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にきび(尋常性ざ瘡)・吹き出物を漢方で|繰り返す赤み・生理前の肌荒れに

2026 6/23
皮膚疾患
2026年3月1日2026年6月23日
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「普段は調子が良いのに、生理前になると必ず顎(あご)の周りにニキビができる…」
「仕事のストレスや暴飲暴食が続くと、決まって同じ場所に大きな吹き出物ができる…」
「皮膚科でベピオゲルなどの塗り薬や抗生物質をもらっているが、やめると再発する…」
「大人になってからできる『大人ニキビ』が治りにくく、跡(色素沈着)になってしまう…」

10代の頃にできる「思春期ニキビ」だけでなく、20代後半以降になっても繰り返す「大人ニキビ(吹き出物)」。

西洋医学では「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれ、毛穴に皮脂が詰まって炎症を起こす慢性的な皮膚疾患です。表面の皮脂を洗顔で落としたり、お薬で一時的に炎症を鎮めたりしても、「なぜいつも同じタイミングで、同じ場所にできるのか」という根本が変わらなければ、再発を繰り返してしまいます。

新宿の漢方薬局「太陽堂」では、外からのスキンケアやお薬だけに頼るのではなく、「なぜ毛穴が詰まり、熱(炎症)を持ってしまうのか」という根本的な『ホルモンバランス・血流の乱れ』や『解毒(デトックス)の弱り』に着目し、体の内側からトラブルに負けないなめらかな肌を取り戻すための体づくりを漢方で優しくサポートいたします。

目次

にきび(尋常性ざ瘡)とは?思春期と大人の違い・他疾患との見分け方

にきびは、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、そこに「アクネ菌」などが繁殖して炎症(赤みや腫れ)を起こすことで発生します。

しかし、年齢によってその「引き金」となる原因が異なります。

  • 10代~20代前半の「思春期ニキビ」:成長期の「性ホルモンの急激な変動」により、皮脂の分泌が過剰になることが主な原因です。おでこ(額)や鼻周りなど、皮脂腺が多い「Tゾーン」にできやすい特徴があります。
  • 20代後半以降の「大人ニキビ(吹き出物)」:ストレス、睡眠不足、不規則な食生活、メイクによる毛穴の塞がりなどが複雑に絡み合います。特に「ホルモンバランスの乱れ」や「体のデトックス機能の低下」が大きく影響しており、顎(あご)やフェイスラインといった「Uゾーン」や、背中などにできやすく、治りにくいのが特徴です。

「脂漏性皮膚炎」や「他の肌荒れ」との違い

顔にできるブツブツや赤みには、ニキビ以外の疾患が隠れていることもあります。

疾患名症状とできる場所の特徴にきびとの違い・関係性
にきび(尋常性ざ瘡)毛穴の一致した赤み、腫れ、白い芯(皮脂)。毛穴の詰まりとアクネ菌の増殖が原因です。
脂漏性皮膚炎
(脂漏性湿疹)
鼻の脇や眉間、頭皮などの赤みと、フケのような皮むけ。マラセチアという「カビ」の増殖が原因です。ニキビのように芯(コメド)はありません。
アトピー性皮膚炎顔や首の強い乾燥、カサカサ・ジュクジュクした湿疹。アレルギー体質が根底にあり、毛穴とは無関係に面で広がります。
肝斑・色素沈着両頬などのモヤモヤとした黒ずみ。ニキビを潰したり長引かせたりすると、炎症後色素沈着としてシミのように残ることがあります。
アトピー性皮膚炎
脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)
肝斑・シミ

【西洋医学(病院)での一般的な治療】

病院(皮膚科)では、毛穴の詰まりを改善する塗り薬(ベピオゲルやディフェリンゲルなど)や、アクネ菌の増殖を抑える抗菌薬(ダラシン、アクアチムなど)が処方されます。炎症が強い赤いニキビには、抗生物質の飲み薬(ミノマイシンなど)が一時的に使われることもあります。

【薬剤師コラム①】抗生物質の長期服用と「ロキソニン」の影響

担当薬剤師:石川 満理奈(調剤薬局での勤務経験あり)

「ニキビがひどい時に抗生物質を飲むと引くのですが、やめるとまた出てきます」というご相談をよくお受けします。抗生物質は今ある強い炎症を鎮めるのに非常に有効ですが、長く飲み続けると腸内の「良い菌(善玉菌)」まで死滅させてしまい、結果的に腸内環境(免疫の土台)が乱れて肌荒れを起こしやすい体質になってしまうことがあります。

また、生理痛や頭痛で「ロキソニン」などの消炎鎮痛剤(NSAIDs)をよく飲まれる方も注意が必要です。痛み止めは胃腸の粘膜を荒らしやすく、東洋医学では「胃腸(脾)の荒れは、体内に老廃物を溜め込みやすくし、それが肌から溢れ出てニキビになる」と考えます。

漢方では、外からの塗り薬や一時的なお薬だけに頼るのではなく、胃腸を整え「老廃物を自らの力でスッキリと押し出す」内側からのアプローチをご提案しています。

太陽堂の漢方アプローチ|「血流」と「デトックス(解毒)」を整える

東洋医学(漢方)では、にきび・吹き出物の根本原因を、生理周期などに関わる血の巡りの悪さ「瘀血(おけつ)」や、食生活・ストレスによる過剰な熱と老廃物の停滞「湿熱(しつねつ)」、肌の栄養不足である「血虚(けっきょ)」と捉え、「いつできやすいか」「どこにできやすいか」「どんな色か」によって細かくアプローチを変えていきます。

お悩みのタイプ・特徴漢方的な見立て太陽堂の漢方アプローチ(働き)
【生理前にひどくなる】
顎やフェイスラインにできる
赤く腫れて痛むニキビ
血流の滞り(瘀血)
生理前にホルモンバランスが変動し、骨盤内の「血(けつ)」の巡りが滞ることで、肌に熱と老廃物が停滞している状態。
【血流を促し、巡りを整える漢方】
滞った古い血液をスムーズに流し、過剰な熱を穏やかに冷ますことで、生理前のホルモン変動に揺らぎにくい肌環境を育てます。
【暴飲暴食や疲労で悪化】
おでこや頬にできる
ジュクジュクした赤ニキビ
デトックスの弱りと熱(湿熱)
脂っこい食事やストレスにより、体本来の「解毒」の働きが追いつかず、余分な熱や油(湿)が皮膚から溢れている状態。
【熱を冷まし、老廃物を流す漢方】
体内にこもった過剰な熱をマイルドに冷まし、不要な老廃物を尿や便としてスッキリと排出させる働きをサポートします。
【生理の後半や終わりかけに】
背中にできる・冷え性
芯のある白ニキビ
栄養不足と代謝低下(血虚・水毒)
生理によって体内の「血(栄養)」が不足し、肌を健やかに保つ力が落ちて、毛穴に古い角質や水分が詰まっている状態。
【栄養を補い、ターンオーバーを助ける漢方】
体内に質の良い栄養を補給し、肌の隅々まで行き渡らせることで、古い角質がスムーズに押し出されるなめらかな土台を育てます。

※男性のしつこいニキビに対しては、こもった強い熱を冷まし、細菌が繁殖しにくい清潔な肌環境を内側から整える漢方をご提案することが多いです。

【薬剤師コラム②】「大人ニキビ」と食生活の深い関係

担当薬剤師:前原 信太郎(調剤薬局での勤務経験あり)

大人ニキビ(吹き出物)がなかなかスッキリしない方にぜひ見直していただきたいのが「毎日の食事」です。

欧米食化が進み、からあげや天ぷら、パスタ、スナック菓子など「油もの」や「糖質」の摂取量が多くなっています。東洋医学では、これらの過剰摂取は体内に「湿熱(ドロドロとした熱を伴う老廃物)」を生み出す大きな原因になると考えます。

いくら高価な化粧水や洗顔料を使っても、毎日の食事が油や白砂糖ばかりであれば、体は常に「老廃物の排出(ニキビ)」に追われてしまいます。太陽堂では、漢方薬で体のデトックス機能を助けるとともに、「どのような食事を控えるべきか」といった食養生のアドバイスも行い、二人三脚で根本からの体質づくりをサポートさせていただきます。

にきび(尋常性ざ瘡)のお悩みを和らげる漢方の症例

生理前の肌荒れや、治りにくい大人ニキビに悩まれていた方が、漢方を取り入れることで「ファンデーションが薄くて済む穏やかな日常」を取り戻された事例をご紹介します。

事例① 平成6年生まれ 女性|生理前に悪化する「顎と背中の赤ニキビ」

中学生の頃からニキビに悩み、大人になってからも顎(あご)や背中のニキビが絶えずご相談に来られました。特に生理前になると顔全体に赤く広がってひどくなり、生理が来ると少し落ち着くものの、完全になくなる前にまた新しいものができてしまう悪循環に陥っていました。

  • お悩み: 生理前の悪化、顎・背中・顔全体の赤ニキビ、重い生理痛。
  • サポート内容: 生理周期と連動する血流の滞り(瘀血)と見立て、①骨盤内から全身の血流をスムーズにする漢方薬、②古い角質やしこりを柔らかくする生薬を含んだ漢方薬をご提案しました。
  • 経過:
    • 2ヶ月後: 最初はゆっくりとした変化でしたが、少しずつ新しくできる数が減ってきました。ひどかった生理痛もマシになってきました。
    • 5ヶ月後: 顎や頬に少し跡は残るものの、赤く腫れるようなニキビはほとんどできなくなりました。「生理痛も楽になり、肌の調子も明らかに違います」とお喜びいただき、ご本人の希望により無事に服用終了(卒業)となりました。

事例② 昭和63年生まれ 女性|疲れるとできる「口周りの大人ニキビ」

数年前から、口の周りや鼻の下にできる吹き出物が気になり始めました。生理の周期とは関係なく、特に「仕事が忙しくて疲れた時」や「ストレスが溜まった時」に決まって同じ場所にできてしまうとお悩みでした。

  • お悩み: 疲労時の悪化、口周りの大人ニキビ、ストレス。
  • サポート内容: 疲労とストレスによる「デトックス機能の低下」と「熱の停滞」と見立て、体本来の解毒の働きを助け、皮膚の熱をマイルドに冷ます漢方薬を組み合わせてご提案しました。
  • 経過:
    • 1ヶ月後: いつもならニキビができるほど仕事が忙しかったにもかかわらず、新しいニキビができませんでした。ご本人も驚かれていました。
    • 3ヶ月後: 全く新しい吹き出物ができなくなり、肌が落ち着いた状態が続いています。
    • 6ヶ月後: 出張などで漢方薬が飲めない期間もありましたが、ひどくぶり返すことなく良い状態をキープできました。
    • 10ヶ月後: 順調な状態がしっかりと定着したため、再発の不安なく服用終了となりました。

にきび・漢方サポートについてのよくある質問(Q&A)

病院の塗り薬(ベピオゲル等)や抗生物質と一緒に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?

はい、もちろん併用可能です。

まずは皮膚科の塗り薬で毛穴の詰まりや今ある強い炎症をコントロールしつつ、漢方薬で「そもそも皮脂が過剰に出にくく、老廃物が溜まりにくい体質づくり」を並行して行うのが、再発を防ぐための理想的なアプローチです。

お薬手帳をお持ちいただければ、詳しく飲み合わせを確認いたします。

大人ニキビは治りにくいと聞きますが、漢方で変わりますか?

思春期ニキビと違い、大人ニキビは「ストレス」「冷え」「胃腸の弱り」などが複雑に絡み合っています。

そのため、外からのスキンケアだけでは限界を感じやすいですが、漢方で体の内側(土台)からそれらの原因を紐解いていくことで、トラブルの起きにくい穏やかな肌を取り戻されている方は数多くいらっしゃいます。

漢方薬を飲み始めて、どのくらいで肌の調子に変化を感じられますか?

お肌のターンオーバーの周期(約28日〜)や血流の滞り具合によりますが、早い方であれば1ヶ月から3ヶ月程度で「生理痛が軽くなった」「胃腸の調子が良い」「新しいニキビができにくくなった」といった変化を感じられる方が多いです。

肌の奥の環境がしっかりと入れ替わり、ニキビ跡が目立たなくなるには、数ヶ月単位でじっくりと取り組むことをお勧めしています。

その他にも疑問に思ったことがあればお気軽にお問い合わせください。

関連するお悩み(皮膚・女性の不調)

にきび・吹き出物は、単なる皮膚のトラブルではなく、ホルモンバランスの乱れや胃腸の弱さと深く関わっています。ご自身の症状に近いページもぜひご参照ください。

自律神経疾患
生理痛(月経困難症)
脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)
肝斑・シミ

太陽堂の特徴

”当薬局のHPをご覧いただき、ありがとうございます。
私たち太陽堂は「一人でも多くの方の笑顔を見る為に」という思いのもと開局しました。
漢方薬とお客様の出会いがお悩み、体質改善の一助になれれば幸いです。”

特徴その1.
当薬局では、お客様「ひとりひとりに合わせた漢方薬」をその場で調合いたします。
そのため初めてのご相談では、「約1時間~1時間半」ほど相談時間をいただいております。
(遠方のお客様や、お忙しいお客様へは配送の受付もしております。詳しくはお問合せください)

特徴その2.
お作りする漢方薬は、国内外から厳選した生薬の力を、余すことなくお客様に届けるため
「煎じ薬」をお勧めしております。

特徴その3.
当薬局は漢方専門の薬剤師が「得意とする専門分野」にわかれて日々研鑽しています。
お客様の健康を第一に考え、漢方の勉強会なども積極的に開催しております。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 前原 信太郎

「学術発表 実績」 
2017年 2021年 2025年 学術発表

調剤薬局の薬剤師として6年間勤めました。

漢方の勉強をして、より患者さんの治療の選択肢の幅を広げたいという思いから「漢方の道」に。

調剤薬局も経験している為、西洋学の知識も勉強を積み今に至ります。

薬剤師紹介

「担当薬剤師」 石川 満理奈

薬学部を卒業後、調剤薬局に勤務。

より患者さんの体質に沿った治療の選択をできるようになりたいという思いから「漢方の道」へ入りました。

少しでもお力添えできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

皮膚疾患
にきび(尋常性ざ瘡)・吹き出物
  • ピルやクロミッドをやめたい。PCOS(多嚢胞)の漢方改善
  • 高温期が続かない、着床しない。「フカフカのベッド」を自力で作る漢方

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