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神経因性膀胱を漢方で|尿が出にくい・残尿感のお悩みに

2026 7/11
膵臓(すい臓)・膀胱疾患
2026年5月1日2026年7月11日
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  3. 神経因性膀胱を漢方で|尿が出にくい・残尿感のお悩みに

「トイレに行ってもなかなか尿が出ず、時間がかかってしまう…」
「出した後もスッキリせず、すぐにまたトイレに行きたくなる(残尿感)…」
「糖尿病や腰の病気(脊柱管狭窄症など)をしてから、排尿のトラブルが増えた…」
「泌尿器科でお薬をもらっているが、副作用の口の渇きや便秘が辛い…」
「いずれは自己導尿(カテーテル)が必要になるかもしれないと言われ不安だ…」

膀胱そのものには異常がないのに、膀胱と脳をつなぐ「神経」の働きにトラブルが起こることで、排尿がうまくできなくなる「神経因性膀胱(しんけいいんせいぼうこう)」。

尿が溜まっているのに出にくい、あるいは逆に少し溜まっただけで漏れてしまうなど、症状は様々です。「自力でスッキリと排尿できない」というストレスは日常生活の質(QOL)を大きく下げ、一人で深い不安を抱えられている方が非常に多い疾患です。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、無理やり膀胱を収縮させるお薬だけに頼るのではなく、「なぜ神経の伝達や膀胱の筋肉が衰えてしまったのか」という根本的な『下半身の衰え(腎虚)』や『血流の滞り(瘀血)』に着目し、体の内側からスムーズな排尿を取り戻すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。

目次

神経因性膀胱とは?西洋医学の原因と他疾患との違い

【太陽堂における神経因性膀胱の漢方サポートまとめ】

  • 漢方での原因の捉え方:西洋医学では「糖尿病や腰椎疾患などによる神経障害」とされるが、東洋医学では根本原因を、排尿や神経を司る下半身の衰え「腎虚(じんきょ)」や、神経に栄養を届ける血流の滞り「瘀血(おけつ)」、水分代謝の異常「水毒(すいどく)」と捉える。
  • 太陽堂のアプローチ:一時的なお薬で膀胱を無理に動かすのではなく、体を芯から温めて「腎」を養い、血流を促すオーダーメイドの煎じ薬で、自力でスッキリと排尿できる土台づくりをサポート。
  • 取り組む期間の目安:神経のダメージ具合や体質によるが、早い方で1~3ヶ月程度で「下半身の冷えが和らいだ」「少し出やすくなった」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりと排尿の不安が少ない日常を育てていくケースが多い。

神経因性膀胱は、脳卒中、糖尿病の合併症(糖尿病性神経障害)、腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなどによって、排尿の指令を伝える「神経」がダメージを受けることが原因で起こります。指令がうまく伝わらないため、膀胱が十分に縮まなかったり、尿道の出口が開かなかったりして、排尿困難や残尿感が生じます。

「前立腺肥大症」や「他の泌尿器トラブル」との違い

尿が出にくい、頻尿になる疾患は他にもありますが、原因が大きく異なります。

疾患名主な症状と特徴神経因性膀胱との違い・関係性
神経因性膀胱尿が出にくい、残尿感、漏れ。糖尿病や腰の病気が原因のことが多い。「神経の伝達エラー」によるものです。
前立腺肥大症尿の勢いが弱い、残尿感。中高年男性に多い。男性特有の臓器である前立腺が大きくなり、物理的に尿道を圧迫する病気です。
過活動膀胱(OAB)急に我慢できない強い尿意が起こる。膀胱が勝手に収縮する病気で、残尿感よりも「急な尿意と漏れ」がメインです。
心因性頻尿
(神経性頻尿)
緊張するとトイレに行きたくなる。出にくい感覚はない。神経のダメージではなく、精神的なプレッシャーが引き金です。

神経因性膀胱は、膀胱の問題だけでなく、全身の血流や下半身の冷え、加齢による衰えと深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。

前立腺肥大症
過活動性膀胱炎
心因性頻尿

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

泌尿器科では、症状に合わせてお薬が処方されます。尿が出にくい場合は、膀胱を収縮させるお薬(ウブレチドなど)や、尿道を広げるお薬(エブランチルやハルナールなど)が使われます。

お薬で十分に尿が出し切れない重症の場合は、カテーテルを使って自分で尿を出す「自己導尿(じこどうにょう)」が必要になることもあります。

【薬剤師コラム①】西洋薬の副作用と「自己導尿」への不安

担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)

「泌尿器科のお薬を飲んでいますが、スッキリ出ないだけでなく、口がカラカラに渇いて便秘になってしまいます」というご相談をよくお受けします。

排尿を調整するお薬(抗コリン薬やコリン作動薬)は、膀胱だけでなく全身の自律神経にも影響を与えるため、口渇、便秘、胃腸の不調といった副作用に悩まされる方が少なくありません。

また、残尿が多いと腎臓に負担がかかるため「自己導尿」を勧められることがありますが、毎日の手間や感染症の不安から、非常に強いストレスを感じる方が多いです。

漢方では、お薬で無理やり臓器を動かすのではなく、「血流を促して神経に栄養を届け、下半身を温めて膀胱の働きを助ける」ことで、自力でのスムーズな排尿をサポートします。

太陽堂の漢方アプローチ|「腎」を養い、「血流」を促す

東洋医学(漢方)では、神経因性膀胱の根本原因を、加齢や病気による下半身の生命力の衰え「腎虚(じんきょ)」、神経に栄養を届ける血流の滞り「瘀血(おけつ)」、そして体内の水分の偏り「水毒(すいどく)」と捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。

お悩みのタイプ漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
尿が出にくい・残尿感がある
手足や腰回りがいつも冷たい
下半身の衰えと冷え(腎虚・寒邪)
体を根底から支え、排尿や神経活動をコントロールする「腎」の働きが弱り、下半身が冷え切って膀胱が縮こまっている状態。
【下半身を芯から温め、腎を養う漢方】
腰から下をポカポカと温め、深い部分にエネルギーを補給することで、自力で排尿する丈夫な土台を育てます。
糖尿病や腰痛の持病がある
肩こりや手足の痺れがある
血流の滞りと栄養不足(瘀血)
長年の持病や冷えによって血液がドロドロに滞り、膀胱の神経や筋肉に十分な栄養(血)が届いていない状態。
【血流を促し、神経の働きを助ける漢方】
滞った「血(けつ)」を全身の末端までスムーズに巡らせ、傷ついた組織が本来の働きを取り戻すための環境を整えます。
むくみやすい・体が重だるい
トイレに行ってもチョロチョロしか出ない
水分代謝の乱れ(水毒・気虚)
胃腸が弱く、体内の水分をうまく巡らせるエネルギー(気)が不足しているため、膀胱に不要な水分が滞っている状態。
【気を補い、水はけを良くする漢方】
胃腸の働きを助けて気を補給し、体内の偏った水分をバランスよく巡らせて、スムーズな排尿をサポートします。

【薬剤師コラム②】「腎」は排尿と神経の要

担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)

東洋医学において、「腎(じん)」は単なる腎臓のことではなく、水分代謝、排尿、生殖、そして「脳や神経系の働き」を根底から支える生命力の源と考えられています。

加齢や、糖尿病などの慢性的な病気、過労によってこの「腎」の力が衰える(腎虚)と、ダイレクトに排尿トラブルや神経の不調として現れます。

神経因性膀胱の方の多くは、腰回りの冷えや重だるさ、足のむくみといった「腎虚のサイン」を持っています。

太陽堂では、局所の症状だけを見るのではなく、「腎」という生命力のタンクを満たし、温めることを非常に大切にしています。土台がしっかりと整うことで、結果的にスムーズな排尿が導かれていくのです。

神経因性膀胱のお悩みを和らげる漢方サポートの症例

病院のお薬に限界を感じていた方が、漢方を取り入れることで「残尿感のない穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 60代男性|腰椎疾患後の「尿の出にくさと残尿感」

数年前に腰部脊柱管狭窄症の手術を受けた後から、尿が出にくくなり、出た後も常に残尿感があるようになりました。泌尿器科で神経因性膀胱と診断され、お薬を飲んでいましたがスッキリせず、夜間も何度も起きてしまうためご来局されました。

  • お悩み: 尿が出にくい、残尿感、夜間頻尿、下半身の冷え。
  • サポート内容: 腰の疾患による「腎虚」と「瘀血」と見立て、腰から下をしっかりと温めて腎を補い、骨盤内の血流をスムーズにする漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 足腰の冷えがマシになり、夜中にトイレに起きる回数が少し減ってきました。
    • 3ヶ月後: トイレに座ってから尿が出るまでの時間が短くなり、「チョロチョロ」ではなく、勢いよく出るようになってきました。
    • 半年後: 常に気になっていた残尿感がほとんどなくなり、外出も安心できるようになりました。体質がしっかりと底上げされたため、無事に服用終了(卒業)となりました。

事例② 50代女性|糖尿病を患ってからの「頻尿と漏れ」

長年糖尿病を患っており、最近になって急に尿意を催したり、トイレまで間に合わずに漏れてしまうことが増えました。過活動膀胱の薬をもらいましたが、逆に尿が出にくくなってしまい、お薬の調整がうまくいかずにご相談に来られました。

  • お悩み: 神経因性膀胱による頻尿・尿漏れ、西洋薬が合わない、疲労感。
  • サポート内容: 糖尿病による慢性的な栄養不足と血流の滞り(瘀血・気虚)と見立て、胃腸を助けて気を補い、全身の血流を促して神経系の働きを支える漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: いつも感じていた強い疲労感が和らぎ、体の重だるさが抜けてきました。
    • 3ヶ月後: 膀胱の感覚が少しずつ正常に近づいてきたのか、急な尿意に焦ることが減ってきました。
    • 半年後: 尿がしっかりと出せるようになり、漏れる不安もなくなりました。病院の薬に頼らずともコントロールできるようになったと大変喜ばれ、現在も体調管理のために服用を継続されています。

神経因性膀胱・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

泌尿器科のお薬と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?

はい、もちろん併用可能です。

病院のお薬で症状をコントロールしながら、並行して漢方薬で「血流を促し、腎を養う根本的な体質づくり」を行うのは非常に理想的なアプローチです。

漢方で体質が整ってくれば、医師と相談しながらお薬を減らしていくことが期待できます。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。

糖尿病や腰の病気が原因と言われましたが、漢方で体は変わりますか?

糖尿病や腰の疾患そのものを治すことは難しくても、漢方で「残された神経や筋肉の働きやすい環境(温かさ、血流)」を整えることは十分に可能です。

滞っていた血流が改善し、下半身が温まることで、排尿のトラブルが和らぎ、穏やかな日常を取り戻されている方は多くいらっしゃいます。

漢方薬を飲み始めて、どのくらいで変化を感じられますか?

神経のダメージ具合や体質によりますが、早い方であれば1~3ヶ月程度で「足腰の冷えが取れた」「少し尿が出やすくなった」といった変化を先に感じられる方が多いです。

神経や筋肉の働きがしっかりと定着し、排尿の不安が減るには、数ヶ月〜年単位でじっくりと腰を据えて取り組むことをお勧めしています。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

※関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

神経因性膀胱は、膀胱の問題だけでなく、全身の血流や下半身の冷え、加齢による衰えと深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。

尿漏れ・尿失禁(腹圧性尿失禁など)
過活動性膀胱炎
心因性頻尿
自律神経失調症

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 石川 満理奈

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

より患者さんの体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ入りました。

少しでもお力添えできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

膵臓(すい臓)・膀胱疾患
  • 2026 04/30 慢性肺アスペルギルス症[2年5ヶ月]
  • 慢性前立腺炎(骨盤内痛症候群)を漢方で|治らない会陰部の痛み・残尿感に

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許可番号:薬局開設許可番号 7新保衛薬第158号

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