侵襲性肺アスペルギルス症(IA)

侵襲性肺アスペルギルス症(IA)とは

著しく免疫力が弱っている方が「アスペルギルス菌」に感染する疾患で進行が速い「急性の肺アスペルギルス症」になります。
 
特に白血病の方や免疫抑制作用のある抗がん剤を使用している方がかかる「肺アスペルギルス症」です。
 
白血病の方や抗がん剤を使用している方は、真菌や細菌などの異物から自己を守る白血球の一種である「好中球」が減少しています。
 
そのため「アスペルギルス菌」が侵入したとしても除去できずに増殖してしまいます。
 
白血病の方や抗がん剤を使用している方は、あらかじめ予防の為に抗生物質を「予防投与」をしていますが、抗体菌(菌が強くなり抗生剤が効かなくなった状態)やカバーしきれない病原菌により感染症に罹患してしまうことがあります。
 
「侵襲性肺アスペルギルス症(IA)」は「免疫が落ちる」事でかかる病気になっています。
 

侵襲性肺アスペルギルス症(IA)の症状

症状としては、
 
○発熱
○胸痛
○咳・痰
○血痰・喀血
 
などと言った他のアスペルギルス症と同じ症状になっています。
 
1つ違うのが進行が早く、侵襲性肺アスペルギルス症(IA)にかかってから1-2週間で死に至ることも多いです。
 

病院のお薬はほとんど効き目がありません…

抗真菌薬を使いますが、有効な抗真菌薬は少ないです。
 
ボリコナゾールなどのアゾール系抗真菌薬やアムホテリシンBなどを使いますが、効き目が少なく進行を止めるのは難しいと言われています。
 

侵襲性肺アスペルギルス症(IA)の漢方薬

「菌を除去する漢方薬」を中心に治療をしていきますが、免疫が落ちている事も多い為、「免疫を上げる漢方薬」は必須になってきます。
 
その他の症状に合わせての漢方薬に関しては、肺アスペルギルス症(肺真菌症)のページに詳しく書いていますのでそちらをご覧ください。
 

 
Q&A(良くある質問)
 
特にお問い合わせの多い内容を「担当薬剤師の林」がお答えいたします
 
Q.菌を除去する漢方薬(漢方薬での抗生剤)があるのでしょうか?
 
A.菌を除去する漢方薬としては、今の所「7種類」あり疾患により使い分けをしています。
「ピロリ菌」や「肺マック菌」・「ニキビ」などにも使う事が多い生薬です。
 
Q.病院のお薬と併用しても大丈夫ですか?
 
A.病院のお薬と併用して頂く事は問題ありません。
ただし病院のお薬は副作用が強い為、注意が必要です。
今までの経験からどのようにしていけば良いかご相談にのれますので、一緒に考えていきましょう。
 
Q.このまま放っておくとどうなるの?
 
A.すぐに症状は出ないですが、徐々に進行していく病気になります。
進行していくと咳や痰が止まらなくなるなどの諸症状で苦しまれている方も多いです。
その為、早めに対応していく事が重要になってきます。
 
Q.血を見るのが怖くて…血痰や喀血は改善していきますか?
 
A.ご安心ください。血痰や喀血も改善が見られる事は多いですよ。
その方に合った症状によって漢方薬を使い分ける事により改善していきます。
 
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
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私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
 
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そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
 
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「煎じ薬」をお勧めしております。
 
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お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。
 
「担当薬剤師」 林 泰太郎
 
「学術発表 実績」 2015年 2016年 2017年 学術発表
 
調剤薬局で三年、漢方薬局で三年働き「漢方薬局 太陽堂」を開局しました。
調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。
病気のお話し、漢方のお話しどんな事でもご相談下さい。
 

 

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。