もう「生理痛」で悩まなくても大丈夫。「生理痛」は治る病気です。

 
生理になると痛くて動けない…
 
生理痛が怖くてどうしてもホルモン剤を飲んでしまう…
 
痛み止めの常用を止めたいが…
 
「生理痛」で悩まれていませんか?
 
痛み止めは飲めば飲むほど「効きが悪くなる」事が多いです。
 
大きく2つに分類して治療を進めていけば比較的早く改善が見られますよ。
 
漢方薬で体質から改善していきましょう。
 

 

生理痛(月経困難症)とは

「生理痛」「腹痛」はもちろんの事、「腰痛」「頭痛」など痛む場所や痛み方はその方によって違います。
 
痛みの強弱はあるものの女性の「80%以上の方」が生理痛経験者です。
 
生理痛は若い方が悩まれる事が多く、20代では「50%(約半数)」の方が生理痛に悩みを抱え、40代後半では「20%(4人に1人)」と減ってきます。
 

生理痛(月経困難症)の原因

生理痛(月経困難症)は大きく分けるとホルモンなどによる「機能性月経困難症」と子宮筋腫や子宮内膜症などの「器質性月経困難症」に分けられます。
 
この「機能性月経困難症」「器質性月経困難症」「ストレス(自律神経の乱れ)」が主な原因と言われています。

機能性月経困難症とは

ホルモンの変化による「生理痛(月経困難症)」です。
 
生理がおこると子宮内膜の内側にある「黄体ホルモン(プロゲステロン)」がはがれ落ちた子宮内膜を血液とともに身体の外に押し出す作用がある「プロスタグランジン」という物質を増加させます。
 
この「プロスタグランジン」が子宮を収縮させて「腹痛」「腰痛」などの原因となるわけです。
 

器質性月経困難症とは

「子宮内膜症」「子宮筋腫」などの異常による「生理痛(月経困難症)」です。
 
「子宮内膜症」「子宮筋腫」に関しては別のページで詳しく説明しているのでそちらをご覧になって見て下さい。
 
「子宮内膜症」
 
「子宮筋腫」

生理痛(月経困難症)の症状

生理痛(月経困難症)の症状は「腹痛」だけではなく「頭痛」「腰痛」などもおこす事があります。
 
他にも生理痛(月経困難症)に伴う
 
〇嘔吐
〇貧血
〇頭重
〇食欲不振
 
などもよくある症状です。
 

生理痛(月経困難症)の漢方薬

「痛む場所」「生理何日目に痛みが出るか」「ご年齢」によって原因が変わってきます。
 
特に「生理何日目に痛みが出るか」によって2つに分類する事で合う漢方薬を選ぶ事が可能です。
 

生理前~生理2日目に症状が強い時

生理が近づくと「血液」が溜まっている状態になり、生理と同時に「血」を排出します。
 
この血液が溜まっている状態を「オ血」と言い「血の滞り」を指します。
 
生理前~生理2日目に症状が強い場合はこの「オ血」が酷くなっている状態になり、「血を巡らせる作用のある漢方薬」で改善する事が多いです。
 
特にオ血が酷い方は「小腹急結(しょうふくきゅうけつ)」という、左の下っ腹の位置に痛みが出る事が多くなっています。(必ず出るわけではありません。)
 
「オ血を改善する漢方薬」は痛む場所・年齢などにより使い分ける事が必要です。
 

生理2日目~生理4日目に症状が強い時

生理がある程度過ぎてから痛みが出ている状態です。
 
生理により血が排出する事で「血不足」を起こし「血虚」という状態になります。
 
生理2日目~生理4日目に症状が強い場合は「血虚」が酷くなっている状態になり「血を補う漢方薬」で改善する事が多いです。
 
「血虚」が酷い方は元々筋肉がそんなに強くありません。
 
「筋肉の収縮を和らげる事」で痛みも和らぐ事が多いですよ。

生理痛の症例

症例①(昭和63年生 女性)

中学2年生の頃より生理痛に悩まされこちらにご相談に来られました。
 
1週間前より痛みだし、痛みのピークは生理1日目や2日目との事。
 
痛みが酷い時は倒れた事もあり、あまりの生理痛の痛みの為現在ピルを服用して痛みを緩和しているとの事でした。
 
漢方の種類としては、
 
①生理の痛みを緩和する漢方薬
②ホルモンの調節をする漢方薬(血液を巡らす漢方薬)
 
の2種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から2ヶ月、来局時に生理前だったのですが、腰やお腹の痛み共に痛みがないとの事でした。
ピルを飲んでもあまり変化がなかった痛みが大分改善されているとの事。
 
漢方服用開始から4ヶ月、生理前に少し張りがあるくらいでほとんど痛みがないとの事。
調子が良いとおっしゃって頂けました。

漢方服用開始から8ヶ月、生理前に腰が張る事や生理痛は何回か出る事はあったがほとんど感じないくらいとの事。
ご本人の希望によりここで治療終了とさせて頂きました。
 
本当であれば体質改善の為にもう少し漢方薬を服用して頂きたかったのですが、大分改善が見られ安心いたしました。
生理痛は全くないというのも問題になり、少しお腹が張る感じや痛みがあるのも大事になってきます。
 
調子が良いので引き続きこの調子で過ごせると何よりですね。

症例②(昭和48年生 女性)

 
生理痛や便秘に悩みこちらにご相談に来られました。
 
生理痛に関しては「痛みで夜起きる時もあった」との事。
一番痛いのは2日目になるが、生理前から重いなという感じはあるとおっしゃっていました。
 
生理痛とホルモンの調節に対して「オ血を改善する漢方薬(血の巡りやホルモンを調節する漢方薬)」を1種類出させて頂きました。
 
漢方服用開始から3ヶ月、生理痛は軽くてすんだとおっしゃって頂けました。
便秘に関しても調子が良いとの事。
 
漢方服用開始から4ヶ月、今月も生理痛を感じる事なく楽に過ごせたとの事。
便秘もしていないとおっしゃって頂けました。
 
漢方服用開始から6ヶ月、引き続き生理痛もなかったとの事。
痛み止めも使う事なく過ごせたとおっしゃって頂けました。
 
漢方服用開始から11ヶ月、冬になり便の調子が一度崩れた時があったが今は調子が良いとの事。
生理痛もなく快適に暮らしているとおっしゃって頂けました。

生理痛をお持ちの方はどうしても「鎮痛剤」に頼ってしまう事が多いです。
慣れると効かなくなり錠数が増えるという悪循環。
 
「鎮痛剤」を使う事なく過ごせたとの事で安心いたしました。
引き続きこの調子で改善が見られていくと何よりですね。
 

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そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

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特徴その3.
体質改善のため、その方に合わせた食生活のアドバイスを無料でおこなっております。
漢方薬と非常に相性の良いサービスで好評をいただいております。

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専任の薬剤師が担当につき、全力で改善のサポートをいたします

 
「担当薬剤師」 前原 信太郎
 
「学術発表 実績」 2017年 2021年 学術発表
 
調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。
漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。
調剤薬局も経験している為、西洋学と東洋学、双方の良いところを踏まえたサポートを心掛けています。

お客様から「ツライ生理痛が改善されたよ」「無事に赤ちゃんに会えました」というお言葉をいただくことが、毎日の励みになっています。

二人三脚でお悩みを解決できればと思います。
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