2018 02/01 非結核性抗酸菌症(MAC症)[治療終了]

昭和36年生 女性
 

痰の量も減り、痰の絡みも少なくなってきました。

 
今日の患者さんは、非結核性抗酸菌症(肺MAC症)の方になります。
 
4年ほど前に病院に行った所、CTやレントゲンの結果より非結核性抗酸菌症(肺MAC症)と診断。
 
症状としては痰がメインの症状になり、長く話しをしていると喉の奥で痰が絡んだ感じがしてくるとの事。
最近になり血痰が出たのが心配でご相談に来られました。
 
漢方の種類としては、
 
①菌を除去する粉薬
②免疫を上げる粉薬
 
の2種類の漢方薬にて治療を開始。
 
漢方服用開始から1ヶ月、痰の量が少なくなり改善が見られているとの事。
調子は良いと思うとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から4ヶ月、調子良くきていたのですが、無理をしたら血痰が出てしまいました。
ご本人の希望により肺を潤す作用のある粉薬も併用する事に。
 
漢方服用開始から6ヶ月、肺を潤す作用のある粉薬が上手く効いているのか大分調子が良いとの事。
前回は無理をして血痰が出てしまったので無理はしないようにとお伝えしました。
 
漢方服用開始から11ヶ月、調子が改善している為、最初にお出しした菌を除去する粉薬と免疫を上げる粉薬を1日1回に減らし、血痰予防に血流を改善する漢方薬を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から1年5ヶ月、血流を良くする粉薬を使っているので今冬は調子が良いとの事。
 
漢方服用開始から1年11ヶ月、先日病院に行った所、影が改善されていると言われたそうです。
調子も良い為、全体的に漢方薬の量を落とさせて頂きました。
 
漢方服用開始から2年2ヶ月、調子も良いので菌を除去する粉薬と免疫を上げる粉薬を今回で治療終了とさせて頂きました。
 
血流の漢方薬に関してはもう少し様子を見ながらやめていきましょうとお話しさせて頂きました。
調子も良くなり治療終了。
 
今の調子で再発する事なく過ごせると何よりですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。