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尿漏れ・尿失禁(腹圧性尿失禁)を漢方で|くしゃみや運動時のモレのお悩みに

2026 7/11
膵臓(すい臓)・膀胱疾患
2026年4月1日2026年7月11日
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  3. 尿漏れ・尿失禁(腹圧性尿失禁)を漢方で|くしゃみや運動時のモレのお悩みに

「くしゃみや咳をした瞬間に、チョロッと尿が漏れてしまってヒヤッとする…」
「重い荷物を持ち上げたり、小走りをしたりすると尿漏れが気になり外出が億劫だ…」
「産後や更年期以降からモレが気になり、骨盤底筋体操を続けているが変化がない…」
「泌尿器科で過活動膀胱の薬をもらったが、私には合っていない気がする…」
「手術(TOT手術など)を勧められたが、できればメスを入れずに体質を変えたい…」

ふとした瞬間に尿が漏れてしまう「尿漏れ・尿失禁」。

特に、お腹に力が入った時に漏れてしまう「腹圧性尿失禁(ふくあつせいにょうしっきん)」は、産後の女性や更年期以降の女性の多くが経験する非常にデリケートなお悩みです。

人には相談しづらく、常に尿漏れパッドが手放せなくなったり、旅行や運動を諦めてしまったりと、生活の質(QOL)を大きく下げてしまいます。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、尿漏れパッドでしのいだり、効きにくいお薬に頼ったりするだけではなく、「なぜ膀胱や尿道を支える力が弱まってしまったのか」という根本的な『引き上げる力(気)の低下』や『加齢による下半身の衰え(腎虚)』に着目し、体の内側から臓器をしっかりと支えられる穏やかな体づくりを漢方で優しくサポートいたします。

目次

尿漏れ・尿失禁とは?西洋医学の原因と「過活動膀胱」との違い

【太陽堂における尿漏れ・尿失禁の漢方サポートまとめ】

  • 漢方での原因の捉え方:西洋医学では「骨盤底筋群のゆるみや加齢」とされるが、東洋医学では根本原因を、内臓を引き上げるエネルギーの不足「気虚(ききょ)」や、排尿をコントロールする下半身の衰え「腎虚(じんきょ)」、水分の偏り「水毒(すいどく)」と捉える。
  • 太陽堂のアプローチ:一時的なお薬に頼るのではなく、胃腸を助けて「気(引き上げる力)」を補い、下半身を芯から温めて「腎」を養うオーダーメイドの煎じ薬で、内側から膀胱を支える土台づくりをサポート。
  • 取り組む期間の目安:筋肉や組織の衰え具合によるが、早い方で1~3ヶ月程度で「手足が温かくなった」「疲れにくくなった」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりとモレへの不安が少ない活動的な日常を育てていくケースが多い。

尿漏れ(尿失禁)の主な原因は、骨盤の底で膀胱や尿道をハンモックのように支えている「骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)」という筋肉のゆるみです。

出産によるダメージや、更年期以降の女性ホルモンの減少、加齢、肥満などによってこの筋肉が衰えると、尿道をキュッと締める力が弱まり、お腹に圧がかかった時(腹圧)に漏れてしまいます。

「過活動膀胱」や「他の泌尿器トラブル」との違い

尿漏れにはいくつか種類があり、それぞれ原因と対処法が全く異なります。自分がどのタイプかを知ることが非常に重要です。

疾患名主な症状と特徴腹圧性尿失禁との違い・関係性
腹圧性尿失禁くしゃみ、咳、笑った時、重い物を持った時に漏れる。お腹に力が入った時(腹圧)に物理的に漏れてしまう状態です。
切迫性尿失禁
(過活動膀胱)
急に我慢できない強い尿意が起こり、トイレに間に合わず漏れる。膀胱の筋肉が勝手に収縮してしまうため、腹圧とは無関係に漏れます。
混合性尿失禁腹圧性と切迫性の両方の症状がある。どちらの要素も持っているため、両面からの体質サポートが必要になります。
心因性頻尿
(神経性頻尿)
緊張するとトイレに行きたくなる。漏れることは少ない。膀胱や筋肉の異常ではなく、精神的なプレッシャーが引き金です。
過活動性膀胱炎
心因性頻尿(神経性頻尿)

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

腹圧性尿失禁に対しては、まずは「骨盤底筋体操」などのトレーニングが指導されます。

お薬としては、尿道の筋肉を締めるお薬(スピロペントなど)が処方されることがありますが、過活動膀胱に比べて「腹圧性」にピンポイントで効くお薬は少ないのが現状です。

重症の場合は、尿道の下にテープを通して支える手術(TOT手術・TVT手術など)が行われます。

【薬剤師コラム①】腹圧性尿失禁にお薬が効きにくい理由

担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)

「泌尿器科で頻尿や尿漏れのお薬(抗コリン薬やベタニスなど)をもらったけれど、一向に尿漏れが変わりません」というご相談をよくお受けします。

実は、これらのお薬は「過活動膀胱(勝手に膀胱が縮んでしまう病気)」にはよく使われますが、「腹圧性尿失禁(支える筋肉がゆるんでいる状態)」に対しては、根本的な原因が違うため期待するような変化が得られにくいのです。

骨盤底筋体操も素晴らしい方法ですが、「そもそも筋肉を動かすエネルギーが足りない(疲れ切っている)」「冷えがひどくて筋肉がこわばっている」状態では、いくら体操をしても効果が出にくいことがあります。漢方では、外からの体操に加えて、内側から「筋肉や内臓を引き上げるエネルギー(気)」を補うアプローチをご提案しています。

太陽堂の漢方アプローチ|「引き上げる力」と「腎」を養う

東洋医学(漢方)では、尿漏れ(腹圧性尿失禁)の根本原因を、

内臓を正しい位置に引き上げておくエネルギーの不足「気虚(ききょ)」
加齢による下半身の生命力の衰え「腎虚(じんきょ)」
体内の水分の偏りや冷え「水毒(すいどく)・寒邪(かんじゃ)」

と捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。

お悩みのタイプ漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
産後や更年期以降にモレる
胃腸が弱く、疲れやすい
内臓を引き上げる力の低下(気虚)
胃腸が弱く、食べ物からエネルギー(気)を作れないため、臓器や筋肉を上に持ち上げておく力が落ちて(下垂して)いる状態。
【気を補い、引き上げる力を助ける漢方】
胃腸の働きを優しく助けてたっぷりと「気」を補給し、たるんだ組織を内側から引き上げる(昇提:しょうてい)働きをサポートします。
手足や腰回りがいつも冷たい
頻尿や夜間尿も気になる
下半身の衰えと冷え(腎虚・寒邪)
加齢や疲労により、体を根底から支え、排尿をコントロールする「腎」の働きが弱り、下半身が冷え切っている状態。
【下半身を芯から温め、腎を養う漢方】
腰から下をポカポカと温め、深い部分にエネルギーを補給することで、尿道の括約筋をキュッと締める丈夫な土台を育てます。
むくみやすい・体が重だるい
尿の色が薄く、量が多い
水分代謝の乱れ(水毒)
体内の水分をうまく巡らせることができず、下半身に余分な水(水毒)が溜まって膀胱を圧迫したり、冷やしたりしている状態。
【水はけを良くし、巡りを整える漢方】
体内の偏った水分をバランスよく巡らせ、不要な水だけを尿としてスムーズに流すとともに、冷えにくい環境を作ります。

【薬剤師コラム②】「冷え」は尿漏れの大敵

担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)

尿漏れでお悩みの方の多くに共通しているのが、下半身(特にお腹や腰回り、足先)の「強い冷え」です。

東洋医学では、体が冷えると「腎(水分代謝と排尿を司る臓器)」の働きが著しく落ちると考えます。また、冷えることで膀胱が過敏になり、筋肉も硬くなってうまく締まらなくなってしまうのです。

尿漏れパッドを使っていると、汗や湿気でさらにデリケートゾーンが冷えてしまうという悪循環も起きています。太陽堂の漢方サポートでは、単に漏れを防ぐことだけを考えるのではなく、「お腹の底から芯まで温めること」を非常に大切にしています。

体が温まり、筋肉にしっかりと血が巡るようになることが、モレの不安を手放すための大きな一歩になります。

尿漏れ・尿失禁のお悩みを和らげる漢方サポートの症例

骨盤底筋体操やお薬に限界を感じていた方が、漢方を取り入れることで「安心してお出かけできる穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 40代女性|産後から続く「くしゃみ時の尿漏れ」

2人目の出産後から尿漏れが始まり、何年も経つのに治らずご相談に来られました。くしゃみや咳をした時、子どもと一緒に走ったりジャンプしたりした時に漏れてしまい、常にパッドが手放せません。骨盤底筋体操を動画で見ながら毎日やっていましたが、あまり変化がなく悩んでおられました。

  • お悩み: 腹圧性尿失禁、産後の気力低下、骨盤底筋体操での停滞。
  • サポート内容: 出産や疲労による「気」の不足(気虚)により、内臓を引き上げる力が落ちていると見立て、胃腸を助けて「気」を補い、引き上げる力(昇提作用)を助ける漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: 疲れやすさがマシになり、夕方になっても体が軽く感じられるようになりました。
    • 3ヶ月後: くしゃみをした時の「あ、漏れたかも」というヒヤッとする回数が明らかに減ってきました。
    • 半年後: 子どもと一緒に小走りをしても漏れることがなくなり、「体操の効果も実感できるようになりました!」とお喜びいただきました。体質がしっかりと底上げされたため、無事に服用終了(卒業)となりました。

事例② 50代女性|更年期以降の「冷えと尿漏れ」

閉経を迎えた頃から下半身の冷えが強くなり、同時にくしゃみや重い物を持った時の尿漏れが気になるようになりました。夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)こともあり、泌尿器科を受診しましたが、お薬が体に合わず漢方でのサポートを希望されました。

  • お悩み: 更年期以降の腹圧性尿失禁、夜間頻尿、下半身の強い冷え。
  • サポート内容: 加齢による下半身の衰え(腎虚)と強い冷え(寒邪)と見立て、腰から下を芯から温め、排尿をコントロールする「腎」の働きを養う漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: いつも氷のように冷たかった足先がポカポカと温まるようになり、夜中にトイレに起きる回数が減ってきました。
    • 3ヶ月後: 体が温まったことで筋肉の動きが良くなったのか、重い物を持った時でも尿が漏れにくくなりました。
    • 半年後: 尿漏れの不安がなくなり、長時間の外出や旅行にも自信を持って行けるようになりました。冷え性も一緒に良くなったと大変喜ばれ、現在も良い状態を維持するために服用を継続されています。

患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。 (患者さんの声 尿漏れ・過活動膀胱炎)

過活動性膀胱炎(頻尿) | 新宿の漢方薬局【太陽堂】
新宿の漢方薬局【太陽堂】

尿漏れ・尿失禁・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

泌尿器科のお薬と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?

はい、もちろん併用可能です。

病院のお薬を飲みながら、並行して漢方薬で「胃腸を整え、引き上げる力(気)を養う体質づくり」を行うのは非常に理想的なアプローチです。漢方で体質が整ってくれば、お薬に頼る頻度を自然に減らしていくことが期待できます。

お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。

骨盤底筋体操をしても効果がなかったのですが、漢方で変わりますか?

はい、変わる可能性は十分にあります。

体操で筋肉を鍛えようにも、そもそも体を動かす「エネルギー(気)」が足りていなかったり、「冷え」で筋肉がこわばっていたりすると、体操の効果が出にくいです。

漢方で内側から温めてエネルギーを満たすことで、「体操の効果が出やすい土台」を作ることができます。

漢方薬を飲み始めて、どのくらいで変化を感じられますか?

筋肉の衰え具合や体質によりますが、早い方であれば1~3ヶ月程度で「手足が温かくなった」「疲れにくくなった」といった全身の変化を先に感じられる方が多いです。

引き上げる力がしっかりと定着し、尿漏れの不安が減るには、数ヶ月〜年単位でじっくりと腰を据えて取り組むことをお勧めしています。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

※関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

尿漏れ・尿失禁は、膀胱や筋肉だけの問題ではなく、胃腸の弱りや下半身の冷え、更年期のホルモンバランスと深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。

過活動性膀胱炎
更年期障害
心因性頻尿(神経性頻尿)
自律神経失調症

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 石川 満理奈

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

より患者さんの体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ入りました。

少しでもお力添えできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

膵臓(すい臓)・膀胱疾患
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