昭和16年生 女性
こんにちは。
今日の患者さんは「非結核性抗酸菌症(肺MAC症)」・「気管支拡張症」の方になります。
3年ほど前に病院に行った所、「非結核性抗酸菌症(肺MAC症)」・「気管支拡張症」と診断。
病院のお薬を飲んでいたが、症状がどんどん悪化するのに困りご相談に来られました。
症状としては、咳や痰・体重減少との事。
痰は黄色~緑色、透明の事もあるとおっしゃっていました。
肺はどちらも1/2ぐらいしか機能しかないと病院で言われたそうです。
漢方の種類としては、
①菌を除去する漢方薬
②免疫を上げる漢方薬
③肺を潤す煎じ薬(咳や痰の漢方薬)
の3種類の漢方薬を出させて頂きました。
漢方服用開始から3ヶ月、咳や痰が少し治まり元気になってきているとの事。
炎症反応(CRP)も落ちていました。
漢方服用開始から7ヶ月、先日肺炎をおこし入院していましたが、退院後調子が良くなり食事もとれるようになっているとの事。
少しずつ調子が良くなってきている感じがするとおっしゃって頂けました。
漢方服用開始から1年1ヶ月、咳もほとんど出なくなっているとの事。
調子が良いので菌を除去する漢方薬と免疫を上げる漢方薬を1日1回にさせて頂きました。
漢方服用開始から1年4ヶ月、痰は時々出てしまうが調子は悪くない。
引き続き咳も落ち着いているとの事でした。
漢方服用開始から1年7ヶ月、痰はまだ出るが、咳は大分落ち着いているとの事。
調子は悪くないとの事でした。
漢方服用開始から1年10ヶ月、調子が良いので煎じ薬を1日1回に落とし出させて頂きました。
煎じ薬の量を落としても調子が悪くなる事なく過ごせているとの事。
漢方服用開始から2年2ヶ月、まだ痰や咳は出てしまうが、調子自体は悪くないとの事。
調子もある程度良くなったので今回で治療終了とさせて頂きました。
順調に改善が見られ安心いたしました。
引き続き調子が悪くなる事なく過ごせると何よりですね。
※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。