2019 08/21 非結核性抗酸菌症(肺MAC症)・疲れ[治療終了]

昭和35年生 女性
 
こんにちは。
今日の患者さんは「非結核性抗酸菌症(肺MAC症)」・「疲れ」の方になります。
 
1年ほど前に病院に行った所、非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と診断。
暫く無症状でしたが半年前位より症状が出てきた為、ご相談に来られました。
 
症状としては、微熱血痰とおっしゃっていました。
咳は痰が出る時に多く、特に横になっている時に酷いとの事。(痰の色は透明~黄色とおっしゃっていました。)
今一番気になるのは微熱になり、微熱が出ると疲れが出てしまっているとの事でした。
 
漢方の種類としては、
 
①免疫を上げる漢方薬
②菌を除去する漢方薬
③脾虚の煎じ薬
(脾虚とは身体の疲れになり、微熱・体重減少・食欲低下などに症状に繋がります。)
 
の3種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から3ヶ月、微熱が出る事がなくなり調子も良いとの事。
炎症反応の1つである赤沈が62から27まで減ったとの事でした。(基準値20mm以下)
 
漢方服用開始から6ヶ月、一時無理をした時微熱が出たが今は治まったとの事。
先日病院での検査で空洞が塞がっていたとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から9ヶ月、赤沈に関しては引き続き数値が良いとの事。
体調も良いとの事で「脾虚の煎じ薬を1日1回に」落とさせて頂きました。
 
漢方服用開始から1年、調子も良いとの事。
熱が出る事もなく元気に過ごしているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年8ヶ月、寒い時期に咳が出ている時があったが、今は咳も出ることなく過ごせているとの事。
順調に改善が見られているとの事でした。
 
漢方服用開始から2年1ヶ月、咳・痰なく調子が良いとの事で、今回で治療終了とさせて頂きました。
風邪も引かずに調子良く過ごせているとの事。
 
調子良く過ごせているようで安心いたしました。
引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。