前立腺肥大症

前立腺肥大症（頻尿）は漢方薬で改善が可能です。

前立腺肥大症の漢方薬

太陽堂では

・前立腺の炎症
・老化現象(東洋医学の腎虚)
・精神的ストレス(特に頻尿や尿意切迫感症状)

の3つを前立腺肥大症の原因として考えています。

「老化」により「ホルモンバランス」が乱れ、「前立腺の炎症」がおこると考えられます。

その為「腎虚(老化)を改善する漢方薬」と「前立腺の炎症を取る漢方薬」の2種類を組み合わせて出す事が多いです。

また頻尿や尿意切迫感症状は「精神的ストレス」により起こりやすく、前立腺の漢方薬に加え「ストレスを軽減する漢方薬」を併用する事も。

また「精神的ストレス」は「ホルモンバランスの乱れ」にも繋がるので、ストレスを軽減する事は非常に重要になってきます。

※過活動膀胱でお悩みの方へ
前立腺が原因で起こる過活動膀胱にも、漢方薬が有効です。
ぜひ一度ご相談ください。

前立腺肥大症とは

男性にしかなく精子に栄養を与えたり、精子を保護する役割を持つ「前立腺」。

膀胱の出口で尿道を取り囲んでいる為、前立腺が肥大する事で尿道が圧迫され排尿に影響を及ぼします。

症状としては、

・尿が出ずらい、尿の勢いが弱い
・頻尿(トイレに行ってから1時間もたない)、夜間頻尿(夜にトイレに行きたくて起きる)
・尿意切迫感(急に我慢できない尿意)
・残尿感

などになります。

特に「頻尿」を訴える方は多く、膀胱に十分尿が貯まっていないのに膀胱が収縮してしまう為、尿意が止まらないという方も…

また酷くなると「血尿」や「尿路感染」・「尿閉」などがおこる事もあります。

はっきりした原因はわかっていませんが、「男性ホルモン」の他に「肥満」・「高血圧」・「脂質異常症」なども関係していると言われています。

病院での基準となる数値としては、前立腺がんにも使用される「PSA」が指標として使われる事が多いです。

前立腺肥大症の症例

症例①（昭和28年生　男性）

5年ほど前に健康診断に行った所、「前立腺肥大症」と診断。
病院のお薬(セルニルトン・ハルナール)などを飲んでいたが、改善が見られない為ご相談に来られました。

症状としては「頻尿」と「尿意切迫感」があるとの事。
頻尿に関しては次の排尿までに1時間持たず、急にトイレに行きたくなるとの事でした。

漢方薬の種類としては、

①前立腺の炎症を取る漢方薬
②腎虚(老化)を改善する漢方薬

の2種類を組み合わせて出させて頂きました。

漢方服用開始から2ヵ月、頻尿・尿意切迫感ともに改善が見られているとの事。
少しずつ楽になっているとの事でした。

漢方服用開始から6ヵ月、夜間に2.3回ほど起きていたのが、今は1回でよく眠れているとの事。
たまに行きたくなる時はあるが、急にトイレに行きたくなり楽になってきたとの事でした。

漢方服用開始から1年、順調に改善しているとの事で「漢方薬を1日1回」に落とさせて頂きました。
頻尿・尿意切迫感ともに大分改善が見られているとの事。

漢方服用開始から2年、調子良く過ごせているとの事で、今回で漢方薬治療終了。
頻尿・尿意切迫感ともにほとんど気になっていないとの事でした。

症例②（昭和35年生　男性）

頻尿が気になるようになってきた為病院に行った所、「前立腺肥大症」と診断。
病院のお薬(アボルブ)を使ってみたが改善が見られない為、ご相談に来られました。

症状としては「頻尿」・「出渋り」などが気になるとの事。
特に「夜間頻尿」が気になり1日3回起きてしまうとの事でした。

漢方薬の種類としては、

①前立腺の炎症を取る漢方薬
②腎虚(老化)を改善する漢方薬

の2種類を組み合わせて出させて頂きました。

漢方服用開始から3ヵ月、頻尿・出渋りともに改善が見られているとの事。
夜も起きることが少なくなっているとの事でした。

漢方服用開始から6ヵ月、引き続き順調に改善が見られ、夜間頻尿も1日1回まで落ち着いているとの事。
全体的なトイレの回数も少なくなっているとの事でした。

漢方服用開始から1年、調子も良いとの事で今回で治療終了。
頻尿・出渋り共になく過ごせているとの事でした。

患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。 (患者さんの声　前立腺肥大症)
どうぞ参考にされて下さい。