
「食べる量は若い頃と変わらない(むしろ減っている)のに、体重がどんどん増えていく…」
「30代後半からお腹周りや腰回りにお肉がつきやすくなり、運動しても全く落ちない…」
「健康診断でメタボリックシンドローム(内臓脂肪・中性脂肪)を指摘され、痩せるよう指導された…」
「話題のダイエット薬(GLP-1など)に興味はあるが、副作用やリバウンドが怖い…」
「運動しようにも体が鉛のように重く、すぐに疲れてしまって長続きしない…」
年齢を重ねるにつれて、多くの方が直面する「体型の変化」や「急な体重増加」。
これは単なる食べ過ぎや運動不足だけが原因ではなく、加齢に伴う「基礎代謝の低下」や、ホルモンバランスの変化による「脂肪や水分をため込みやすい体への変化(いわゆる更年期太りなど)」が大きく関わっています。
西洋医学や美容医療では、食欲を抑えるお薬や脂肪の吸収を抑えるお薬が登場していますが、「薬で無理やり食欲を落としても、代謝(エンジン)が弱ったままでは、薬をやめればすぐにリバウンドしてしまう」、「そもそも体が冷えて重だるく、健康的にスッキリしない」という現実に直面し、根本的な体質からの見直しを求めて深く悩まれている方が非常に多い領域です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、単に体重の数値を一時的に減らすことだけを目的とするのではなく、「なぜ食べたものをしっかりエネルギーにして流し出せなくなったのか」という根本的なお身体の弱り(代謝の低下や老廃物の蓄積)に着目します。
体の内側から代謝のエンジンを温め、不要なものを溜め込まずにスッキリと流し出せる健康的な体づくりを漢方でサポートいたします。
代謝低下・メタボとは?他疾患(糖尿病・更年期障害)との違い
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、内臓脂肪の蓄積に加えて、血圧や脂質などの異常が重なりやすくなった状態です。
当ページでは「基礎代謝の低下による肥満(落ちない脂肪・むくみ)」に焦点を当てていますが、似たような背景から別の疾患・症状が現れている場合は、アプローチが異なります。
| お悩み・状態 | 主な症状と特徴 | 当ページ(代謝低下・肥満)との棲み分け |
| 代謝低下による肥満 (メタボ・更年期太り) | 食べていないのに太る。 お腹周りの脂肪、体の重だるさ、冷え、むくみ。 | 加齢に伴う「基礎代謝の低下・溜め込み」が根本原因です。 (※当ページで解説しています) |
| 更年期障害 (自律神経の乱れなど) | 強いのぼせ(ホットフラッシュ)、異常な発汗、イライラ、不眠など。 | 体重増加ではなく、自律神経や血管運動神経の不調が主体の場合はこちら。 |
| 糖尿病・境界型糖尿病 | 血糖値やHbA1cの高値。 食後の異常な眠気。 喉の渇きなど。 | 内臓脂肪だけでなく、糖を処理する機能(インスリン等)に異常が出ている場合はこちら。 |
| 甲状腺機能低下症 (橋本病など) | 急激な体重増加、極度の寒がり、脈が遅い、強い無気力感。 | ホルモン不足による病的な代謝低下です。 医療機関での血液検査による診断が必要です。 |
西洋医学(病院)での一般的な対応と限界
メタボや肥満に対する治療の基本は「食事療法と運動療法」です。
病院では補助的に、市販のダイエット薬としても有名な漢方エキス剤(防風通聖散や防已黄耆湯など)が処方されることがあります。
また近年では、食欲を強力に抑え胃の動きを緩やかにする「GLP-1受容体作動薬(オゼンピック、リベルサス等)」が肥満治療・ダイエット目的で用いられるケースも増えています。
さらに、急激な体重増加によって膝や腰に負担がかかり、ロキソニンなどの消炎鎮痛剤を手放せなくなる方も少なくありません。
しかし、「防風通聖散を飲んだらお腹を下して体調を崩した」「GLP-1の薬は一生続けられないし、やめた後のリバウンドが怖い」、そして「痛み止めを飲み続けると胃腸が冷えて、さらに基礎代謝が落ちてしまう」といった悪循環に陥ることもあります。
ご自身の「燃やす力」そのものを根本から高めたいとご相談に来られる方が後を絶ちません。
【薬剤師コラム①】食欲を落とす薬(GLP-1等)と「代謝」の関係
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
「話題の痩せ薬を飲んで数キロ落ちましたが、胃がムカムカして常にだるく、薬をやめたらあっという間に元に戻ってしまいました」というご相談を非常によくお受けします。
食欲を強制的に抑えるお薬は、物理的に食べる量が減るため体重は落ちます。
しかし忘れてはいけないのが、「食事量が減る=体に入ってくるエネルギー(気)も減るため、体が飢餓状態と勘違いして、さらに基礎代謝を落としてしまう」というリスクです。東洋医学では、健康的な体型維持のためには「入ってくる量を減らす」こと以上に、「入ってきたものをしっかりエネルギーにして外に出す力(脾の働き)」が重要だと考えます。
漢方の役割は、無理に食欲を奪うのではなく、「胃腸を温めて代謝のエンジンをかけ、不要な老廃物を汗や尿、便としてスッキリと外に流し出すこと」です。
これが、リバウンドしにくい健やかな体づくりに直結します。
太陽堂の漢方アプローチ|「エンジン」を温め、「老廃物」を流す
東洋医学(漢方)では、代謝低下による肥満(メタボ・更年期太り)の根本原因を大きく3つのタイプで捉え、お身体に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| ① お腹周りがぽっこり出ている ② 体が重だるく、むくみやすい | 不要な老廃物と水分の停滞(痰湿・水毒) 代謝の低下により、処理しきれなかった余分な脂質や水分が「ドロドロの老廃物(痰湿)」として体内に溜まり、巡りを悪くしている状態。 | 【水はけを良くし、濁りを流す漢方】 胃腸の働きを助けて脂質・水分代謝の土台を作り、体内に滞った余分な老廃物を尿や便としてスッキリと排泄させます。 |
| ① 食べていないのに太る、冷え性 ② 疲れやすく、動くのが億劫 | 全身の代謝とエネルギー低下(脾腎陽虚) 加齢や疲労により、食べたものを燃やしてエネルギーにする大元のエンジン(生命力=腎、消化力=脾)が著しく冷えて衰えている状態。 | 【エンジンを温め、活力を補う漢方】 体を芯からポカポカと温めて「腎」と「脾」にたっぷりと活力を補給し、脂肪や水分を自力で処理できる体の土台を作ります。 |
| ① ストレスで暴飲暴食してしまう ② 肩こりが強く、血流が悪い | 気血の巡りの滞り(気滞血瘀) 日常のストレスによって気の巡りが滞ってドカ食いを招き、さらにドロドロの血(瘀血)が全身の代謝・燃焼を邪魔している状態。 | 【緊張を解き、血流を促す漢方】 張り詰めた神経を優しく解きほぐしてストレス食いを防ぎ、全身の血流を強力に促すことで、脂肪が燃えやすい環境を整えます。 |
【薬剤師コラム②】加齢による肥満は「血」の不足から
担当薬剤師:林 泰太郎(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
「40代後半を過ぎた頃から、水しか飲んでいないのに太る気がします」という切実なお声をよくいただきます。
いわゆる更年期太りなどの加齢に伴う肥満は、東洋医学的に見ると、体を潤し栄養を与えてきた「血(けつ)」や「陰(いん)」が年齢とともに不足してくることが大きな要因です。
血が不足すると、それを補おうとして体が「溜め込みモード」に入ります。
さらに全身の水の巡りも悪くなり、下半身を中心にドップリとしたむくみや老廃物(水毒・痰湿)がつきやすくなるのです。太陽堂の漢方サポートでは、単に老廃物を出すだけでなく、「不足した血を補い、巡りをゆったりと整える」ことをとても大切にします。
結果的に、体が安心して「余分なものを溜め込まないスッキリとした状態」へと変化していくのです。
この内容以外にも「太陽堂が考える生活習慣病」についてお話しを書いています。
どうぞ参考にされて下さい。
代謝低下・メタボのお悩みを和らげる漢方サポートの症例
「運動しても変わらない」「強い薬に頼りたくない」と悩んでいた方が、漢方を取り入れることで代謝が上がり、体が軽くスッキリした日常を取り戻された事例をご紹介します。
症例①:メタボ検診の指摘と「落ちない内臓脂肪」(50代男性)
- ご相談時の状況: 会社の健康診断で中性脂肪が高く、腹囲もメタボ基準を超えて指導を受けました。
慌てて休日にウォーキングを始め、食事の量も減らしましたが、数ヶ月経っても体重はほとんど変わらず。
体がだるくて運動も続かなくなりご相談に来られました。 - 漢方服用の経過:
- 【見立て】 飲食の不摂生による老廃物の蓄積(痰湿)と、大元の代謝エンジンの低下(脾腎気虚)と考え、まずは胃腸を元気にして代謝を底上げし、体内の滞りを便と尿で流し出す漢方薬をご提案しました。
- 【1ヶ月後】 お通じが非常に良くなり、朝起きた時の「体が鉛のように重い感覚」がスッキリと抜けてきました。
- 【3ヶ月後】 代謝のエンジンがかかり始めたことで、少しの運動でもしっかりと汗をかけるようになり、お身体がスッキリしてきました。
- 【半年後】 ベルトの穴が縮まり、血液検査の中性脂肪も落ち着きました。
「無理な食事制限をしていないのに、体が軽く動くようになりました」と大変喜ばれ、無事にご卒業となりました。
症例②:更年期以降の体重増加と「強い冷え・むくみ」(50代女性)
- ご相談時の状況: 50代に入った頃から、特に食生活を変えていないのに体重が増加。
特にお腹や腰回りが重く、夕方になると足がパンパンにむくむようになりました。
常に体が冷えており、市販の防風通聖散を試したところ、お腹を下してしまい体質に合わずご来局されました。 - 漢方服用の経過:
- 【見立て】 加齢に伴う極度の冷え(脾腎陽虚)と水分の停滞(水毒)と考え、防風通聖散のような冷やす漢方ではなく、体を芯からポカポカと温めて水分代謝の土台を作る漢方薬をご提案しました。
- 【1ヶ月後】 足先の氷のような冷えが和らぎ、日中の尿量がしっかり出るようになってむくみが軽減してきました。
- 【3ヶ月後】 体が温まったことで基礎代謝が上がり、お身体が軽く感じるようになりました。
重だるさが消え、休日に外出する意欲が湧いてきました。 - 【半年後】 気になっていた腰回りがスッキリとし、お洋服も着こなしやすくなりました。
「私の溜め込む原因は『冷え』だったのですね。体質に合った漢方に出会えて良かったです」と笑顔を取り戻され、現在も体調管理のために服用を継続されています。
メタボ・肥満・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
市販のダイエット漢方(防風通聖散など)と、太陽堂の漢方薬はどう違うのですか?
市販の「防風通聖散」は、体力があり、便秘がちで胃腸が丈夫な「実証(熱がこもっているタイプ)」の方には合いますが、体を冷やして強制的に排泄を促す作用があるため、冷え性の方や胃腸が弱い「虚証」の方が飲むと、下痢や胃痛を起こしてしまうことがあります。
太陽堂では、お一人おひとりの「冷え」や「胃腸の弱さ」を丁寧に見極め、体を温めながら無理なく代謝の土台を作る、完全オーダーメイドの煎じ薬をお作りします。
漢方薬を飲んでいれば、食事制限や運動はしなくても大丈夫ですか?
漢方薬は暴飲暴食をなかったことにする魔法の薬ではありません。
過剰なエネルギーを摂り続ければ、当然体内に老廃物は溜まってしまいます。
「腹八分目」と「適度な運動」は体質改善のベースです。
しかし、漢方で胃腸が元気になり代謝(エンジン)が温まってくると、「少しの運動で汗をかきやすくなる」「異常な食欲が自然と落ち着く」といった良い変化が起きるため、無理なく生活習慣を整えやすくなります。
漢方薬を飲み始めて、どのくらいで体に変化が現れますか?
数日で急激な変化をもたらす強いお薬とは異なり、漢方薬は「溜め込みにくい体質」へと根本から見直すものです。
まずは数週間〜1ヶ月で「むくみが取れる」「お通じが良くなる」「体がポカポカする」といった巡りのサインが現れます。
その後、数ヶ月かけて徐々に基礎代謝が上がり、結果として健康的なお身体へと落ち着いていくのが一般的なペースです。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、数値や体型の変化に振り回されることなく、毎日を軽やかに安心して過ごせるよう全力でサポートいたします。
どうぞお一人で抱え込まず、お気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(生活習慣病・更年期・疲労の不調)
代謝低下による肥満は、放置すると様々な生活習慣病や自律神経の乱れを引き起こします。
ご自身の気になる症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




