
「突然の胸の痛みと息苦しさで救急搬送され、肺に血栓が詰まっていると言われてショックを受けた…」
「退院後も『また血栓が飛んだらどうしよう』という恐怖で、少し息苦しいだけでパニックになりそうだ…」
「血液をサラサラにする薬(イグザレルトやエリキュースなど)を一生飲み続けると言われ、出血が怖い…」
「足のむくみがひどく、ここ(深部静脈)にまた血栓ができるのではないかと毎日不安だ…」
「ワーファリンを飲んでいるため、食事制限(納豆や青汁など)があり、生活が窮屈に感じる…」
長時間のフライトや災害時の車中泊、あるいは手術後やデスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けることで、足の深い静脈に血の塊(深部静脈血栓症)ができ、それが血流に乗って肺の動脈に詰まってしまう「肺血栓塞栓症(通称:エコノミークラス症候群)」。
突然の呼吸困難や胸痛を引き起こし、最悪の場合は命に関わる非常に恐ろしい疾患です。
病院では、命を救うための血栓溶解療法が行われ、退院後も再発を防ぐために「抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)」が長期間処方されます。
しかし、「薬を飲んでいれば絶対安心というわけではない」「青あざができやすい、出血が止まりにくいといった副作用が不安」「足のむくみや冷えといった『血栓ができやすい体質』そのものは治っていない」という現実に直面し、終わりの見えない恐怖に孤独に悩まれている方が非常に多い領域です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、単にお薬で血液を無理やり固まらなくさせるのではなく、「なぜ足に血栓(ドロドロの塊)ができやすいのか」という根本的な『血流の滞り(瘀血)』や『水分の停滞(水毒)』に着目し、体の内側から巡りを整え、お薬に依存しすぎずとも血管が詰まりにくい体内環境を取り戻すための体づくりを漢方でサポートいたします。
肺血栓塞栓症とは?西洋医学の限界と他疾患との違い
【太陽堂における肺血栓塞栓症の漢方サポートまとめ】
- 原因: 西洋医学では「下肢の静脈にできた血栓が肺動脈に詰まること」とされるが、漢方では根本原因を、血流が滞りドロドロになった「瘀血(おけつ)」や、足に水分が滞って血流を圧迫する「水毒(すいどく)」と捉える。
- アプローチ: 全身の「血」の巡りを強力に促して血管内の滞りをサラサラに流し、足のむくみ(水分)をさばく生薬を用いた煎じ薬で、根本的な体質改善を目指す。
- 目安期間: お薬の服用歴やむくみの強さによるが、早い方で数週間〜1ヶ月程度で「足の重だるさが消えた」「呼吸が楽になった」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと、再発不安の少ない巡りの良い状態を育てていくケースが多い。
肺血栓塞栓症の約9割は、足の静脈にできた血栓(深部静脈血栓症:DVT)が原因と言われています。そのため、「足の血流」をいかに保つかが最大のカギとなります。
「深部静脈血栓症」や「他の呼吸器疾患」との違い
胸が苦しくなる、あるいは足がむくむ疾患は他にもありますが、関連性やアプローチが異なります。
| 疾患名 | 主な症状と特徴 | 肺血栓塞栓症との違い・関係性 |
| 肺血栓塞栓症 | 突然の胸痛、息苦しさ、冷や汗、失神。 | 足の血栓が「肺に飛んで詰まった」結果起こる疾患です。 |
| 深部静脈血栓症 (DVT) | 片足(特にふくらはぎ)の急激な腫れ、痛み、赤み。 | 肺に飛ぶ「前段階(原因)」です。この段階で血流(瘀血)を改善することが最重要です。 |
| 気胸 (自然気胸など) | 突然の胸の痛み、息苦しさ。若い痩せ型の男性に多い。 | 血栓ではなく、肺に「穴が開いて空気が漏れた」状態です。 |
| 慢性心不全 | 動く時の息切れ、両足の強いむくみ、横になると苦しい。 | 心臓のポンプ機能の低下です。血栓とはメカニズムが異なります。 |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
病院では、急性期を脱した後の再発予防として「DOAC(直接作用型経口抗凝固薬:イグザレルト、エリキュース、リクシアナなど)」や、昔からある「ワーファリン」といったお薬が処方されます。
これらのお薬は、血液を固める働きを抑えることで血栓を防ぐ「命綱」です。しかし、血液が固まりにくくなるため、「少しぶつけただけで大きな内出血ができる」「歯茎からの出血が止まらない」といった副作用がつきまといます。
「薬で無理やり固まらなくしているだけで、血流の悪さ自体は治っていないのでは」という本質的な不安から、漢方でご自身の「血を巡らせる力」を根本から高めたいとご来局される方が後を絶ちません。
【薬剤師コラム①】血液サラサラ薬は「ドロドロ血」を治す薬ではない?
担当薬剤師:林(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
「血液サラサラの薬(エリキュース等)を飲んでいるのに、足はパンパンにむくんで冷たく、本当に血が巡っているのか不安です」というご相談を非常によくお受けします。
多くの方が誤解されていますが、病院の抗凝固薬は「血液そのものをサラサラの綺麗な水に変える薬」ではありません。「血液が固まるスイッチをオフにする薬」です。つまり、ドロドロに汚れた川(血流)の泥を掃除しているわけではなく、泥が固まって石(血栓)になるのを防いでいるだけなのです。
東洋医学(漢方)の役割は、この「川の泥そのもの(瘀血)」を綺麗に掃除し、水流を勢いよく流すことです。漢方で血液の質と巡りが根本から良くなれば、泥が溜まらなくなり、結果として「石(血栓)」ができるリスクを大幅に下げることができます。これが、西洋薬と漢方薬を併用していただきたい最大の理由です。
太陽堂の漢方アプローチ|足の「滞り」を流し、「水」をさばく
東洋医学(漢方)では、肺血栓塞栓症や深部静脈血栓症を引き起こす根本原因を、
血管内にこびりついたドロドロの古い血液「瘀血(おけつ)」
足に溜まった余分な水分が血管を圧迫する「水毒(すいどく)」
血液を全身に送り出すポンプの力が弱った「気虚(ききょ)」
と捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 足が重だるい、静脈が浮き出る 唇や舌の色が暗紫色、肩こりが強い | ドロドロとした血流の滞り(瘀血) 長時間の同じ姿勢や冷え、加齢によって全身の血の巡りが滞り、足の深い静脈に古い血液がヘドロのように溜まっている状態。 | 【血流を強力に促し、血管を掃除する漢方】 全身の「血(けつ)」の巡りを強力に促し(活血化瘀)、血管内の滞りをサラサラと流して血栓ができにくい環境を作ります。 |
| 足がパンパンにむくむ、冷える 体が重い、トイレの回数が少ない | 水分の停滞による血管の圧迫(水毒) 代謝が落ちて足に溜まった余分な水分(むくみ)が、外側から静脈をギュッと圧迫し、血流をさらに悪化させている状態。 | 【水はけを良くし、むくみを流す漢方】 胃腸の働きを助けて水分代謝を上げ、足に滞った余分な水分(水毒)を尿としてスッキリと排泄させ、血管への圧迫を取ります。 |
| 少し動くと息切れがする、疲れやすい 食欲がない、手足に力が入らない | 血液を押し上げるエネルギー不足(気虚) 足の血液を心臓に送り返すための「ふくらはぎの筋肉のポンプ作用」や、全身のエネルギー(気)そのものが衰えている状態。 | 【胃腸を温め、ポンプの力を補う漢方】 胃腸を温めて「気」をたっぷりと補給し、血液を末端からしっかりと心臓へ送り返すための活力(エンジン)を立て直します。 |
【薬剤師コラム②】ワーファリンとDOAC、そして漢方の飲み合わせ
担当薬剤師:椙田(漢方専門薬局での勤務経験あり)
血栓予防のお薬には、大きく分けて「ワーファリン」と「DOAC(イグザレルトなど)」があります。
ワーファリンを服用中の方はご存知の通り、「納豆、クロレラ、青汁など(ビタミンKを多く含むもの)」を食べると薬の効き目が落ちてしまうため、厳格な食事制限があります。一方、新しいDOACにはそのような食事制限がありません。
「漢方薬は草の根や葉っぱ(生薬)だから、ワーファリンと一緒に飲んではいけないのでは?」と心配される方がいらっしゃいますが、ご安心ください。太陽堂では、ワーファリンを服用中の方には、ビタミンKの影響を考慮した安全な生薬の組み合わせを厳選して調合いたします。また、DOACを服用中の方にも、お薬の代謝に影響を与えない生薬を選びます。
「薬を飲んでいるから漢方は無理だ」と諦める必要はありません。専門の薬剤師がお薬手帳をしっかりと確認し、西洋薬の邪魔をせずに、ご自身の巡る力を引き出すオーダーメイドの漢方をご提案します。
血栓症の不安を和らげる漢方サポートの症例
「再発の恐怖でパニックになりそう」「むくみが引かない」と不安を抱えていた方が、漢方を取り入れることで「血流が良くなり、安心できる日常」を取り戻された事例をご紹介します。
事例① 50代女性|退院後の「再発の恐怖と足のむくみ」
デスクワークが長く、突然の息苦しさで救急搬送され「肺血栓塞栓症」と診断されました。幸い命に別状はなく、DOAC(イグザレルト)を処方されて退院しましたが、「また足に血栓ができているのではないか」という恐怖から不眠になり、少し息苦しいだけでパニックを起こしそうになっていました。夕方になると足がパンパンにむくむことも不安を煽り、ご相談に来られました。
- お悩み: 再発への強い恐怖、パニック症状、足のひどいむくみ、不眠。
- サポート内容: 水分代謝の低下(水毒)による血管圧迫と、強いストレスによる自律神経の過緊張(気滞)と見立て、足のむくみを強力に尿として排泄させながら、張り詰めた神経をリラックスさせる漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてからお小水(尿)の量が驚くほど増え、夕方の足のむくみがスッキリと引いてきました。
- 3ヶ月後: 足が軽くなったことで「血栓が溜まっているかも」という不安が薄れ、夜もぐっすり眠れるようになりました。ちょっとした息苦しさでパニックになることもなくなりました。
- 半年後: 病院のエコー検査でも新たな血栓の兆候は全くなく、「漢方のおかげで心も体も軽くなり、仕事に安心して復帰できました」と大変喜ばれ、現在も予防のために服用を継続されています。
事例② 60代男性|ワーファリン服用中の「抜けない疲労感と息切れ」
数年前にエコノミークラス症候群を起こし、以来ずっとワーファリンを服用しています。数値(PT-INR)は安定していますが、ちょっと歩くだけで息切れがし、常に体が重だるく、足先が氷のように冷えていることに悩んでいました。「薬を飲んで数値はいいのに、どんどん体力が落ちている」とご来局されました。
- お悩み: 慢性的な息切れ、極度の疲労感、足の強い冷え、ワーファリン服用中。
- サポート内容: ワーファリンの効き目を妨げない生薬を厳選し、全身のエネルギー不足(気虚)と末端の冷え(陽虚)、そしてドロドロ血(瘀血)を改善するため、体を温めて血流のポンプ機能を底上げする漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲むと胃腸が温まり、食欲が出てきました。足先の刺すような冷えが和らいできました。
- 3ヶ月後: ふくらはぎの筋肉に力が戻ってきた感覚があり、近所の坂道を歩いても息切れしなくなりました。
- 半年後: 疲労感が劇的に抜け、顔色も赤みが差して健康的に。「薬で数値を管理するだけでなく、自分の体を養うことの大切さが分かりました」と笑顔を取り戻され、無事に治療の第一段階を卒業されました。
肺血栓塞栓症・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
病院で処方されている血液サラサラの薬(DOACやワーファリン)と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
はい、もちろん併用可能です。
西洋薬で「血液が固まるスイッチ」をオフにして緊急の血栓を防ぎながら、並行して漢方薬で「ドロドロの古い血液(瘀血)を掃除し、巡りの良い体(土台)づくり」を行うのは、非常に理にかなった理想的なアプローチです。
ワーファリンを服用中の方には、ビタミンKの影響がない生薬を厳選して安全に調合いたします。
漢方薬を飲めば、一生飲むと言われた血液サラサラの薬をやめることができますか?
ご自身の判断で急に抗凝固薬をやめることは、血栓が再発するリスクが高く非常に危険ですので絶対におやめください。
漢方薬は「薬を急にやめるため」ではなく、「薬を飲んでいても残る不安(むくみ、冷え、息切れなど)を解消し、ご自身の治癒力を底上げするため」に用います。
体質が劇的に改善した結果、長期間の経過を見た主治医の判断により、お薬が減量になったり卒業できたりするケースはありますが、まずは「再発の不安がない穏やかな日常」を取り戻すことを目標とします。
日常生活で気をつけることはありますか?
足の深い静脈に血栓を作らない(DVTの予防)ことが最大のポイントです。「長時間の同じ姿勢を避けること」と「こまめな水分補給」が必須です。
デスクワークの際も、1時間に1回は足首を回したり、ふくらはぎを揉んだり、少し歩いたりして「ふくらはぎのポンプ」を動かしてください。
漢方を飲みながらこれらの生活習慣を意識することで、巡りの改善スピードが格段に上がります。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(血管・呼吸器・代謝の不調)
肺血栓塞栓症や深部静脈血栓症は、肺や足だけの問題ではなく、全身の血流の滞りや水分代謝、心臓のポンプ機能と深く関わっています。大元の原因となるご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




