辛い「めまい(眩暈)」や「耳鳴り」などの症状は漢方で治る。
手術や薬で治らない事も多い難病指定にもされている「外リンパ瘻(がいりんぱろう)」。
めまい(眩暈)や難聴、耳鳴りなどの症状がある方、実は「外リンパ瘻(がいりんぱろう)」なのかもしれません。
一度漢方薬を試してみませんか?
外リンパ瘻(がいりんぱろう)について
耳の「内耳」に何らかの原因で穴が開き、その穴から外リンパ液が「中耳」に漏れてくるのが外リンパ瘻(がいりんぱろう)です。
耳は「外耳」、「中耳」、「内耳」の3つに分かれています。
「内耳」には2種類の「外リンパ」と「内リンパ」が流れています。
「外リンパ」は、音を振動として伝えるしくみや平衡感覚を保つ事など重要な役割を果たしています。
この「外リンパ」が漏れることで、「めまい」や「難聴」・「耳鳴り」などの症状を起こしてしまいます。
外リンパ瘻(がいりんぱろう)の原因
一般的に言われている原因としては様々になり、
〇くしゃみや鼻かみ、飛行機などの圧がかかる事。
〇打撲、骨折などのけが。
これらのような日常的な行為で発症すると言われています。
ただストレスがかかる事で症状がおきることも多く、実際は「自律神経の乱れ」も大きく関係しているのではないかと考えられます。
外リンパ瘻(がいりんぱろう)の症状
その方々によって症状は異なり、
・難聴
・耳の詰まり
・耳鳴り
・めまい(眩暈)
・ふらつき
などの症状がおこると言われています。
リンパ液が関係している為、一般的な「キーン」などの耳鳴りの他、水が関係しているいる「ゴボゴボ」といった耳鳴りが起こることがあります。
また「めまい(眩暈)」や「ふらつき」などの症状が平衡障害がおきる事で「頭痛」や「吐き気」などの症状に繋がる事も多いです。
外リンパ瘻(がいりんぱろう)の漢方薬
東洋学的にいうと「水滞」や「気滞」などの詰まり、「発散不足」が原因になって来る事が多いです。
「どのような症状」なのかが重要になり、その症状に合わせて漢方薬を出していく事が多いです。
使っていく漢方薬のご説明は、症状別に書いていますのでぜひそちらを参考にされて見て下さい。
外リンパ瘻(がいりんぱろう)の症例
症例(昭和26年生 女性)
12年ほど前に病院で「外リンパ瘻」と診断され病院で手術を受けました。
手術後、病院のお薬で一時期調子が良かったのですが、最近になり薬が効かなくなった為、こちらに相談に来られました。
症状としては、「めまい(眩暈)」と「耳の詰まり」が気になり、「めまい(眩暈)」がある時は立っているのも辛いとの事。
めまいの種類としては回転性のめまいになり、耳鳴りがする時があるとおっしゃっていました。
漢方の種類としては、ストレスがあると頻発するとの事から
①めまい(眩暈)に対する漢方薬
②自律神経を整える漢方薬
の2種類を組み合わせて出させて頂きました。
漢方服用開始から1ヶ月、めまい(眩暈)が出なくなったとの事。
調子良いとおっしゃって頂けました。
漢方薬服用1ヶ月で症状が出なくなった患者さんになります。
病名というよりかは、症状を中心に漢方薬を出させて頂きました。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。