
「人と名刺交換や握手をする時、手汗がひどくて相手に不快な思いをさせないか怖い…」
「会議などで少し緊張しただけで、顔や頭から滝のように汗が噴き出して止まらない…」
「皮膚科で塩化アルミニウムの塗り薬をもらったが、肌がかぶれて赤くなってしまった…」
「汗を止める飲み薬(プロバンサイン等)を飲んでいるが、口の渇きや便秘が辛い…」
「『また汗をかいたらどうしよう』という不安が、さらに汗を呼び起こす悪循環に陥っている…」
暑いわけでも運動をしたわけでもないのに、手のひらや足の裏、脇(わき)、顔などから異常なほどの汗をかいてしまう「多汗症」。
特に、緊張やストレスを感じた時に交感神経が過剰に働いてしまう「精神性発汗」は、周囲の目が気になり、仕事や学業、対人関係において強烈なコンプレックスやストレスを抱えられている方が非常に多い疾患です。
新宿の漢方薬局「太陽堂」では、外側から汗腺を塞ぐ塗り薬や、神経を一時的に麻痺させるお薬に頼るだけではなく、「なぜ少しのプレッシャーで交感神経が暴走し、体に熱がこもってしまうのか」という根本的な『自律神経の乱れ(気滞)』や『水分代謝の異常(水毒)』に着目し、体の内側から揺らぎにくい穏やかな体質を取り戻すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。
多汗症とは?西洋医学的な原因と他疾患との違い
【太陽堂における多汗症(精神性発汗)の漢方サポートまとめ】
- 漢方での原因の捉え方:西洋医学では「交感神経の過剰な働き」とされるが、東洋医学では根本原因を、ストレスによる自律神経の緊張「気滞(きたい)」や、体内にこもった過剰な熱「湿熱(しつねつ)」、水分代謝の乱れ「水毒(すいどく)」と捉える。
- 太陽堂のアプローチ:一時的にお薬で汗を止めるのではなく、張り詰めた神経をリラックスさせ、体にこもった熱や余分な水分を尿として穏やかに流すオーダーメイドの煎じ薬で、根本からの体質づくりをサポート。
- 取り組む期間の目安:症状の深さや緊張の度合いによるが、早い方で1~3ヶ月程度で「以前より汗の量が減った」「焦る気持ちが和らいだ」と感じ、数ヶ月〜年単位でじっくりとプレッシャーに強い土台を育てていくケースが多い。
多汗症のうち、他の病気が原因ではないものを「原発性局所多汗症」と呼びます。手のひら(手掌)、足の裏(足底)、脇(腋窩)、顔や頭(頭部・顔面)など、特定の場所に大量の汗をかくのが特徴です。
その最大の引き金となるのが「精神的発汗(緊張・不安・ストレス)」です。人は緊張すると交感神経が優位になりますが、多汗症の方はこのスイッチが極端に入りやすく、少しの刺激で汗腺が過剰に働いてしまいます。
「更年期」や「甲状腺疾患」との違い・見分け方
異常な汗を伴う疾患は他にもありますが、原因が大きく異なります。
| 疾患名 | 汗の特徴と主な症状 | 多汗症(精神性発汗)との違い・関係性 |
| 多汗症 (精神性発汗) | 手、脇、顔などの局所から、「緊張した時」にドッと汗が出る。 | 他の病気が隠れていない状態です。 |
| 更年期障害 (ホットフラッシュ) | 上半身が急に熱くなり、顔や頭からダラダラと汗が流れる。 | 閉経前後の「女性ホルモンの急激な減少」による自律神経の乱れが原因です。 |
| 甲状腺機能亢進症 (バセドウ病など) | 常に暑がりになり、全身に汗をかく。動悸や手の震えを伴う。 | 甲状腺ホルモンの過剰分泌による「全身の代謝異常」です。病院での血液検査が必要です。 |
| 自律神経失調症 | 汗だけでなく、めまい、不眠、胃腸の不調など全身の不調が日替わりで現れる。 | 多汗症も自律神経の乱れの一つですが、CFSやパニック障害を併発することもあります。 |
【西洋医学(病院)での一般的な治療】
病院(皮膚科や内科)では、汗の出口を塞ぐ「塩化アルミニウム液(塗り薬)」が第一選択となります。重症の場合は、汗腺の働きを抑える「ボトックス注射」や、アセチルコリンという神経伝達物質をブロックする飲み薬(プロバンサインなど)が使われます。さらに深刻な手汗には、交感神経を物理的に切断する手術(ETS手術)が行われることもあります。
【薬剤師コラム①】西洋薬の副作用と「代償性発汗」の悩み
担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)
「汗を止める飲み薬(抗コリン薬)を飲んでいますが、喉がカラカラに渇いて便秘になり、日中もボーッとしてしまいます」というご相談をよくお受けします。これらのお薬は汗腺の働きを強力に抑えますが、同時に唾液や腸の動きも止めてしまうため、強い副作用(口渇、便秘、眼圧の上昇など)を伴うことが多いです。
また、手汗に対する「交感神経遮断手術(ETS)」は手の汗をピタリと止めることができますが、手術後に「手はサラサラになったけれど、代わりに背中やお尻、太ももから滝のように汗をかくようになった(代償性発汗)」と深く後悔し、ご相談に来られる方が少なくありません。
漢方では、汗腺を無理やり塞いだり神経を切ったりするのではなく、「自律神経のバランスを整え、体全体で穏やかに体温と水分を調節できる力」を育てるアプローチをご提案しています。
太陽堂の漢方アプローチ|「熱」を冷まし、「自律神経」を整える
東洋医学(漢方)では、多汗症の根本原因を、精神的なプレッシャーによる自律神経の過緊張「気滞(きたい)」や、体内にこもった過剰な熱「湿熱・熱毒(しつねつ・ねつどく)」、そして水分代謝の異常である「水毒(すいどく)」と捉え、お一人おひとりの体質に合わせてアプローチします。
| お悩みのタイプ | 漢方的な見立て | 太陽堂の漢方アプローチ(働き) |
| 緊張するとドッと汗が出る 「また汗をかくかも」と不安 | 自律神経の過緊張(気滞) ストレスや不安で交感神経が張り詰め、「気」の巡りが滞ることで、少しの刺激で汗腺が過剰反応してしまう状態。 | 【気を巡らせ、神経をリラックスさせる漢方】 張り詰めた心身の緊張を優しく解きほぐし、プレッシャーを感じても過剰に反応しない、穏やかな自律神経の土台を育てます。 |
| 顔が赤くほてりやすい ベタベタした汗をかく・便秘気味 | 体内にこもった熱(湿熱・熱毒) 食生活の乱れやストレスで体内に過剰な熱がこもり、逃げ場を失った熱が汗と一緒に皮膚から噴き出している状態。 | 【こもった熱を冷まし、クールダウンする漢方】 体内に鬱滞した過剰な熱をマイルドに冷まし、お通じなどを整えることで、内側からほてりにくい涼やかな環境を作ります。 |
| 手足に汗をかきやすいのに冷える むくみやすく、胃腸が弱い | 水分代謝の乱れと冷え(水毒・気虚) 体内の水分をうまく調節できず、余分な水(水毒)が局所に溜まり、皮膚のバリア(衛気)が弱くて漏れ出ている状態。 | 【水はけを良くし、バリアを育てる漢方】 体内の水分代謝を整え、余分な水を尿としてスムーズに流すとともに、皮膚の表面をキュッと引き締める力を助けます。 |
【薬剤師コラム②】「予期不安」という悪循環を断ち切る
担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)
多汗症を長引かせ、悪化させてしまう最大の要因が「予期不安(よきふあん)」です。
「人と会う時にまた汗をかいたらどうしよう」「顔の汗を見られて恥ずかしい思いをするのではないか」という不安感が、さらなるストレスとなって交感神経を刺激し、結果としてより多くの汗を引き起こすという悪循環に陥ってしまうのです。
漢方薬は、単に汗を物理的に止めるだけでなく、この「不安や焦り」といった感情の波(気滞)を穏やかになだめることを得意としています。内側からリラックスできる状態が作られると、「そういえば今日はあまり汗を気にせずに過ごせたな」という成功体験が少しずつ積み重なります。その成功体験こそが、予期不安の悪循環を断ち切る最も強力なサポートになります。
多汗症(精神性発汗)のお悩みを和らげる漢方サポートの症例
お薬の副作用や塗り薬での限界を感じていた方が、漢方を取り入れることで「人目を気にしない穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。
事例① 20代男性|PC作業や握手が辛い「重度の手汗(手掌多汗症)」
中学生の頃から手汗に悩み、大人になって営業職に就いてから「名刺交換や握手が怖い」「PCのキーボードが濡れてしまう」と限界を感じてご相談に来られました。塩化アルミニウムの塗り薬を試しましたが、手が荒れてしまい続けられませんでした。
- お悩み: 緊張時の重度の手汗、予期不安、塗り薬での肌荒れ。
- サポート内容: 緊張による気の滞り(気滞)と、局所の水分代謝異常(水毒)と見立て、①自律神経の過緊張を和らげる漢方薬、②手足の水はけを良くする漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 以前のように「手が汗でビショビショになる」感覚が少し減り、手のひらが湿る程度に落ち着く時間が増えてきました。
- 3ヶ月後: 「名刺交換の前に焦らなくなった」と、精神的な予期不安が和らいできました。
- 半年後: 緊張する場面でも、少し汗ばむ程度で日常生活に支障がないレベルまで改善しました。「人と接するのが怖くなくなりました」とお喜びいただき、現在も良い状態を維持するために服用を継続されています。
事例② 30代女性|会議で止まらなくなる「顔汗と脇汗」
数年前から、会議での発言時や人と話している時に、顔と脇から滝のように汗が噴き出すようになりました。皮膚科で飲み薬(プロバンサイン)をもらっていましたが、口がカラカラに渇き、日中もボーッとしてしまうため、安全に体質を変えたいとご来局されました。
- お悩み: 緊張時の顔汗・脇汗、飲み薬の副作用(口渇)、ほてり。
- サポート内容: ストレスによる自律神経の乱れと、上半身にこもった強い熱(湿熱)と見立て、体にこもった過剰な熱を冷ます漢方薬をご提案しました。
- 経過:
- 1ヶ月後: 漢方を飲み始めてから、カッと顔が熱くなる(ほてる)頻度が減ってきました。
- 3ヶ月後: 会議で発言しても、以前のようにダラダラと汗が垂れてくることがなくなりました。お薬の副作用もなく快適に過ごせています。
- 6ヶ月後: 精神的にも余裕ができ、「また汗をかいたらどうしよう」と考えることがほとんどなくなりました。根本的な体質が整ったため、無事に治療終了(卒業)となりました。
患者さんの声に他の患者様の症例ものっています。(患者さんの声 自律神経疾患)
どうぞ参考にされて下さい。
多汗症・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)
病院の飲み薬(プロバンサイン等)や塗り薬と一緒に漢方薬を使っても大丈夫ですか?
はい、もちろん併用可能です。まずは病院のお薬で辛い汗をコントロールしつつ、漢方薬で「少しの緊張では過剰に反応しない、穏やかな自律神経の土台づくり」を並行して行うのは非常に理想的なアプローチです。
漢方で体質が整ってくれば、副作用の強いお薬に頼る頻度を自然に減らしていくことが期待できます。お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。
手術(ETS)を受けた後に別の場所から汗が出るようになった(代償性発汗)のですが、漢方で対応できますか?
手術による代償性発汗にお悩みの方からのご相談も多くお受けしております。
物理的に神経を切断しているため、元の状態に完全に戻すことは難しいですが、漢方で体内の「熱の偏り」や「水分代謝(水毒)」を整えることで、代償性発汗の不快感をマイルドに和らげ、少しでも快適に過ごせるような体質づくりをサポートすることは十分に可能です。
漢方薬を飲み始めて、どのくらいで汗の変化を感じられますか?
緊張の度合いや体質によりますが、早い方であれば1~3ヶ月程度で「カッと熱くなる頻度が減った」「以前より焦らなくなった」といった精神面や体温の変化を先に感じられる方が多いです。
自律神経の土台がしっかりと整い、プレッシャーに強い体質になるには、数ヶ月〜年単位でじっくりと取り組むことをお勧めしています。
その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(心身の不調・自律神経の乱れ)
多汗症(精神性発汗)は、自律神経の乱れや強いストレス、不安感と深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。
太陽堂の特徴
”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”
特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)
特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。
特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。




