
「漢方薬局に行ってみたいけれど、先生に何を質問したらいいのか分からない」
「色々な不調がありすぎて、自分の症状をうまく説明できる自信がない」
「漢方薬は高いイメージがある。いくらかかるのか、先に知っておきたい」
長引く不調や、病院で「異常なし」と言われた症状に悩み、漢方薬局に初めて行ってみようと思ったとき、上記のように不安を感じて立ち止まってしまうのは当然のことです。病院の診察室の張り詰めた空気を想像して、「怒られたらどうしよう」と緊張してしまう方もいらっしゃいます。
このページでは、新宿の漢方薬局「太陽堂」の初回相談について、当日の具体的な流れ・あると助かる持ち物・費用の目安を、始める前にすべて正直にお伝えします。
最後までお読みいただければ、「なにも準備しなくていいんだ」「うまく話せなくても大丈夫なんだ」と、安心してご相談への一歩を踏み出していただけるはずです。
【この記事の結論:「初めての漢方相談の不安」に対する太陽堂の考え方】
- 相談の目的(違い): 病院の診察が「病名を特定し、局所の症状を抑える薬を処方する短い時間」であるのに対し、漢方相談は「全身の気・血・水のバランスから『なぜ不調が起きたのか』という根本の体質を1時間かけて紐解く時間」です。
- 太陽堂の解決策: 事前の質問リストや上手な説明は一切不要です。専門の薬剤師が順番に質問を重ねてお身体の状態を紐解き、費用や期間の目安を必ず事前にご提示した上で、納得して体質ケアをスタートできる環境を整えます。
- 対象となる主な方・お悩み: 初めて漢方薬局に行く方、自分の症状をどう話せばいいか分からない方、漢方薬の費用の目安を先に知りたい方、病院の検査で「異常なし・自律神経の乱れ」と言われ行き場を失っている方
結論:事前の質問リストも、上手な説明の準備もいりません
太陽堂の初回のご相談は、患者さまが一方的に話すのではなく、専門の薬剤師の側から、順番におたずねしていく形(一問一答のキャッチボール)で進みます。
ですから、あらかじめノートに質問リストをびっしり書いてきたり、ご自身の症状を理路整然と上手にまとめてくる必要は全くありません。
私たちがおたずねする内容は、大きく以下の4つです。
- いつから: その不調が始まった時期はいつ頃か
- きっかけ: 思い当たる出来事や、環境の大きな変化はあったか
- どんな症状: どのような場面で、どのように症状が出るか(または悪化するか)
- 一番困っていること: 今、生活の中で「何がいちばん辛いか(どうなりたいか)」
思い出せる範囲で、リラックスして答えていただくだけで、体質を見立てるために必要なピースは自然と揃っていきます。
言葉がまとまっていなくても、途中で関係のないお話に脱線してしまっても、あるいは辛くて泣いてしまっても、全く問題ありません。「うまく話せない」「感情が揺れ動く」ということ自体が、あなたの現在のお身体の状態(自律神経の緊張や気の乱れなど)を知るための、大切な手がかりの一つになるからです。
そのために、太陽堂の初回相談は「1時間〜1時間半」というたっぷりの時間を確保しています。後ろの患者さまを気にして急かされる心配はありません。
【比較表】西洋医学(病院の診察)と漢方薬局(太陽堂の相談)の違い
病院の診察と漢方相談では、目的やアプローチが大きく異なります。この違いを知っておくと、漢方薬局がどういう場所なのかがイメージしやすくなります。
| 比較項目 | 西洋医学(病院の診察) | 漢方薬局(太陽堂の相談) |
| 主な目的 | 「病名」を確定し、局所の症状を薬で速やかに抑え込む | 病名ではなく「体質」を紐解き、不調が起きにくい身体の土台を育てる |
| 時間の目安 | 3分〜5分程度(短時間で効率よく判断する) | 初回は1時間〜1時間半(対話を通じて全身の情報を集める) |
| 重視する情報 | 血液検査の数値、エコーやレントゲンなどの客観的・画像的データ | 冷え、お通じ、睡眠、疲労感、ストレスなど「数値に表れない自覚症状」 |
| アプローチ | 血圧を下げる、痛みを抑えるなど「症状をピンポイントでコントロール」 | 身体の「気・血・水」の巡りを整え、自然なバランスを取り戻す |
| お互いの関係性 | 危険な疾患を除外・治療する「絶対的な医療の柱」 | 病院の治療と並走し、慢性的な不調や未病を整える「身体の土台づくり」 |
【薬剤師コラム①】林先生が解説:相談は「お薬を選ぶだけ」の時間ではありません
担当薬剤師:林 泰太郎(調剤薬局・漢方専門薬局での勤務経験あり)
初めてのご相談にいらっしゃる皆さまは、「漢方薬局は、症状を伝えて、それに合った漢方薬を棚から選んで買っていく場所」だと想像されていることが多いです。
しかし、太陽堂の初回相談は、単に「お薬を選ぶだけの時間」ではありません。私たちはお話を伺いながら、次のようなことを大切にしています。
- 病気や状態の「翻訳」: いま、あなたの身体で一体何が起きているのかを、専門用語を使わずに分かりやすくご説明します。実は、病院で受けた説明とご本人の理解がズレていたり、「自律神経の乱れ」という言葉だけで片付けられて深く悩んでいたりする方がとても多いのです。そこを同じ目線に揃えるところから始めます。
- 漢方の考え方のご提案: なぜ今の不調が起きているのか、気・血・水のどこが乱れているのか(体質)をお伝えし、それをどう整えていくかという方針をお話しします。
- 「副作用」についての正直な説明: 「漢方は自然のものだから副作用は全くないですよね?」というご質問をよくいただきますが、漢方薬も「お薬」である以上、体質に合わなければ胃もたれなどの不調が出ることがあります。「何でも安心」という無責任な説明はせず、注意点も隠さず正直にお答えしています。
気になること、疑問に思うことは、どんなに些細なことでも遠慮なく私たちにぶつけてくださいね。
行く前の準備|持ち物と体調メモ(なくても全く大丈夫です)
基本的には手ぶらでお越しいただいて構いません。ただ、もしお手元にあれば、ご持参いただくと見立ての精度がより上がる「2つの持ち物」があります。
1. お薬手帳(または現在飲んでいるお薬・サプリメント)
いま病院で処方されて飲んでいるお薬や、市販の漢方薬との「飲み合わせ(成分の重なり)」を安全に確認するためです。太陽堂では、病院のお薬の服用を自己判断でやめることは決してお勧めしません。西洋薬の役割を尊重しながら、漢方薬を安全に並走させるための大切な手がかりとなります。
2. 直近の健康診断や血液検査の結果
お話(自覚症状)だけでは見えない身体の奥の状態を、客観的な「数字」から読み取るための重要な資料になります。病院では「異常なし」と言われた数値であっても、東洋医学のプロの目から見ると、「肝臓の機能が少し疲れ気味だな」「血が不足(貧血傾向)しているな」といった『未病(みびょう)』のサインが隠れていることがよくあるのです。
※どちらも「なければ相談できない」というものではありません。あくまで「あれば、より細かくお身体を分析できる」という位置づけですので、ご安心ください。
ご自宅でできる準備(セルフケア)|自分の「体調のサイン」をメモしてみる
事前準備は不要とお伝えしましたが、「それでも何か準備しておきたい!」という熱心な方のために、ご自身の「体調のサイン」に気づくための簡単なポイントをご紹介します。以下の項目を、スマホのメモ帳などに少し意識して書き留めておいていただくと、ご相談がさらにスムーズになりますよ。
- 痛む・不調が出る「時間帯」: (例:朝起きた時が一番辛い、夕方になると悪化する、夜中に目が覚める)
- 「天候や気温」との関係: (例:雨が降る前日に頭痛がする、冷房の部屋に入るとお腹が痛くなる)
- 「お通じ」の状態: (例:毎日出るがコロコロしている、軟便気味、スッキリ出ない)
- 「睡眠」の質: (例:寝つきが悪い、途中で何度も起きる、朝起きても疲れが取れていない)
これらの日常の些細なサインは、西洋医学の検査では見落とされがちですが、東洋医学においては「気・血・水」のバランスを読み解くための極めて重要な手がかりとなります。
費用の目安|お金の話は、始める前に必ずはっきりと
「漢方薬は続けてみたいけれど、費用が高額になりそうで不安……」
これは、誰もが抱く最も切実な疑問です。だからこそ太陽堂では、ご相談の最後に「これくらいかかりますよ」と後出しするのではなく、ご提案の段階で費用の目安をはっきりとお伝えするようにしています。
太陽堂の完全オーダーメイドの漢方薬の費用は、お身体の状態や処方する生薬によって異なりますが、目安として「1週間で5,000円前後、1ヶ月で2万円〜2.5万円」となります。
決して安い金額ではないと、私たちも重々承知しております。この金額には、以下の3つの価値が含まれています。
- お一人おひとりの体質に合わせて、何十種類もの生薬から精密に調合すること
- 確かな働きを持つ、高品質な生薬を厳選して使用していること
- 1時間を超える丁寧な初回相談と、その後の継続的なサポートの手厚さ
金額を聞いてから、実際に漢方での体質ケアを始めるかどうかは、その場で焦って決める必要はありません。ゆっくりとご自身で検討していただけます。また、ご予算が合わない場合には決して無理をおすすめすることはありませんので、ご安心ください。
※「なぜ漢方薬局の漢方薬は、病院や市販の漢方よりも値段が高いのか?」については、以下の記事でさらに正直にご説明しております。
【薬剤師コラム②】石川先生が解説:あなたの「優先順位」を一緒に決めましょう
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
「頭痛もするし、めまいもある。胃もたれもひどいし、手足も冷える……」
長く不調を抱えている方ほど、ご相談に来られた際に「辛い症状がたくさんありすぎて、何から治せばいいのか分からない」とパニックになってしまっていることがあります。
漢方薬は魔法の薬ではないので、これらすべてを「明日、一気に全部消す」ことはできません。
だからこそ、初回の1時間の相談の中で最も大切な作業は、「今のあなたにとって、一番生活に支障が出ている『一番辛い症状(優先順位の第1位)』を一緒に決めること」です。
たとえば、「まずは起き上がれないほどの『めまい』を鎮めることを最優先にして、それが落ち着いてきたら、次に『冷えや胃もたれ』の根本的な体質改善に進みましょう」というように、体質ケアの「ロードマップ(進め方の地図)」を作成します。
このロードマップが見えると、患者さまは「自分の身体がどう良くなっていくのか」という見通しが立ち、フッと表情が明るくなります。たくさんある不調の糸を、私たちが一本ずつ丁寧にほぐしていきますので、すべてを抱えたままお店にいらしてくださいね。
【ご相談実例】初めての相談から、服用終了(ご卒業)までのエピソード
特定の疾患に限りませんが、「初めてのご相談に来られた方が、どのように体質を整え、ご卒業されていくのか」という具体的なイメージが湧く実例をご紹介します。
【複数の不調で何から話せばいいか分からなかった】40代 女性|8ヶ月で服用終了(ご卒業)
【ご相談時の状態】 慢性的な頭痛、めまい、冷え、胃もたれなど複数の不調が重なり、病院に行っても「年齢的なもの、自律神経の乱れでしょう」と言われるだけ。何から話せばいいか分からないと、非常に緊張されたご様子で初回の相談に来られました。
【太陽堂の提案】 1時間かけてゆっくりとヒアリングを行い、すべての不調の根底に「気(エネルギー)と血(栄養)の絶対的な不足(気血両虚:きけつりょうきょ)」があることをご説明。まずは生活に一番支障が出ている「めまい」の鎮静から始めるプランと、1ヶ月の費用をご提示し、納得してスタートされました。
- 1ヶ月後: 最優先でアプローチした「めまい」の頻度が明らかに減り、少しずつ外出への不安が和らいできました。
- 3ヶ月後: めまいが落ち着いたため、胃腸を立て直す漢方へと微調整。胃もたれや冷えが軽くなり、「ご飯が美味しく食べられるようになった」とお喜びの声が。
- 8ヶ月後: 身体の土台である「気と血」がしっかりと養われ、頭痛もほとんど出なくなり、体調が総合的に安定。ご自身の力で健康を維持できる状態になったため、笑顔で漢方ケアをご卒業されました。
※効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。
よくあるご質問(FAQ)
自分の症状をうまく説明できません。何も分からないまま行っても、本当に大丈夫ですか?
はい、全く問題ありません。大丈夫です。
薬剤師の側から順番に、はい・いいえで答えられるような質問からおたずねしていきますので、説明の準備はいりません。「分からないこと」をそのままテーブルに広げていただき、その場でひとつずつ紐解きながらお答えしていくのが、初回の1時間〜1時間半という時間です。
持ち物は何が必要ですか?
必須の持ち物はありません。手ぶらで大丈夫です。
もしお手元にあれば「お薬手帳(お薬そのものでも可)」と、「直近の健康診断や血液検査の結果用紙」の2つをご持参いただけると、安全な飲み合わせの確認と、より精密なお身体の分析(見立て)が可能になり大変助かります。
費用はどのくらいかかりますか?相談だけでもお金はかかりますか?
漢方薬の費用目安は1ヶ月で2万円〜2.5万円です。なお、相談料自体は無料です。
お身体の状態によって変わりますが、ご相談の最後に必ず金額をはっきりとお伝えし、納得していただいてから漢方薬をお作りします。また、初回相談でお話だけをして「今回は漢方薬の購入を見送る」という場合でも、相談料などは一切頂戴しておりませんのでご安心ください。
遠方に住んでいて、新宿の店舗まで行くことができません。相談できますか?
はい、ご来店が難しい方には「全国対応のオンライン相談(お電話など)」の形をご用意しております。
店頭でのご相談と全く同じクオリティで、丁寧なヒアリングと体質の見立てを行っております。まずはお電話、または当ウェブサイトのお問い合わせフォーム(LINE等)からお気軽にご連絡ください。
まとめ|分からないままで、不安なままで、大丈夫です
初めての漢方薬局。その扉を叩くのは、誰にとっても勇気がいることです。
「何を話せばいいか分からない」「自分の辛さを分かってもらえるだろうか」——その不安な状態のまま、どうぞお越しください。
- 事前の質問リストや、上手な症状の説明は一切不要です
- 「お薬手帳」と「血液検査の結果」があれば、より詳しい見立てが可能です
- 費用の目安は1ヶ月2万〜2.5万円。始める前に必ずはっきりと金額をお伝えします
私たちが順番におたずねしながら、絡まった不調の糸を一つずつ解きほぐし、あなたの現在の身体の状態と、「これからどうやって整えていくか」というロードマップを一緒に整理していきます。
「色々な病院に行ったけれど、結局良くならなかった」
「自分の身体にしっかりと向き合って、根本から体質を見直したい」
そんな思いをお持ちの方は、ぜひ一度、新宿の漢方薬局「太陽堂」にご相談ください。
【ご相談のご予約について】
お急ぎの方はお電話(03-3356-7997)が一番スムーズです。ご自身のペースでじっくりと文章で相談内容を伝えたい方は、お問い合わせフォームや公式LINEも便利にお使いいただけます。あなたからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
あわせて読みたい
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
記事作成者 薬剤師 林 泰太郎

実績:伝統漢方研究会 2015~2017年・2019年・2020年・2022年・2025年 学術発表
調剤薬局で3年間勤め、西洋の薬だけでは治療が難しい病気の壁に直面。
・「治療の難しい病気をなんとか治したい。」
・「ひとりでも多くの患者さんを笑顔にしたい。」
という想いから漢方の道へ。
漢方薬局で3年間修業をして、2015年 『漢方薬局 太陽堂』を立ち上げ。
開局10年を迎えた今も1ヶ月の平均来局数は900名を超え、お客様にご愛顧いただいている太陽堂の漢方薬剤師です。
記事作成者 薬剤師 石川 満理奈

得意な疾患:胃腸疾患・耳鼻咽喉疾患・不妊症・婦人科・肝臓・腎臓
開業医だった父の影響で小さい頃から医療は身近に。
薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。
自分自身の胃腸の不調も漢方薬により改善。
よりご来局頂いた方の体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ。











