2018 11/02 非結核性抗酸菌症(肺MAC症) [治療終了]

昭和31年生 女性
 
こんにちは。
今日の患者さんは、非結核性抗酸菌症(肺MAC症)の方になります。
 
5年ほど前の人間ドックで検査をした所、非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と診断。
病院のお薬(クラリス、リファンピシン、エブトール)を2年間飲んだが、改善が見られないとの事でご相談に来られました。
 
症状としては「朝方に出る咳」「1日中出る痰」が気になるとの事。
痰の色としては黄色い事は少なく、透明の事が多いとおっしゃっていました。
 
漢方の種類としては、
 
①免疫を上げる漢方薬
②菌を除去する漢方薬
 
の2種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から3ヶ月、夜横になった時の息苦しさは減り、体重も戻ってきたとの事。
咳や痰も減っているとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から5ヶ月、調子良く過ごされているとの事。
咳や痰も前に比べると大分少なくなったとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から10ヶ月、前は横になると咳が出るので眠れなかったのが、眠れるようになってきたとの事。
咳や痰は出るが最初に比べると楽になっているとの事でした。
 
漢方服用開始から1年、体調良く過ごせているとの事で菌を除去する粉薬と免疫を上げる粉薬の2種類を半分の量まで落としました。
量を落としても体調良く過ごせているとの事。
 
漢方服用開始から1年6ヶ月、調子良く過ごせているとの事でご本人の希望により治療終了。
咳も痰もなく調子は良いとの事でした。
 
順調に改善が見られ安心いたしました。
引き続き今の調子が維持できると何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。