
「健康診断で悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が高いと指摘され、不安だ…」
「病院でスタチンなどの薬を出されたが、副作用や一生飲み続けることに抵抗がある…」
「食事制限をして油物を控えているのに、体質なのか数値が全然変わらない…」
「『このままだと動脈硬化が進む』と言われるが、自覚症状がないので実感が湧かない…」
「血管の弾力が失われ、肩こりや頭重感、足の冷えなどの巡りの悪さを感じている…」
血液中の悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)が過剰に増えたり、善玉(HDL)コレステロールが少なくなったりする「脂質異常症」。
高血圧や糖尿病と同様に自覚症状が少ないまま進行し、血管の壁に余分な脂質(ドロドロした老廃物)が滞ることで、血管の柔軟性を損なう原因となります。
さらに、動脈硬化に伴う慢性的な腰痛や関節痛に対してロキソニンなどの消炎鎮痛剤を常用される方もいらっしゃいますが、根本的な血液・血管の環境が整っていないと体への負担は残ったままになります。
西洋医学のお薬(スタチン系など)は、肝臓でのコレステロール合成を抑えて数値を管理することに優れています。
しかし、「薬をやめればまた数値が上がってしまうため、根本的に体質が変わっていない気がする」「そもそも体が冷えて巡りが悪く、スッキリしない」という現実に直面し、体質からの見直しを求めてご相談される方が非常に多い領域です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、単に検査値だけを追いかけるのではなく、「なぜ食事に気をつけていても体内に余分な脂質や濁りが滞ってしまうのか」という根本的な『代謝の低下(脾虚)』や『巡りの滞り(痰湿・瘀血)』に着目します。
体の内側から不要なものをスムーズに排出できる健やかな体内環境と、若々しい巡りの土台づくりを漢方でサポートいたします。
脂質異常症とは?関連疾患(脂肪肝・NASH等)との違い
脂質異常症は「血液中を流れる脂質のバランスが崩れている状態」を指します。
脂質代謝の異常は全身の臓器に影響を及ぼしますが、脂質が蓄積する「場所」や「状態」によって診断名や必要なアプローチが異なります。
| お悩み・診断名 | 主な状態と特徴 | 当ページ(脂質異常症)との棲み分け |
| 脂質異常症 (高コレステロール・中性脂肪) | 血液中のLDL(悪玉)、中性脂肪の高値。 血管内のサビつき、巡りの滞り、肩こり、冷え。 | 血液・血管内における脂質代謝トラブルに特化しています。 (※当ページで解説しています) |
| 脂肪肝 | 超音波(エコー)検査等で、肝臓の細胞内に中性脂肪が溜まっていると指摘された状態。 | 血管内ではなく「肝臓細胞への脂肪蓄積」がメインのお悩みです。 ▶︎ [脂肪肝の漢方サポートへ] |
| NASH (非アルコール性脂肪肝炎) | 脂肪肝が進行し、お酒を飲まないのに肝臓に炎症や線維化(進行性の変化)が起きている状態。 | 単なる脂質高値ではなく「肝臓の炎症・進行リスク」がメインのお悩みです。 ▶︎ [NASHの漢方サポートへ] |
| 原因不明の肝機能異常 | 脂肪肝やウイルスの指摘はないが、血液検査でAST・ALT・γ-GTPなどの数値が高い状態。 | 脂質の値ではなく「肝機能数値の異常の原因追究」がメインのお悩みです。 ▶︎ [原因不明の肝機能異常の漢方サポートへ] |
西洋医学(病院)での一般的な治療とお薬の役割
病院での脂質異常症治療は「食事療法と運動療法」が基本ですが、数値が高い場合にはお薬による管理が行われます。
- スタチン系薬剤(ロスバスタチン等): 肝臓でのコレステロール合成を強力に抑えるお薬です。
- フィブラート系薬剤(ベザフィブラート等): 主に中性脂肪を減らし、脂質の分解を促すお薬です。
これらのお薬は血管のリスクを予防するために重要ですが、稀に筋肉の痛みを感じる「横紋筋融解症」や「肝機能障害」といった副作用に注意が必要な場合があります。
また、動脈硬化や血行不良に伴う肩こり・腰痛でロキソニンなどの鎮痛薬に頼りがちになるケースもありますが、痛み止めは胃腸を冷やす側面もあるため、根本的な「代謝の低下」を加速させてしまうこともあります。
「薬で数値を抑えるだけでなく、自力で脂質をスムーズに処理できる体質を作りたい」とご相談に来られる方が増えています。
【薬剤師コラム①】「コレステロール=悪」ではない理由
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
「コレステロールが高いと言われたので、お肉や卵を一切食べないようにしています。でも数値が全然下がりません」というご相談を非常によくお受けします。
実は、血液中のコレステロールのうち、食事から取り込まれるものは約2〜3割に過ぎず、残りの約7〜8割は「体の中(主に肝臓)」で作られています。
コレステロールは、細胞膜やホルモンを作るための大切な材料であり、決して悪者ではありません。問題なのは、加齢や過労、ストレスによって「古いものを排泄し、新しいものを巡らせる力(代謝)」が落ち、行き場を失った余分な脂質がドロドロとしたゴミとして血管内に滞ってしまうことです。
東洋医学では、この不要な滞りを「痰湿(たんしつ)」や「瘀血(おけつ)」と呼びます。
単に食事を極端に制限するのではなく、「余分なゴミをスムーズに処理して外に捨てる力」を漢方で高めることが、健康的な体調維持に繋がります。
太陽堂の漢方アプローチ|「代謝」を上げ、「ドロドロ」を流す
東洋医学(漢方)では、脂質異常症を引き起こす根本原因を大きく3つのタイプで捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| ① 中性脂肪が高め、お腹周りが気になる ② 体が重だるく、胃もたれしやすい | ドロドロした老廃物の蓄積(痰湿・湿濁) 脂っこい食事や甘いものの摂りすぎ、または胃腸の弱りによって、処理しきれなかった余分な脂質が「濁った水分(痰湿)」として体内に滞っている状態。 | 【胃腸を助け、濁りを流す漢方】 胃腸(脾)の働きを整えて消化・代謝の土台を作り、体内に滞った余分な老廃物が排泄されやすい環境へ整えます。 |
| ① 悪玉(LDL)が高め、手足が冷える ② 肩こりや頭重感があり、顔色がくすむ | 血流の滞りと血管の巡り不足(瘀血) 冷えやストレス、加齢によって全身の血行が悪くなり、古い血液や脂質が血管内にとどまりやすくなっている(巡りの停滞)状態。 | 【血流を促し、巡りを掃除する漢方】 全身の「血(けつ)」の巡りをスムーズにし、血管内の滞りをすっきりと流して、しなやかで健全な巡りの環境をサポートします。 |
| ① 食事制限をしても数値が変動しにくい ② 疲れやすく、加齢による衰えを感じる | 全身の代謝とエネルギー低下(脾腎両虚) 加齢や疲労により、食べたものをスムーズに代謝・処理するための大元のエンジン(生命力=腎、消化力=脾)が冷えて衰えている状態。 | 【エンジンを温め、活力を補う漢方】 体を芯から温めて「腎」と「脾」にたっぷりとエネルギーを補給し、「脂肪や水分を溜め込まずに流せる体」の土台を作ります。 |
【薬剤師コラム②】「お薬を手放す」ための正しいステップ
担当薬剤師:林 泰太郎(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
「西洋薬の副作用が気になるから、すぐに薬をやめて漢方だけにしたい」とおっしゃる患者様もいらっしゃいます。
しかし、急に自己判断でお薬をやめてしまうと、体内の脂質バランスが崩れてしまう危険があります。
最も安全で安心なステップは、「まず西洋薬を続けながら、並行して漢方で『体の代謝(脾)と巡り(血流)』を整えていくこと」です。漢方を数ヶ月継続すると、「体が軽くなった」「肩こりや冷えが和らいだ」といった代謝アップのサインが現れてきます。
その状態で定期検査を受けると、ご自身の体の力も合わさって良好なデータが得られることが多くなります。
その結果をもとに、主治医の先生とご相談しながら無理のないペースで減薬を目指していくのが、安心で確実な道のりです。
この内容以外にも「太陽堂が考える肝臓疾患」についてお話しを書いています。
どうぞ参考にされて下さい。
脂質異常症のお悩みを和らげる漢方サポートの症例
「薬だけに頼りたくない」「食事制限に限界を感じている」とお悩みだった方が、漢方を取り入れることで代謝を整え、スッキリとした日常を取り戻された事例をご紹介します。
症例①:食事制限しても数値が変わらない悪玉コレステロール(40代女性)
- ご相談時の状況: 数年前からLDL(悪玉)コレステロールが高く、医師からお薬の服用を提案されていました。
薬への抵抗感から大好きな甘いものを控え、野菜中心の生活を半年続けましたが、数値はほぼ変わらず。
手足の冷えやひどい肩こりもあり、「体質だから仕方ないのか」と落ち込んでご相談に来られました。 - 漢方服用の経過:
- 【見立て】 加齢と冷えによる血行不良(瘀血)と、基礎代謝の低下(脾腎両虚)と考え、食事制限で冷えてしまった体を温めながら、全身の血流を促す漢方薬をご提案しました。
- 【1ヶ月後】 手足の冷えが和らいでポカポカするようになり、長年悩んでいた肩こりや頭重感が非常に軽くなりました。
- 【3ヶ月後】 代謝が上がったことでお通じの調子も良くなり、我慢しすぎない適正な食事に戻しても体が軽く感じられるようになりました。
- 【半年後】 健康診断の血液検査でコレステロール値が納得のいく範囲まで落ち着き、医師からも「この状態ならお薬は必要ありませんね」とのお言葉をいただきました。
「漢方で体の巡りを温めることの大切さが分かりました」と喜ばれ、無事にご卒業となりました。
症例②:お薬服用中の違和感と中性脂肪の課題(50代男性)
- ご相談時の状況: 健康診断で中性脂肪が高く指摘され、病院でお薬(スタチン系等)を処方されて服用を開始。
しかし、服用を始めてからなんとなく体に重だるさを感じるようになり、不安を抱えてご来局されました。
仕事柄お酒を飲む機会も多く、根本から代謝を立て直したいご希望でした。 - 漢方服用の経過:
- 【見立て】 お酒や飲食の影響で胃腸に溜まった脂質や老廃物(湿熱)と判断し、胃腸の働きを助け、余分な濁りをスムーズに排出する漢方薬をご提案しました。
- 【1ヶ月後】 朝起きた時の「胃の重さ」や「お顔の脂っぽさ」が抜け、日中の体が軽く動くようになってきました。
- 【3ヶ月後】 血液検査で中性脂肪のデータが非常に安定。
主治医と相談の上でお薬の量を減らすことができました。 - 【半年後】 体のだるさや違和感はなくなり、体調も良好に維持。
「お薬だけに頼らず、自分の力で代謝できている実感があります」と笑顔を見せられ、現在も健康維持のために漢方を継続されています。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 肝臓疾患)
どうぞ参考にされて下さい。
脂質異常症・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
病院で処方されているスタチン系のお薬と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
はい、問題なく併用していただけます。
西洋薬でコレステロールの合成を整えつつ、漢方薬で「体内に留まりがちな老廃物(痰湿)の排出を促し、血流(瘀血)を良くする体づくり」を並行して行うことは、非常に理にかなったアプローチです。
巡りが整ってくれば、医師とご相談の上でお薬を減らしていける可能性も広がります。
お薬手帳をお持ちいただければ、飲み合わせを詳しく確認いたします。
漢方薬を飲んでいれば、脂っこい食事やお酒を自由に摂っても大丈夫ですか?
漢方薬は暴飲暴食の負担を帳消しにするものではありません。
漢方で代謝が整っても、処理能力を超える量の脂質やお酒が毎日入ってくれば、再び体内に老廃物(痰湿)として溜まってしまいます。
極端な我慢はストレスになりますが、「腹八分目」と「適度な運動」を心がけていただくことが、体質改善を最もスムーズに進めるコツです。
漢方薬を飲み始めて、どのくらいで体に変化が現れますか?
漢方薬は「体質そのものを整える」アプローチです。
そのため、数日で劇的に数値が変わるわけではありませんが、まずは「胃もたれが取れる」「体が軽い」「肩こりや冷えが和らぐ」といった巡りが良くなったサインが数週間〜1ヶ月程度で現れてきます。
全身の環境が整うことで、結果として数値も健やかに落ち着いていきますので、数ヶ月単位でじっくり取り組まれることをおすすめします。

関連するお悩み(血流・代謝・肝臓の不調)
脂質代謝の低下や巡りの滞りは、血管だけでなく周囲の臓器や生活習慣病とも深く関わっています。
よりご自身の症状に近いページも併せてご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




