
「健康診断で尿酸値が7.0を超え、高尿酸血症と言われてしまった…」
「足の親指の付け根が赤く腫れ上がり、風が吹くだけでも激痛が走る痛風発作を経験した…」
「病院で尿酸値を下げる薬(フェブキソスタット等)を飲んでいるが、一生続くのか不安だ…」
「ビールやプリン体を控える食事制限を頑張っているのに、数値が全然下がらない…」
「発作の予兆(チクチク・ムズムズ感)があるたびに、ロキソニンを握りしめて怯えている…」
血液中の「尿酸」という老廃物が増えすぎた状態である「高尿酸血症」。
この状態が長く続くと、溶けきれなくなった尿酸が結晶化して関節に溜まり、ある日突然、歩くことも困難なほどの激痛(痛風発作)を引き起こします。
西洋医学のお薬は尿酸値を下げるのに有効ですが、「薬で数値を抑え込んでも、尿酸を溜め込みやすい『排泄力の落ちた体質』自体は変わっていない」「薬を飲み始めた直後に、結晶が溶け出して逆に発作が起きてしまった」という悩みに直面し、食事制限のストレスと相まって深く悩まれている方が多い領域です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、単に尿酸の数値だけを追うのではなく、「なぜ老廃物(尿酸)を尿としてスムーズに排泄できなくなったのか」という『水分代謝の低下(水毒)』や『ドロドロの熱(湿熱)』に着目し、体の内側から老廃物を流し出し、発作が起きにくい健やかな体内環境を取り戻すための体づくりを漢方でサポートいたします。
高尿酸血症とは?西洋医学の限界と他疾患との違い
【太陽堂における高尿酸血症(痛風発作予防)の漢方サポートまとめ】
- 原因: 西洋医学では「プリン体の過剰摂取や尿酸の排泄低下」とされるが、漢方では原因を、老廃物と熱が体に滞った「湿熱(しつねつ)」や、水分代謝が落ちた「水毒(すいどく)」と捉える。
- アプローチ: 胃腸や腎の働きを助けて水分代謝を底上げし、関節に溜まりやすい熱とドロドロの老廃物を尿としてスッキリ流し出す生薬を用いた煎じ薬で、体質改善を目指す。
- 目安期間: 尿酸値の高さや体質によるが、早い方で数週間〜1ヶ月程度で「体が軽く感じる」「むくみが取れた」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと、発作の予兆(ムズムズ感)が起きにくい穏やかな状態を育てていくケースが多い。
高尿酸血症は、尿酸値が「7.0mg/dL」を超えた状態を指します。自覚症状はありませんが、放置すると痛風発作だけでなく、腎臓に結晶が溜まって「痛風腎(腎機能低下)」や「尿管結石」を引き起こす注意が必要な状態です。
「偽痛風」や「関節リウマチ」との違い
関節が赤く腫れて激痛が走る病気は他にもありますが、原因物質や治療法が全く異なります。
| 疾患名 | 主な症状と特徴 | 高尿酸血症(痛風)との違い・関係性 |
| 高尿酸血症 (痛風発作) | 足の親指の付け根などが赤く腫れ激痛。30〜50代の男性に圧倒的に多い。 | 「尿酸」の結晶が原因です。プリン体の多い食事やアルコールが影響します。(※このページで解説しています) |
| 偽痛風 (ピロリン酸カルシウム沈着症) | 膝などの大きな関節が腫れて痛む。高齢者に多い。 | 「ピロリン酸カルシウム」の結晶が原因です。尿酸値は関係ありません。 |
| 関節リウマチ | 手足の複数の関節が対称的に腫れる。朝のこわばり。 | 自己免疫の異常が原因であり、女性に多く見られます。 |
| 慢性腎臓病(CKD) | 腎機能(eGFR)の低下。むくみやだるさ。 | 尿酸値が高い状態を放置すると、腎臓がダメージを受けてCKDに進行します。 ▶ 慢性腎臓病(CKD)の漢方サポートへ |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
痛風発作が起きている最中は、痛みと炎症を抑えるために「NSAIDs(ロキソニンなど)」や、発作の予兆を感じた時に飲む「コルヒチン」が使われます。
発作が治まった後、尿酸値を下げる体質治療として、尿酸が作られるのを抑える薬(フェブキソスタット、アロプリノール)や、尿酸を尿から出しやすくする薬(ベンズブロマロンなど)が処方されます。
しかし、「薬を飲み忘れるとすぐに数値が上がる」「一生薬を飲み続けるのでは」という不安や、西洋薬による肝臓への負担を懸念し、自分自身の代謝力を高める漢方アプローチを求めてご来局される方が多くいらっしゃいます。
【薬剤師コラム①】尿酸値の薬を飲み始めたのに、発作が起きる理由
担当薬剤師:石川(調剤薬局での勤務経験あり)
「病院でフェブキソスタット(尿酸生成抑制薬)をもらって飲み始めたら、逆に激しい痛風発作が起きてしまいました。薬が合っていないのでしょうか?」というご相談をよくお受けします。
実はこれ、西洋医学の尿酸値治療においてよく起こる現象です。お薬で急激に血液中の尿酸値が下がると、関節にこびりついていた尿酸の結晶が「溶け出し」ます。その溶け出した結晶の欠片を、白血球が「異物だ!」と勘違いして一斉に攻撃を始めるため、激しい炎症(痛風発作)が起きてしまうのです。
西洋医学ではこれを防ぐために薬を少しずつ増やしますが、東洋医学(漢方)では、「溶け出した老廃物を、炎症が起きる前にたっぷりの尿と一緒に体の外へスムーズに洗い流す(利水・清熱)」というアプローチを得意としています。西洋薬で数値をコントロールしつつ、漢方で排泄を助ける。この組み合わせをおすすめしています。
太陽堂の漢方アプローチ|「水」を巡らせ、「熱」を冷ます
東洋医学(漢方)では、高尿酸血症の原因を、飲食の不摂生によって生じたドロドロの老廃物と炎症の火種である「湿熱(しつねつ)」、尿として老廃物を捨てる力が落ちた「水毒(すいどく)」、そして結晶が溜まりやすくなる血行不良「瘀血(おけつ)」と捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| ビールや脂っこい食事が好き 発作の予兆(ムズムズ感)がある | 老廃物と炎症の火種の蓄積(湿熱) プリン体の多い食事やアルコールにより、体内にドロドロとした熱を帯びたゴミ(湿熱)が溜まり、関節で炎症を起こしかけている状態。 | 【こもった熱を冷まし、濁りを流す漢方】 体内にこもった過剰な熱をマイルドに冷まして炎症の火種を鎮め、ドロドロの老廃物を便や尿としてスッキリと排泄させます。 |
| 尿の量が少ない、むくみやすい 体重が落ちにくく体が重だるい | 水分代謝の低下と老廃物の停滞(水毒) 胃腸や腎の働きが落ち、不要な水分と一緒に老廃物(尿酸)を体の外へ「洗い流す力」が著しく低下している状態。 | 【水はけを良くし、巡りを整える漢方】 体内の水分代謝を司る機能を助け、たっぷりの水分を巡らせることで、関節にこびりついた老廃物を尿としてスムーズに洗い流します。 |
| 手足が冷える、肩こりが強い ストレスが多くイライラしやすい | 微細な血流の滞り(瘀血) ストレスや冷えによって末端の血行が悪くなり、血流が滞った関節部分に尿酸の結晶が沈着しやすくなっている状態。 | 【血流を促し、滞りを掃除する漢方】 全身の「血(けつ)」の巡りを促し(活血化瘀)、末端の血管までサラサラと流すことで、結晶が溜まりにくい体内環境を作ります。 |
【薬剤師コラム②】「プリン体」だけが悪者ではない
担当薬剤師:前原(調剤薬局での勤務経験あり)
痛風と聞くと、誰もが「ビール」や「魚卵(プリン体)」を敵視します。「プリン体ゼロのビールに変えたのに、尿酸値が下がらない」と嘆く方も大勢いらっしゃいます。
もちろんプリン体の摂りすぎは良くありません。しかし、東洋医学の視点で見ると、冷たいビールやアルコールの真の恐ろしさは「胃腸(脾)を冷やして弱らせ、体全体の水分代謝(尿を出す力)をガクッと落としてしまうこと」にあります。
入ってくるプリン体を減らしても、それを「外に捨てる力(代謝)」が落ちたままでは、老廃物は体内に溜まり続けてしまいます。
太陽堂の漢方サポートでは、単に老廃物を流すだけでなく、「胃腸を温めて元気にする」ことを大切にします。胃腸が元気になれば、多少のプリン体が入ってきても、自分の力でしっかりと処理して尿として捨てられる「溜め込まない体」へと変わっていくのです。
高尿酸血症のお悩みを和らげる漢方サポートの症例
「発作が怖い」「数値が下がらない」と不安を抱えていた方が、漢方を取り入れた記録をご紹介します。
70代・男性|30年来の高い尿酸値と、手足のチクチクした痛みからの変化
- ご相談時の状態: 30年ほど前より尿酸値が高く、発作が起こらないようにとご相談に来られました。今は発作が起こっていないものの、足や手のチクチク痛い感じが気になるとのこと。尿酸の検査数値は7.5(正常値は3.8〜7.0)と基準値より高い状態でした。
- 漢方薬によるアプローチ: 体質改善の漢方薬と、尿酸値を下げる漢方薬の2種類を組み合わせてお出ししました。
- 経過:
- 服用開始から1ヶ月: まだ検査をしていないので数値は分からないものの、体調が良いとのこと。足や手の痛みもなくなったとおっしゃっていました。
- 服用開始から3ヶ月: 尿酸の検査数値は6.7と基準値まで改善。体調自体も悪くないとのことで、ご本人の希望により治療終了となりました。
70代・男性|30年来の高い尿酸値と、足の甲・手の甲の痛みや腫れからの変化
- ご相談時の状態: 30年ほど前から尿酸値が高く、発作が起こらないようにとご相談に来られました。足の甲の痛みや腫れ、手の甲の痛みや腫れが気になるとのこと。尿酸の検査数値は7.9〜8.2(正常値は3.8〜7.0)と、基準値より高い状態でした。
- 漢方薬によるアプローチ: 同じく、体質改善の漢方薬と、尿酸値を下げる漢方薬の2種類を組み合わせてお出ししました。
- 経過:
- 服用開始から3ヶ月: この3ヶ月、痛みが出ることなく過ごせているとのこと。調子の良い日が続いているとのことでした。
- 服用開始から6ヶ月: 検査で尿酸値が8.0→7.5まで改善。発作もなく過ごせているとのことでした。
- 服用開始から9ヶ月: 一度だけ発作は出たものの、調子は落ち着いているとのことでした。
※効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。検査数値は病院の定期検査で確認しながら進めます。
高尿酸血症・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
特にお問い合わせの多い内容を、担当薬剤師の石川・前原がお答えいたします。
病院で処方されている尿酸値を下げる薬(フェブキソスタットなど)と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
はい、もちろん併用可能です。西洋薬で尿酸が新しく作られるのを抑えながら、並行して漢方薬で「すでに溜まっている尿酸(老廃物)を尿としてスムーズに排泄する体づくり」を行うのは理にかなった良いアプローチです。漢方で代謝が上がってくれば、医師と相談してお薬を減量できる可能性も十分にあります。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。
痛風発作が起きている最中でも、漢方薬は飲めますか?
発作が起きている最中は、患部に強い炎症(熱)が起きています。この時期は病院の痛み止め(NSAIDsなど)でしっかりと炎症を鎮めることが最優先です。漢方薬の中には、急性期の激しい熱を冷ますことを得意とするものもありますが、基本的には「発作が落ち着いた後」に、二度と繰り返さないための体質改善としてじっくり取り組むことをお勧めしています。
漢方薬を飲んでいれば、ビールや食事制限はしなくても良くなりますか?
漢方薬は魔法の薬ではないため、暴飲暴食を打ち消すことはできません。漢方で代謝(捨てる力)が上がっても、処理能力を超えるプリン体やアルコールが毎日入ってくれば、当然また数値は上がってしまいます。極端な我慢はストレスになりますが、「休肝日を作る」「水分をしっかり摂る」など、無理のない範囲での生活習慣の改善は、漢方の効果を最大限に引き出すために必要です。
費用はどのくらいかかりますか? 遠方でも相談できますか?
目安として、1週間あたり5,000円前後〜(1ヶ月で2万円前後から)とお考えください。相談料は無料です。お作りする前に必ず金額をお伝えし、ご納得いただいてからスタートします。
ご遠方の方には、ヒアリングシートのやり取りによるご相談も全国から承っております。
どのような時は、すぐに病院を受診したほうがいいですか?
関節の激しい腫れと痛みに発熱を伴う、背中や脇腹の激痛と血尿(尿管結石の疑い)、尿の量が急に減ったといった時は、漢方のご相談より先に、すぐに医療機関を受診してください。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(代謝・肥満・血流の不調)
高尿酸血症は、尿酸だけの問題ではなく、全身の水分代謝や腎臓の働き、脂質バランスと深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




