
「右足の親指だけ、ずっとビリビリしている」
「ふくらはぎの外側から、小指にかけて感覚が鈍い」
「病院では『ヘルニア気味ですね』と言われたけど、具体的にどこが悪いのかよく分からない…」
実は、足のしびれや痛みは、「どの指(どの場所)に出ているか」によって、腰の骨の何番目に異常があるかをほぼ特定できることをご存知でしょうか?
これを医学用語で「デルマトーム(神経皮膚分節)」と呼びます。
今回は、新宿の漢方薬局「太陽堂」が、足のしびれる場所から分かる「腰のトラブル発生源」と、しびれを放置してはいけない理由について解説します。
【図解】あなたのしびれはどのルート?(L4・L5・S1)
腰椎(ようつい=腰の骨)には5つの骨があり、そこから足に向かって神経が伸びています。
ヘルニアや脊柱管狭窄症で特に障害されやすいのが、下の方にある「第4腰椎(L4)」「第5腰椎(L5)」「仙骨(S1)」の神経です。
以下の表とイラストを見て、ご自身のしびれがどのルートに近いか確認してみましょう。
| 神経ルート | しびれ・痛みの場所 | つまづきやすさ |
| L4 神経根 (腰椎4番) | スネの内側 〜 足首の内側 | 膝のお皿の下が痛む 階段を降りるのが辛い |
| L5 神経根 (腰椎5番) | スネの外側 〜 足の甲 〜 親指 | 最も多いタイプ つま先立ちがしにくい 親指に力が入らない |
| S1 神経根 (仙骨1番) | ふくらはぎの裏 〜 かかと 〜 小指 | つま先立ちができない アキレス腱の反射が鈍い |
※「親指側ならL5」「小指側ならS1」と覚えると分かりやすいです。

なぜ「しびれ」は「痛み」より怖いのか?
「痛くはないけど、なんとなく痺れているだけだから大丈夫」
そう思って放置してしまう方が多いのですが、実は逆です。
神経の症状ステージ
- 痛み(Pain): 神経が圧迫され、炎症を起こして「助けて!」と叫んでいる状態。
- しびれ(Numbness): 圧迫が続き、神経の伝達がおかしくなっている状態(接触不良)。
- 麻痺(Paralysis): 神経が完全にダメージを受け、感覚がなくなる、動かせなくなる状態(断線)。
つまり、しびれは痛みの「進行形」であることが多いのです。
「痛みが消えてしびれだけになった」というのは、治ったのではなく、神経が感覚を失いつつあるサインかもしれません。
私自身も「L5損傷」で歩けなくなりました
実は私自身も過去に「L5(腰椎5番)」を損傷し、重度のヘルニアと坐骨神経痛に苦しんだ経験があります。
ある日突然、激痛と共に足に力が入らなくなり、全く歩けない状態になってしまいました。
「このまま一生歩けないのではないか…」
そんな恐怖と痛みの日々が続きました。
しかし、私はそこで手術を選ばず、自分自身で漢方を服用して治すことを決意しました。
自分の体を実験台にし、骨を修復し、神経の炎症を取る漢方を飲み続けた結果、約3ヶ月で痛みが引き、スタスタと歩けるまでに回復したのです。
この経験があるからこそ、私は自信を持って言えます。
「どんなに酷い痛みやしびれでも、体は治ろうとする力(自然治癒力)を持っています」
太陽堂では、この時の経験を活かし、圧迫されている神経の「救出」と「修復」を行います。
- 圧迫を解く:腰回りの血流を良くし、腫れた筋肉や靭帯のむくみを取ることで、神経への物理的な締め付けを緩めます。
- 神経に栄養を送る:しびれている神経は、正座をした後のように血が通っていません。漢方で末端まで血液(栄養)を送り込み、弱った神経の回復を助けます。
漢方で改善した方の声
私だけでなく、多くの方が漢方の力でしびれや痛みから解放されています。
【改善実例】10年来の腰痛と、ぎっくり腰からの足のしびれ(昭和53年生 女性)
「動き出しが痛い…」古傷としびれが10ヶ月で解消
●ご相談内容 10年以上前から慢性的な腰痛に悩まされていた方です。 数年前に尾骨を骨折してから状態が悪化。
さらに3年前、引越し作業中に「ぎっくり腰」をやってしまい、それ以来「足のしびれ」が出るようになってご相談に来られました。 特に、座った状態から立ち上がる時など、「動き出し」に強い痛みが出るのが特徴でした。
●漢方服用の経過
- 漢方薬: 炎症を取る漢方、そして血流を良くする漢方の2種類を組み合わせて使用。
- 1ヶ月後: 悩みの種だった「動き出しの痛み」が楽になっている感覚が出てきました。
- 4ヶ月後: 長時間立ちっぱなしだと腰や足の付け根に痛みが出るものの、以前のような強い痛みではなくなってきました。
- 10ヶ月後: 痛みもしびれも殆どなくなったため、ご本人の希望により服用終了。
薬剤師の視点 この方のように「動き始めが痛い」というのは、漢方では血流が滞っている(瘀血・おけつ)典型的なサインです。 古傷(骨折)やぎっくり腰によって患部の血流が悪くなり、神経への栄養がいかずに「しびれ」が出ていました。 そこで、徹底的に血の巡りを良くする治療を行ったことで、10年来の頑固な痛みとしびれがスムーズに解消されました。
Q&A(良くある質問)
「L5」と言われましたが、手術が必要ですか?
必ずしもそうではありません。
私のように歩けなくなるほどの症状でも、排尿障害(おしっこが出ない)などがなければ、漢方などの保存療法で回復する可能性は十分にあります。
両足とも痺れているのですが…
「脊柱管狭窄症」の可能性があります。
ヘルニアは「片足」に出ることが多いですが、脊柱管狭窄症は神経の通り道全体が狭くなるため、「両足」にしびれが出やすいのが特徴です。
[脊柱管狭窄症の詳細はこちら]

まとめ:そのしびれ、体からの「SOS」です
「親指がしびれる」「スネが痛い」
その小さな違和感は、腰の骨の隙間で神経が必死に助けを求めているサインです。
私も経験者だからこそ分かりますが、しびれは放置すればするほど、神経が傷つき、治るのに時間がかかるようになります。
「まだ動けるから」と我慢せず、感覚が鈍くなる前に太陽堂にご相談ください。
私の経験と知識を総動員して、あなたの「歩ける喜び」を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
記事作成者 薬剤師 林 泰太郎

実績:伝統漢方研究会 2015~2017年・2019年・2020年・2022年・2025年 学術発表
調剤薬局で3年間勤め、西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁に直面。
・「治療の難しい病気をなんとか治したい。」
・「ひとりでも多くの患者さんを笑顔にしたい。」
という想いから漢方の道へ。
漢方薬局で3年間修業をして、2015年 『漢方薬局 太陽堂』を立ち上げ。
開局10年を迎えた今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。
記事作成者 薬剤師 前原 信太郎

実績:伝統漢方研究会 2017年・2021年・2025年 学術発表
沖縄で開業医をしていた祖父と薬の話しをしていた事から薬剤師の道を目指すように。
調剤薬局の薬剤師として6年間勤務。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。






