2018 01/26 チック症(音声チック)・トゥレット症[治療終了]

平成17年生 男性(服用開始時 10歳代前半)
 
こんにちは。
今日の患者さんは「チック症」・「トゥレット症」の方になります。
 
興奮するとチック症状が出てしまい、病院では「トゥレット症候群」と診断。
症状の改善が見られればとこちらにご相談に来られました。
 
症状としては、声が「アッ、アッ」と無意識に出てしまう「音声チック」が一番気になるの事。
 
学校にいても出る事がある為恥ずかしさから症状が酷くなったり、テスト中などの「緊張している時」やテレビなどを見ている「興奮している時」に多いとおっしゃっていました。
 
漢方の種類としては、
 
①筋肉の緊張をほぐす漢方薬
②喉の違和感を取る漢方薬
 
の2種類を併用して出させて頂きました。
 
漢方服用開始から2ヶ月、まだ音声チックの症状が出てしまうが回数は減っているとの事。
最初の半分くらいまでになっているとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から4ヶ月、先月少し煎じ薬の中身を微調整した所、最初に来られた時の1/5以下位まで減ったとおっしゃって頂けました。
気になるのは鼻をすする時ぐらいで「アッ、アッ」という事はなくなっているとの事。
 
漢方服用開始から8ヶ月、症状が全く出なくなったのでご本人の希望により今回で治療終了。
早期での改善が見られた方になります。
 
症状の改善が見られ安心いたしました。
本来であればもう少し飲んで頂きたかったのですが、体調も良いので飲み忘れる日も多くなってきたそうです。
 
飲み忘れても症状が出ていなかったので何よりです。
引き続きこの調子が続くと良いですね。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。