来上がっていれば、医師の指導のもとでステロイドを減らしていった際にも、再燃(リバウンド)しにくい状態を目指すことができるのです。
サルコイドーシスのお悩みを和らげる漢方サポートの症例
「経過観察中で不安だった」「ステロイドの減薬がうまくいかなかった」という方が、漢方を取り入れることで「だるさが抜け、数値が安定する日常」を取り戻された事例をご紹介します。
事例① 40代女性|経過観察中の「抜けない倦怠感と空咳」
健康診断で両側肺門リンパ節の腫れを指摘され、検査の結果サルコイドーシスと診断されました。自覚症状が少ないため「経過観察」となりましたが、夕方になるとコンコンという空咳が出やすく、何よりも「鉛のスーツを着ているような」強烈なだるさがあり、家事もままならない状態でした。「ただ待っているだけでは不安」とご相談に来られました。
- お悩み: 経過観察中の不安、強烈な倦怠感、空咳。
- サポート内容: 肺の潤い不足(肺陰虚)と、全身のエネルギー枯渇(脾気虚)と見立て、まずは胃腸を元気にして代謝を底上げし、肺に潤いを届けて熱を冷ます漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてから、食事が美味しく感じられるようになり、夕方の空咳が少しマシになってきました。
- 3ヶ月後: 代謝が上がったことで、朝起きた時の「鉛のようなだるさ」が劇的に抜け、日中も活動的に動けるようになりました。
- 半年後: 定期検査のレントゲンで、リンパ節の腫れが少し縮小傾向にあると医師から言われました。「漢方で自分の治癒力が高まっているのを実感でき、前向きに過ごせています」と大変喜ばれ、現在も体質維持のために服用を継続されています。
事例② 50代男性|ステロイド減薬中の「ぶどう膜炎の再燃」
眼の霞みから眼科を受診し、サルコイドーシスによるぶどう膜炎と診断され、プレドニゾロンの服用を開始しました。炎症は治まりましたが、薬を減量していく過程で再び眼が霞み、微熱が出るため、なかなか減薬が進まず、ムーンフェイスの副作用も気になってご来局されました。
- お悩み: ステロイド減薬の失敗(再燃)、眼の霞み、微熱、副作用の不安。
- サポート内容: 体内にこもった熱と老廃物(湿熱・瘀血)と、ステロイドによる潤い枯渇(陰虚)と見立て、眼にこもった微細な熱を冷まし、老廃物を流す漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲むと、夜中の手足のほてりが取れ、眼の奥の重苦しい不快感がスッキリとしてきました。
- 3ヶ月後: 微熱が出なくなり、主治医の判断で再びプレドニンの減量にチャレンジすることになりました。
- 半年後: 以前は再燃してしまった減薬の壁を、今回は眼の霞みを出すことなく無事にクリアできました。「漢方で炎症の火種を消す土台を作れたおかげです」と安心され、無事に第一段階を卒業されました。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 喘息・肺疾患(呼吸器疾患))
どうぞ参考にされて下さい。
サルコイドーシス・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
病院で「今は経過観察」と言われましたが、すぐに漢方薬を飲み始めても大丈夫ですか?
はい、もちろん大丈夫です。
むしろ、ステロイドなどの強い薬を使う前の「経過観察期」こそ、ご自身の治癒力で体内環境を整え、肉芽腫(老廃物)の自然な吸収を促すチャンスです。
自覚症状がなくても「疲れやすい」などの未病のサインがあれば、漢方で早めにアプローチしておくことを強くお勧めいたします。
病院で処方されているステロイド(プレドニンなど)と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
はい、併用可能です。
西洋薬で過剰な免疫の暴走(眼や心臓などへの危険な炎症)を強力に抑え込みながら、並行して漢方薬で「炎症が起きにくい穏やかな体質(土台)づくり」を行うのは、非常に理にかなった理想的なアプローチです。
漢方で体質が整ってくれば、医師と相談しながらお薬をスムーズに減薬していくことが期待できます。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。
漢方薬を飲めば、肺の影(肉芽腫)は完全に消えますか?
漢方薬は、肉芽腫という塊を直接的に攻撃して即座に消し去る薬ではありません。
漢方の目的は、「ドロドロとした老廃物(痰湿)が溜まりやすい体質」や「免疫が暴走しやすい体質」を改善し、結果としてご自身の治癒力によって肉芽腫が自然に小さくなっていく環境を作ることです。
「影が小さくなった」という嬉しいご報告をいただくことも多々ありますが、まずは「だるさが抜けた」「咳が止まった」という生活の質(QOL)の向上を第一の目標とします。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(自己免疫・呼吸器・疲労の不調)
サルコイドーシスは、肺や眼など局所の問題だけでなく、全身の免疫バランスや代謝、慢性的な疲労と深く関わっています。より具体的なご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




